2023年、弊ブログからは累計60名が大学職員へと転職成功しました。
いままで累計で380名以上が大学職員へと転職しているのですが、みなさんが悩むポイントが非常に共通していると感じています。
特に、大学職員転職のエントリーシートで課される、「無駄に長い」志望動機では「何を書いたら良いか分からない」という人が続出。
ほとんど人は、なんとなく母校だからとか学生の就活支援をしたいというような薄い志望動機で埋めて提出し、不合格となっています。
逆に言えば、多くの人は対策不足で薄い志望動機しか出せていないので、きちんと対策したら合格できるというのが、大学職員転職なのです。
弊ブログの場合、毎年70名〜多い年で100名以上が大学職員へと転職成功しました。
その転職に向け、LINE@での無料相談に乗っていて感じることは、「本当に大学職員転職で勝負になる人は20%もいないな」ということです。
ほとんど人が薄い内容でしか志望動機を書けないので、対策したら合格可能性が非常に高いという点がポイントになります。
見かけ上の倍率はとても高い大学職員ですが、いままで300名以上が転職成功しているのを見ると、明確に対策のコツが存在します。
今日は、その大学職員転職での対策のコツのなかで、2022年に感じた最新版の執筆のコツをまとめてみました。
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大学職員の志望動機で初心者が失敗するポイント
大学職員の志望動機で、多くの転職希望者が共通して失敗するポイントがあります。
それは、大学職員の志望動機というものを大きく捉え過ぎて、「大学職員の志望動機(もしくは大学職員を志望したきっかけ)」になっているということです。
- 私が大学職員を志望したのは、学生の就活支援をしたい、教育から人を支えたい
- そのなかで、個人面談を通して成長を支援するときに、大学職員として民間企業の経験を伝えたい
簡単に書くとこのような内容で、これは「大学職員の志望動機」ではありますが、「受験先の志望動機」ではありません。
どういうことかと言うと、大学職員転職には「その大学でないとダメな理由」が必要で、大学のよってはエントリーのなかで、
- 大学職員を志望したきっかけを書け
- その上で、なぜ本学かを書け
と指定してくれている場合もありますが、ほとんどの場合は志望動機を書いてとのみエントリーシートに書かれており、そこでみんな失敗します。
つまり、なかなか大学職員転職が決まらない人というのは、その志望動機が一般論になりすぎていて、受験先大学にフォーカスできていないというのはあるのです。
特に、受験先大学にフォーカスして書くとなると、例えば、
- 【早稲田大学】プロフェッショナルズ・ワークショップ(プロプロ)を通して事務職員のSDも兼ねていることから、プロプロで「こんなことをして」、それは現職で培った「こんな経験を」「どうやって早稲田大学のプロプロで活かし」、「それが最終的に大学にどんな効用をもたらすのか」
- 【立教大学】2023年4月に設置されるスポーツウェルネス学部で、大学が地域の健康増進拠点として、「立教だからできるこんなこと」や「立教のスポーツウェルネス学部だからできる地域貢献」、「スポーツを通した立教キャンパス立地都市のこんな発展」に「事務職員としてこうやって関わっていきたい」
というレベルまで求められ、このようなレベルで志望動機を話せるようになるというのは、弊ブログの受験対策の最終目標です。
もちろん、いきなりここまで書くのはハードルが高いですが、考え方のコツを理解できれば、十分書いていけるようになります。
かなり、具体化になったと思いませんか?
そんなエントリーシートで大学職員転職を戦えるよう、弊ブログではLINE@でも無料相談もやっているので、質問はお気軽にご使用ください。
※手動で返信しているので、思い立ったタイミングで気軽にお送り頂けていれば大丈夫です。
大学職員の志望動機で大学の人事部はどこを見ているのか?
大学職員転職で、非常に多くのエントリーシートを弊ブログ経由でも拝見することがあり、通過するES・落ちるESには明確な差があると感じています。
人事部はどこを見ているのかという点にも繋がる視点ですが、一言で言うと「大学職員になりたい理由と向いているかどうか」を見ていそうです。
どういうことか理解する前に、まず大学という場所について知っておく必要があります。
大学には、大学教員と事務職員が働いており、意思決定は会議を通して行われます。
その際、教育に関する内容の最終決定権は教員にあり、事務職員が「主体的に」決定することはありません。
あくまでも事務職員が担うのは、教員の意思決定向けた論点の提示や整理、方向性の事前調整を経た会議での議論推移管理などになります。
つまり、大学職員として働くときに、民間企業でバリバリ先頭に立って引っ張っていたというPRのみでは弱いということです。
なぜなら、大学という機関の意思決定構造は事務職員が先頭に立って何かを決断するということは無く、それまでの調整役だからということです。
それを理解せず、ゴリゴリの営業的視点で志望動機を書いたところで、人事部からすると「分かってない」とか「和を乱しそう」と思われるのがオチです。
特に、大学職員転職って、大学が仕事が楽で休みが多いというので受けていくる人がほとんどな為、みんな明確な志望動機を持っていません。
もちろん、仕事としてはノルマも無いし休みも多い事務職ということで、年功序列だし最高なのですが、合格には一応取り繕っておく必要があります。
「大学職員の仕事を理解する」、「事務職員の意思決定構造を知る」というのは非常に重要であり、人事部もそれをかなり重視しているように思います。
弊ブログから累計380名以上が大学職員転職成功して感じたこの2つのポイントは、とても大切なので、志望動機に迷ったら立ち返る原点としておいた方が良いです。
大学職員の志望動機を時間が無いときに簡単に埋めるコツ
大学職員転職で一番の鍵になるのは志望動機なのですが、大学職員の転職理由自体が「現職が忙しいから」という理由で転職したいんですし、ESを書く時間を捻出するのがとても大変だと思います。
実際私が大学職員転職の準備をしていた時は、インターネットに情報がなかったので完全に非効率な我流でした。
毎朝7時〜22時までは仕事をしていて、仕事中にESを書くなんか不可能な環境だったので、仕事終わりからしか時間がありません。
22時に仕事が終わり繁華街のインターネットカフェに行き、いざ書こう!と思っても疲れて寝てしまい起きたらAM3時でそこからESを書くみたいな生活をしていたものです。
その当時はどうやったら大学職員に合格できるか分からなかったので完全に手探りだったのですが、暇な時間にブログを書き始めて様々な情報が集まってくると、通過のコツも自ずと明確になってきました。
特に、弊ブログでは累計380名以上が大学職員転職を決めたこともあり、合格・内定への確度を高める書き方というのもハッキリしています。
まず簡単に埋めるコツとしては、結論からその大学でやりたいことを書くだけなのですが、これがなかなか難しい。
そんな時は、弊Twitterにも大学職員転職ネタを投稿しているのですが、最近PVが多くて良く見られていたのはこんな感じ。
- 大学職員とは?仕事内容理解
- グランドデザイン答申で業界方向性
- 受験大の特徴的取組み&事務の関与法
- 近似偏差値大との取組み比較
- 教職協働の概念
- 大学の意思決定構造
大切なのは、一般論を排し、なぜその大学かに絞って余計な言葉を使わずに書くこと。
色々な〜とか様々な〜というような言葉は使った時点でアウトだと肝に命じ、具体的にその大学でやりたいことが何なのか明確化した上で執筆するのが良いです。
ただ、大学職員転職において「なぜその大学か」が非常に考えにくいのも事実。
文科省のグランドデザイン答申も参考になるのですが、その大学の志望動機まで落とし込めるかと言うと結構難しいかもしれません。
志望動機は派生やひらめきも大切なので、それが生まれるぐらいに情報をインプットするのも手段ですし、無料のLINE@相談でも思い浮かばない内容を質問することができます。
あなたの転職活動が他の人より有利になり、最終的に自分が勝つようにどう取り組むか、弊ブログでは一緒に進んでいこうと思っているので、お気軽にご質問ください。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント