そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 暇な大学職員は嘘なのか?
- 大学職員に騙されて転職した人の末路
毎日、Twitterで大学職員転職に関するネタをつぶやいてたらフォローワーが7,000人を超えた、暇な大学職員です。(@univadm)
転職相談は無料のLINE@が登録者数6,000人と日本最大規模までなぜか増加しました(他人には見られないクローズドな相談スペース:LINE@)
みなさん大学職員の転職活動ネタはほぼネットで仕入れることが多いのですが、ネットの情報って本当に正しいの?となるのは当然です。
暇な大学職員と検索しても、「嘘」とGoogle検索にでますから、どうなんだろうか・・・?とみなさんが思われることでしょう。
個人的には、それを踏まえた上で複数の情報ソースから判断したらいいのかなと思います為、さまざまな情報があったらいいのかなとは思っております。
特に、公式では「大学職員ってまじでボーナス高いし休みも多いから最高」なんか書けるわけ無いですし、実際転職したら日中暇すぎてずっとネットしてますなんかも書けるはずありません。
そのような本音を把握するという意味で、ネット情報はかなり有益ですから使い方、情報の獲得方法に注意したらいいかなと考えます。
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暇な大学職員は嘘ばっかりって本当?
暇な大学職員は嘘だ、大学はそんな楽な職場じゃない?と民間企業から転職希望の方の多くは、そう思われます。
当然、私もそのように思っていました。
ただ、実際転職してみて、仕事が暇すぎるから適当にTwitterを初めてみると、想像以上に大学職員転職を希望する方が多いことを知りました。
それと同時に知ったのは、みなさん調べ方が薄いので、本当に必要な情報に辿り着けていないということです。
たとえば、大学職員の年収ランキングでは、弊ブログが入手した情報をまとめていますが、さすがに全てが2021年度最新版ということはなく、一部情報が古かったりします。
ただ、このランキングまとめ意外も自分で情報を取得しようとすると、検索ワードの工夫や大学独特に検索ワードを使うことで、違う情報ソースに当たることも簡単にスマホで可能です。
スパイでも情報入手手段の多くは公開情報かららしく,大学職員転職でも必要情報は組合公式資料としてネット上に有り
例えば...大手私立大の年収(30歳)
*残業代含まない明治776万円
法政669万円
立教688万円
駒澤724万円
東京経済699万円東京経済は今週末に一次面接を実施💰
大切なのは「調べ方」— 暇な大学職員@2022年51名・累計308名が転職済 (@univadm) October 21, 2022
よく知られていることですが、スパイも情報のほとんどは公開情報から入手しているというのが言われていますから、Google検索を正しく使いこなせれば、より信憑性の高い資料に当たることも可能なのです。
この場合、30歳年収を大学別にまとめている某大学の教職員組合資料を使っていますが、このレベルならネットに公開されていますので簡単です。
また、大学職員のボーナスについては、リクナビやマイナビに情報を就活生向けに載せていることもあり、年収以上に簡単に知ることが可能です。
弊ブログもそれらの情報をコツコツまとめていたら、238大学のボーナス情報が貯まってきて、日本最大規模となりました。(>>30歳の大学職員でボーナスが230万円以上貰える大学ランキング)
このように、情報ソースを弊ブログやTwitterだけに頼るのではなく、複数の情報源に当たるという姿勢を持つだけで、一気に大学職員転職の正解は広がります。
まあそもそも、年収を心配する必要があるのは大手ホワイト企業勤務だけで良いというのが実態ではありますが。
その理由として、私立大学職員の平均年収は私学事業団が公開しており、43歳で年収734万円というのが私立大学平均の年収です。
公務員よりも全然高いですし、平均でこれなのでそこそこ大手の私立大学ともなれば年功序列で年収1,000万円ぐらいに簡単に到達します為、現職が中小企業勤務なら何も考えなく大学職員転職してOKじゃないの?というのが個人的な感想になります。
暇な大学職員は嘘だから騙されて大学事務に転職した
大学職員に転職して騙されたと思う人も当然います。
むしろ、私自身、そうでした。
大学事務に転職し、教務系部門に配属されたらネット情報だと繁忙期は毎日終電で有給休暇も全然取れないと書いてあり、ビビったのを覚えています。
ただ、実際配属されてみると、全然そんなことはなく、残業たくさんしている人もいるが早く帰っている人も全然いるという世界が広がっていました。
また、民間企業の感覚が転職当初は残っていたので、残業している=忙しいと思っていたのですが、その忙しい忙しいと言っている人からの業務を引き継いだら、ほとんどが手作業でそりゃ時間かかるよねというような物だったことも多数。
結局、大学職員ってノルマが無い仕事かつ終わりもない仕事(無駄なことを丁寧だと勘違いできたら無限に残業できる)だということを体感し、結局人次第なんだなと思ったものです。
>>大学職員を1週間で辞めた20代男性「何も仕事がなく、1枚のプリントを4時間かけて読んで1日が終わった」
これはかなり極端だと言っても、大学職員って担当制の究極の縦割りなので、新しく配属された人が暇してても担当じゃないけど「この仕事やってね」と言われることはないですし、業務が特殊なのでいきなり新しい人に担当させるのも難しいです。
例えば、教員からゼミ要項を集めて学生募集の教室を予約してガイダンスをするという教務のオーソドックスな仕事では、都度スポット対応で教室予約してねとかは依頼できたとしても、その他の業務は資料作成の手順もあるので急に依頼しにくかったりします。
また、これは大学職員が忙しいと言っている人にも同意されますが、大学という世界はマニュアルが無くかなり口伝で業務が伝わっていく傾向なのは、どこの大学も一緒みたいです。
それに、事務職で死ぬほどEXCELやWORDを使うのに、そのフォルダがぐちゃぐちゃで何が最新版かわからないみたいなことも多くあるらしく、それらを読み解くのに時間がかかるというのは私も非常に同意できます。
結局、大学職員という仕事は非常に縦割りなので、情報整理がとても重要であり、また仕事がどこに繋がっているか(どこかを変更するとどこに影響出る?)を想像する必要があるので、それらができてないと残業が増えるんじゃないかなと感じました。
結局、人次第でしょ。
というのが答えなのですが、民間企業のようなノルマや出世競争も無いので、そこそこ忙しいなかでも真剣に働かなくても気楽であるというんは大学職員に転職したメリットです。
それに、仕事自体が完全なる事務職なので数字を上げるとか今月のノルマを締日までにみたいなプレッシャーも皆無な為、残業していても特にプレッシャーは無いからみんな残ってるんだろうというのが想像です。
なので、大学職員転職を目指す人は、大学職員は忙しいというのは忙しいと思っている人が言っているということを認識し、言葉を額面通りに受け取らない姿勢が必要ですし、その姿勢は弊ブログを読むときにも是非持っておいてください。
ただ、弊ブログから累計300名以上が転職に成功し、仕事が忙しいとLINE@でその後の連絡をくれた人は2名ぐらいしかいない事実はあるので、そこからご判断頂ければと思います。
転職活動をするにあたり、これどうしたらいいのかな?どうやって書いたら良いのだろう?という質問は無料のLINE@をご活用下さいませ。(他人には見られないクローズドな相談スペース:LINE@)
noteも書いて、随時情報をアップデートしています。
>>【5,800文字・全文無料】2022年1月〜8月の大学職員選考振り返り