そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 大学職員の本当の離職率の実態
- 大学職員をやめとけという人はこんな人
弊ブログからは2022年4月時点で18名、累計275名が大学職員へと転職しました。
弊ブログから大学職員へ転職する人は、現職が結構ブラックで休みが少なかったり年収が低かったりという悩みがあるのですが、そんな悩みを大学職員へと転職することで解決しています。
ただ、大学職員という業界は情報が少なく、本当に大学職員は離職率が低い仕事なのか心配だという人も転職前の人で一定数います。
今日は、そんな大学職員へと転職したいけど離職率が心配だという人に、大学職員の離職は最近どうなってきているのかお話することにしました。
私自身、毎月の残業時間が100時間以上のブラック企業から大学職員へと転職したら、ノルマや出世競争から開放されて毎月の残業時間もほとんどゼロへとなりました。
大学職員の離職率は最近上昇しているから大学職員なんかやめとけという人も実は最近増えていて、年功序列で年収1,000万円の大学職員を辞めた人もいます。
>>大学職員はやめとけ|誰でも年収1,000万円なのに辞める理由は?
現役の大学職員が、大学職員の離職率について、考えてみました。
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大学職員の離職率の実態まとめ
大学職員の離職率とは、民間企業と比較するとだいぶ低い実態が調査してみるとありました。
- 九州産業大学:過去3年間離職者0名
- 千葉商科大学:過去3年間離職者1名
- 東京理科大学:過去3年間離職者0名
- 日本体育大学:過去3年間離職者0名
- 明治学院大学:過去3年間離職者0名
マイナビ2023を参考に、各大学の離職者数をまとめてみましたが、新卒で大学職員になったらほぼ辞めません。
これらの大学の大学職員の年収としては、日本体育大学だと年収1,000万円に年功序列で到達しますし、大学職員でノルマも無いので精神的なプレッシャーも皆無です。
そういうぬるま湯的な環境が大学職員の魅力なので、離職率の実態も実は低いというのが正解です。
ただ、最近は、 >>残業もなく成長もない 「ゆるブラック企業」増殖中? というような、働き方改革でホワイト化しすぎて新入社員の成長実感が無いことも問題視されてきているようです。
ただ、大学職員に中途採用でなろうとする人からすると、仕事なんかワークライフバランス重視でホワイトな方がいいに決まっていますし、ゆるふわが良いから大学職員になるのにという感じ。
大学職員辞める若手は、みんなこれ
ゆるふわ職場が嫌で青い鳥を探しに行く🐥
それが30歳前後になると、一流企業の海外駐在を辞めてでも大学職員に転職してゆるふわを望む人もいる
世の中の不思議
一時の感情で、自分はフルパワーで走り続けれる人間だと思っても、実際はそんな人一握りだから要注意 https://t.co/rX4azoDx2o
— 暇な大学職員@2022年18名・累計275名が転職済 (@univadm) March 29, 2022
大学職員でも、よく分かっていない勘違いしている新卒ちゃんが、「成長(笑)」を求めて大学職員を辞めたり、友人と比べると仕事が楽すぎることに悩んだりしている現場にはよく遭遇します。
中途採用で大学職員になる人は、仕事よりも自分のプライベート重視だと思いますから、そんな勘違いを起こさずに、大学職員になって自分のワークライフバランス最適化のみに全振りして大丈夫ですから、安心して転職してください。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
大学職員に転職失敗したなと思う瞬間は?
大学職員に転職失敗したなと思う人は、意外と多いです。
大学職員に転職してみて、ブラック系の民間企業から比較すると、ノルマや出世競争が無くなって、年功序列で年収1,000万円の世界になりましたが、中途採用者でも大学職員を辞める人は結構見てきました。
大学職員に転職失敗したなと思う最大の理由は、大学職員という仕事が超絶つまらない事務であるということ。
大学職員はクリエイティブ、専任職員はアドミニストレータとして大学課題を解決とか採用サイトで言っていますが、実際はほぼ全ての仕事が前例踏襲主義の定型業務です。
公務員よりも公務員的なこの世界で、生産性の無い仕事をしている自分に不満だったり嫌だったら、大学職員への転職は失敗したなと思う中途採用者は意外といます。
大学職員はやめとけと、中途採用者で来た先輩はそう言い残して辞めていきましたが、大学職員への転職を失敗だと思わない為には自分自身のマインドセットがとても大切な気がします。
特に、前例踏襲主義のルーチンワークは全く面白いとも思いませんが、それをやってるだけで年功序列で年収1,000万円、夏休みも3週間という民間企業はもうこの世の中にありません。
仕事内容に期待せず、自分自身のプライベートを充実させるために大学職員を目指すというのが、実は1番いい選択肢と言えるのです。
大学職員を辞めてよかったと思う人は幸せな気がする
大学職員を辞めてよかったと思っている中途採用者ほど、まともな人が多いのも大学職員の特徴です。
大学職員という仕事は、ノルマや出世競争は無いので民間企業より最高ですが、働いている人間は基本的にまともな人の方が少ない気がします。
私自身、民間企業から大学職員に転職して、自分の担当の仕事意外をやりたいとも思わなくなりましたし、特に忙しくも無いのにちょっと仕事が増えるだけで面倒くさくなります。
民間企業の時の1,000分の1ぐらいしか忙しくない現在ですが、もうその日常に慣れすぎて、仕事をしようという気が全く起こらないのです。
その為、モチベーション高く大学職員に転職してきた人がいたとしても、多くの人は特にやる気があって大学職員をしている訳ではありませんし、考え方も公務員以上に保守的です。
仕事内容も、前例踏襲でやってもやらなくても大して変わらなさそうなことに時間を掛けていることも多々あり、生産性ゼロの内向きな仕事をひたすらやってる感じです。
そうなると、まともな感覚な人ほど、大学職員を辞めてよかったと思いますし、大学職員なんかやめとけといえる人こそ、正常で幸せな気がします。
仕事の面白さは特に無いですが、民間企業と比較すると休みが異常に多く、事務職なのでノルマや目標も無くて休みやすい仕事であることは間違いありませんから、モチベーションはそれぐらいでしょうか。
その環境こそが自分が望んでいたもの!という覚悟を持てる人だけが、大学職員という特殊な環境で生きていけると思います。
大学職員はすごいと思う必要がないから転職にチャレンジ
大学職員になる人はすごい!と思ってしまうと、大学職員の見かけ上の倍率に騙されて、自分自身は大学職員になることはできません。
確かに、大学職員の倍率は中途採用だと100~300倍とも言われていますが、弊ブログから2022年で18名、累計275名が大学職員に転職しているのを見ると、普通の人こそが大学職員に転職成功しています。
特に、大学職員の場合は「大学職員という特殊な仕事をどれぐらい理解しているか」ということが重要であり、それはスペックが高い低いに関係なく、勉強するだけで身に付く為、対策可能です。
弊ブログから累計で275名以上が大学職員に転職成功しているのを見ると、大学職員がすごいと神格化しすぎず、きちんと自分自身で大学職員への志望動機や転職理由のブラッシュアップをするのが大切です。
そうすると、見かけ上の倍率が100~300倍であったとしても、実際本当に対策してきて勝負になるのは、倍率的には10倍も無いんじゃないかなと感じます。
大学職員をすごいすごいと思ってしまうと、大学職員の選考を通過することが難関に見えてきますから、弊ブログで大切にしている大学職員の仕事理解を進めて、選考へ向かっていって欲しいと思うのです。
大学職員に転職すると、ノルマや出世競争とは皆無の世界で年収も年功序列で1,000万円と、仕事は事務職で楽なのに待遇は一流企業並というすごい世界です。
その世界に自分も入るために、大学職員はすごいと思わず、転職への準備を進めて頂きたいと思います。
実際、大学職員になってみると、大学職員はやめとけと言って年収1,000万円の大学職員を辞める人もいますが、ぬるま湯でまったりしたい人には最高のワークライフバランスが待っています。