そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 地方公務員を辞めて転職しやすい仕事は、大学職員
- 地方公務員から転職するとコスパ良いのが大学職員である理由
地方公務員から転職したいという方は、弊ブログ宛の無料相談LINE@にもかなり多いです。
公務員って年収も高いし仕事も楽なんでしょ?とネットでスケープゴートにされていますが、実際はある程度の学歴以上であれば友達より年収は低いですし、部署によっては市民の相手をしないといけないので、基本的にダルい仕事です。
公務員の現状に嫌気が差して、弊ブログを読んで大学職員に転職していく方も多いですが、大学職員のほうが公務員より1.2~1.5倍は年収が高い上に、相手にする人間の民度も大学生と教員なので市民よりマシですから、コスパ最高になります。
弊ブログからは、累計261名が2022年2月時点で転職成功しており、地方公務員から転職したいのであれば、圧倒的に大学職員がお得な理由をご説明致します。
ぶっちゃけ、どっちも仕事は面白くは無いですが、大学職員のほうが公務員より休みも多い(夏休み2週間以上)ですし、平均年収も公務員平均よりはるかに高いので、お得だということをお知らせしたいです。
>>大学職員と公務員どっちが良いか比較するまでもない理由とは
ちなみに、公務員と大学職員は仕事の進め方は似ていますから、大学職員への転職では公務員の人は比較的有利です。
それを踏まえて、いまよりも生活レベルが上がって休みも増える大学職員への転職を、地方公務員からの転職検討組はぜひ考えてみれください。
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公務員から転職で年収アップできる仕事は大学職員がコスパ最高
地方公務員とは、都道府県などの各自治体に勤務する方々で、行政職の県庁・市役所勤務、小中高の教員、警察官、消防関係の人を指し、日本全体の公務員の80%を占めています。
地方公務員に合格するには統一試験を突破する学力が必要で、多くの人は公務員試験への合格を目指し、大学生の間などに勉強を積み重ねてきた、継続力のある人が多いです。
そんな人は大学も一定のレベル以上であることが多い為、同級生にも大手企業勤務も多く、20代後半~30代ぐらいになると、かなり公務員と民間企業で年収に差がついたなと感じる場面も多いはず。
公務員の平均年収だと、最新情報(2021年9月@東洋経済オンライン)では、平均年収1位が神奈川県厚木市で739万円、2位が東京都武蔵野市で737万円、3位が東京都三鷹市の734万円と、平均年収でもその程度です。
これが、私立大学職員の平均年収となると、早慶~地方Fラン大学までの平均年収で734万円(私学事業団調べ)となり、平均の時点で公務員の上位クラスが確定している状況になります。
大手私立大学となると、730万円ぐらいの年収は30代前半で年功序列で誰でも達成でき、40代で年収1,000万円ぐらいになりますから、地方公務員からの転職で年収アップしたいなら、大学職員がコスパ最高となるのは間違いないです。
しかも、ネットでの公務員叩きはあっても、私立大学職員叩きは見たことありません。
最終的には税金から各大学への補助金は出ていますが、多くは自前で稼いでいるということになっているので、分類上は民間企業ですから、「税金ガー」みたいな叩きようがないのもメリットです。
なので、地方公務員から転職したいけど、ゴリゴリの民間企業は嫌という人は、年功序列でノルマも無い大学職員あたりがベストという結論になります。
地方公務員から転職したい20代が取り組むべきこと
地方公務員から転職したい場合、20代・30代が最も転職しやすい年齢になります。
公務員も配属ガチャがあり、市民の相手や福祉系部門などはハズレとされています。
ただ、公務員の中枢に近い部署に行ったとしても、忙しいだけで残業代がフルに出ることもなく、そもそも忙しくなってもほぼ年功序列なので、時間辺りのコスパは最悪となりますから、最近の若手でそのような部署に行きたい人は少ないでしょう。
本庁の忙しさに影響が無くて、市民の相手もしなくていい楽な部門となると、公務員は最近叩かれているので天国部署も減ってきていますから、配属ガチャが外れると面倒くさいです。
それであれば、地方公務員から転職したい20代は、大学職員になったほうが年収も上がって休みが増えますからコスパ良いですし、仕事も公務員と似ているので、大学職員への志望動機などは組み立て易いのが特徴です。
特に、20代の地方公務員であれば、政策提言的な部署よりも、実務をひたすらこなす部署が多いと思いますし、公務員の場合は社内調整事項や、法律の解釈や運用部分で確認する事項が多いと思うので、マルチタスクに物事に取り組むことが強みになるのです。
>>大学職員の志望動機を〆切ギリギリでも失敗せずに書けるノウハウ
これは、大学職員の仕事でも共通しており、大学事務も社内調整や過去の経緯を踏まえた対応、そして教員の対応(公務員の、議員>事務という構図と同じ)は公務員と似ているので、それらで大切にしていた能力をPRしていくことは非常に重要です。
また、大学職員の仕事は公務員と同じく非常に見えにくい(=窓口対応ぐらいしかイメージが沸かない)為、転職したい20代は、まず大学職員という仕事がどうやって進んでいくかを学んでいくことが重要です。教員>事務職員という決定権の構図ですが、事務職員が主導で動かしている部分も多く、議員>公務員の関係と同じで、下準備をどれだけするかという仕事であることを知ると、選考で有利に進んでいきます。
2022年1月だけで大学職員の求人は96件あり、これからの時期は4月採用や10月採用を目指して求人数が増加していきますので、早めに動き出すのが成功の秘訣です。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
地方公務員から転職がもったいない?そんな訳ないでしょw
地方公務員から転職するのはもったいない?と親の世代には言われるかもしれませんが、もう現代では公務員が最高にコスパのいい仕事という幻想は崩れ去っています。
むしろ、予算が厳格に決められている為、忙しい部署でも定員は増えないですし、残業代もフルには出ない地方公務員がほとんどです。
地方公務員に採用されるレベルの人は、民間企業でもそこそこ大手以上には行けましたから、そうすると最近の大手民間企業はコロナ禍でテレワークも多いですし、新幹線通勤もOKなので満員電車とも無縁になり、明らかに民間企業のほうがホワイトになっています。
それなのに、公務員というだけで格好のスケープゴートにされていますから、公務員のコストパフォーマンスは悪化していっているという感じです。
そうすると、公務員よりもいい仕事を選択したいと思いますが、公務員が民間企業で通用するようなスキルも得にくい仕事であるため、転職活動をしてもマシな民間企業は残っていない現実があります。
なので、公務員からの転職であれば、前職を問わない(例:新卒ですぐやめた人でもちゃんとした志望動機さえあれば合格している体験談)大学職員のほうが、転職成功確率が高いと言えます。
地方公務員の仕事に面白さを感じているなら別ですが、仕事が面白くなくて飽きる上に、年収も公務員のほうが大学の同級生と比較すると明らかに安いと言えますので、そうすると転職するのがもったいないという感情は湧いてこないはずです。
むしろ、公務員を脱出できて、待遇の良い民間企業や大学職員に転職できるほうが勝ち組な気がしますから、転職活動は早めにやったほうが失敗しないです。
>>毎月100件前後の大学職員求人をまとめているページ(大学別の待遇も確認できます)
ママさん地方公務員から転職するなら休みやすい大学職員が良い
地方公務員の人は、女性でも共働きの人が多いです。
産休や育休の取得しやすさはやはり公務員は民間企業の比ではありません。
民間企業も、大手企業であればかなり充実した制度を使えますが、大手以外だと使いづらいとか時短勤務がしにくいなど、周囲の目を気にして休みにくいという会社がまだまだ多いです。
そう考えると、公務員のままでも良いかなとも思いますが、今後の生活費などを考えると、年収が高くて休みやすい大学職員も選択肢に入れておいたほうが幸せになれると思います。
大学職員も休みやすさは公務員と同じですが、時短勤務の幅や1時間単位での年休が取得しやすい、大学が女性研究者の活躍を目標に挙げている時代なので学内に保育所がある大学もある等、女性の活躍に大学もかなり力を入れています。
そのため、公務員以上に子育てがしやすい環境でもありますし、更には公務員よりも年収が高くて夏休みが2週間以上あるので子供との時間も取りやすいなど、メリットが多いのも特徴です。
また、大学職員は女性の割合も高く、選考段階で子供がいるからとか、年齢的に結婚して育休に入るから転職活動で不利になるということもありません。
民間企業でも、企業規模が大きくないと女性の働きやすさに取り組めないですが、大学の場合は国として女性活躍に力を入れていることから、かなり学内の制度や施設も充実していきているのです。
女性と子供がいることへの理解が深いというだけでも大学職員へなるメリットはありますし、あとはキャンパスも決まった場所にしか無いので転勤も無く、女性の大学職員は非常に働きやすいから辞めている人も少ないという現実があるので、オススメです。