そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 大学職員の転職で一番難しい「なぜこの大学なの?」への答え方
- 180名以上が大学職員へと転職した、みんなが知らないノウハウ
弊ブログからは、2020年だけでも12月現在で108名、累計184名が大学職員へと転職しました。
大学職員への転職メリットは、年功序列で誰でも年収1,000万円、ノルマが無いなど数多くあります。
ボーナスもこんな感じ。
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今日は、そんな大学職員にはどうやってみんなが転職したのか?
年間100名以上が大学職員へと合格した転職ブログが大切にしている、考え方のポイントをシェアさせていただきます。
弊ブログから大学職員へと合格するひとは、「なぜこの大学?」という面接官への質問の回答の仕方が落ちる人と違うので、そのコツを公開します。
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大学職員の面接で聞かれる「なぜこの大学?」は何を見ているのか
面接では、長々した前置きの質問よりも、このようなシンプルな質問が最も難しいです。
これは、自分自身が面接を受けているときも同じで、長く話す=それで上手くごまかせる、煙に巻ける、論点をずらせるというメリットがあります。
なので、大学職員の面接を自分自身がやるときには、シンプルに聞いて、「短めで回答してください」とお願いしています。
これをすることで、よく考えてる受験生とそうじゃない受験生が簡単にあぶり出されるのです。
「なぜこの大学なの?」
大学職員への転職を考えてる受験生の方は、このシンプルな質問に短く答えれるように勉強していくのが最も重要です。
- その大学の特徴的なプログラムを挙げてみる
- 大学職員としての働き方で、いまの仕事と紐付けて回答する
- その大学の目指すとこ(例:近大なら新しい序列・価値の創造)に貢献できると答える
アプローチの仕方は、さまざまです。
ただ、大切にしてほしいのは、「なぜこの大学?」の質問に対して小さくてもいいので、その大学の特徴的なプログラムは必ず入れてほしいと思います。
例えば、リクルートエージェントで紹介されることの多い、同志社大学や学習院大学・京都先端科学大学ではアプローチの仕方も異なります。
同志社大学であれば、「PBL推進センター」において、前職で培った調整力を活かしたいとなりますし、学習院大学や京都先端科学大学では、上位大学にない就職活動への取組みなどに自らの能力を活かしたいとなります。
それらの、具体性+その具体性への現職の能力の活かし方が、「なぜこの大学?」の答えとなるのです。
では、実践編として、現役大学職員が考える「なぜこの大学?」への答え方の作り方を、次から見てみましょう。
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現役大学職員が考える「なぜこの大学?」への答え方
「なぜこの大学なんですか?」
このシンプルな問いは、面接で聞かれたときに威力を発揮します。
準備不足なら、シンプル過ぎる質問に答える難易度は高く、しどろもどろになって即終了するからです。
弊ブログからは、2020年だけで100名以上が内定し、累計でも180名以上が大学職員へと合格していますが、このシンプルな問いへの答え方をさまざまな形で提供しています。
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【2023年12月版】大学職員の志望動機をコピペだけで簡単に書く
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ぜひ、ブックマークしてこの記事と並列に見てみてください。
志望動機の実践的な探し方は、この下の部分から順を追って解説しています。
「なぜこの大学?」=その大学で取り組める小さくてもいいプログラムに、現職の仕事を関わらせ、大学職員の働き方を『想像』すること
この、考え方の組み立ては是非、覚えておいてください。
特に、そのなかでも重要なのは、『大学職員の働き方を<想像>すること』です。
なぜなら、『大学職員の働き方は〜です』と断言して面接で話し出すと、面接官の本心では『いやいや、それ全然違うよ』となってしまい、その時点でバリアが張られて話している内容が入ってきません。
ただ、それを、『大学職員の働き方のなかでも、◯◯◯の実現には、事務職員として◯◯◯な能力が必要だと仮定し、教員を動かしながら〜』とすることによって、事務職員として必要な能力を仮定しただけなので、それほど気になりません。
人間の心理として、断言され、それが間違っていると指摘したくなるものです。
それを、『仮定する』という方法で和らげつつ、『自分は〜だと働き方を考えたのですが、実際の運用はどうですか?』と質問もできる余地を残した格好になります。
このあたり、実際に転職エージェントでとの面談で練習することもできますし、弊ブログの今日のこの記事でも次から考え方のコツを掲載します。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
大学職員への転職で「なぜこの大学?」が思いつかないときの対策方法
『なぜこの大学ですか?』
今日のこのテーマは、シンプルですが、答えれないひとが大学職員の面接では非常に多いです。
弊ブログからでも、以下のような基礎を固める記事で『大学職員としての働き方』までは完成している人が多いのですが、内定にはそこからもう一歩踏み込んでいく必要があります。
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時間が無い!大学職員の面接対策で簡単に合格レベルになれる方法
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特に、『なぜこの大学ですか?』が全く思い浮かばないというのであれば、以下の手順でまずあぶり出していく作業が必要となります。
ちなみに、その際、無料相談のLINE@でもよくご相談いただくのですが、第二新卒であったとしても、『学生時代ではなく、現職のネタを無理矢理でもいいからもってくる』は当たり前です。
- 働く上で大切にしてることを考える(例:周囲のひとを巻き込んで行動する)
- その大切にしたことが大学職員にどう活かされるか想像する(例:教職協働で教員の決定を補佐できるように仕事へととりくめそうだ)
- その中で、受験先大学の特徴的なプログラムを見つけておく
- 最後に、その特徴的なプログラムへの関わり方(教員との関わり方、学生への教育効果)に対して、現職のどんな能力が活かせるかをまとめておく
これらの順番で、いきなり受験大学の特徴的なプログラムを調べるのではなく、自分自身の能力の棚卸しもしてしまうのが重要です。
では、実際に『特徴的なプログラム』はどのように見つけたら良いのでしょうか?
「なぜこの大学?」かは大学職員がいつも読むサイトから事前準備
filetype:pdf
検索すると、大学職員の転職準備ネタの宝庫💰
○志望動機
○働き方
○どんな能力が必要?
○その大学の課題は?普通のGoogle検索よりも有益な転職準備ができるネタがゴロゴロ。 pic.twitter.com/RfShAVM0YJ
— 暇な大学職員@今年105名・累計181名が転職済 (@univadm) August 11, 2020
特徴的なプログラムの探し方は、普通にGoogle検索してるだけじゃ見つかりません。
それは、Googleで検索すると大学の公式HPしか出てこないことが殆どだからです。
そうなると、他の受験生との差別化や、誰かの見解(公式HPだと見解を書くというよりは紹介になる)を知ることが、大学職員の面接対策における、自分自身の引き出しを増やすことへと繋がります。
- filetype:pdf 検索により、誰かが書いた論文や文書ファイルを探すことができる。(=公式HPには無い『見解』を自らのものとして吸収できるチャンス)
- 『大学時報』を見ることで、他大学の取組みにふれることができる
特に、『大学時報』は日本私立大学連盟が発行する、大学職員がよく読む媒体になります。
大学の場合、他大学の取組みを非常に気にする、参考としようとする傾向が強く、他大学事例や課題意識を知っておくには非常に重要なポイントとなります。
例えば、『大学時報(9月号の』の特集記事である、『コロナ禍における大学の取り組み』では多くの他大学事例が紹介されただけでなく、実際に大学職員の転職面接やグループディスカッションの題材にもされており、事前に読んだ人が非常に有利でした。
これらの知識のインプットに加え、無料相談のLINE@もタダで質問してもらえるとアドバイスも可能です。
【全部ホンネ】現役大学職員が思っている本当の「なぜこの大学?」
とまあ、これまでの考え方は、あくまでも『面接用』の答え方でした。
ただ、ぶっちゃけると『なぜ大学職員なのか?』、『なぜこの大学なのか?』という質問において、中途採用であれば、答えは一つに決まっているかと思います。
大学職員って楽そうだし、給料も良いって聞くから
これが真理ではないでしょうか。
私立大学職員という業界自体が高給であり、私立大学職員の平均年収は734万円(日本私立学校振興・共済事業団調べ)です。
地方Fランク私立大学〜早慶まで、ALL私立大学の平均値がこの金額なので、民間企業と比較しても非常に年収が高いと言えます。
全上場企業の平均年収は630万円(商工リサーチ・2020年3月期決算「上場企業1803社の平均年間給与」調査)
コロナ禍でも大学が潰れることはありませんでしたし、ボーナスも景気で大きく影響するようなものでもありません。
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30歳の大学職員でボーナスが230万円以上貰える大学ランキング
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大手私立大学ともなれば、年間のボーナスが300万円を超えることも普通であり、その待遇は日本の大企業並と言えます。
12月16日に公開された、『「1位は3000万円超」平均年収が高いトップ500社ランキング2020』に当てはめると、例えば公開情報である法政大学の年収(41歳・977万円)では、日本の一流企業のなかでも120位と健闘。
このあたりの待遇の良さは、大学職員へと転職したいホンネといったところでしょうか。
景気の影響もなく、出世競争やノルマも無し。そして年功序列で、誰でも年収1,000万円ぐらいに到達する大学職員という仕事は、待遇面でも非常に魅力的です。
弊ブログから180名以上が大学職員へと転職していますから、転職エージェントの活用と合わせて、大学職員の道を進んでいただければと思います。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
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