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情シスへの転職なら大学職員になるのが最もホワイト【人気の理由】

 

大学職員に転職したいひと『いまシステム系の仕事をしているんですが、忙し過ぎるので転職したいです。大学職員の情シスってどうですか?

 

そんな疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • 情報システムの大学職員の求人の探し方
  • 大学職員の情報システム部門へ転職できる大学職員的視点

 

弊ブログからは2020年だけでも、5月末時点で30名が大学職員へと合格しています。

 

累計の大学職員内定者数は115名となりました。

 

大学職員の転職は大きく分けて、3つに分類されます。

 

  • 専任事務職員(総合職)としての転職
  • 専門職(障碍学生支援など)としての転職
  • さらに専門職である情報システム部門・管財系部門としての転職

 

専任の事務職員であれば、配属部署は学生センターから学部事務所、寄付を募る校友部など、多岐に渡ります。

 

ただ、専門職である求人の場合は、最初の配属は特定部署になっており、そこから異動があまりないことも多いです。

 

情報システム系部門に配属される元エンジニアの人や、管財系部門に配属される設計士などの有資格者がそれにあたります。

 

最近では、リクルートエージェントに学校法人立命館が情報システム担当・ネットワーク担当ということで非公開求人を出しています。

 

また、 dodaでもITやシステム部門担当者として、特定の非公開求人を出しました。

 

このように、情報システム系企業の方は、大学職員に転職しやすい土壌があります。

 

その場合、ご自身の専門分野に関することはなんでも話せると思いますが、やはりなぜあえて大学職員なのかなどの部分は選考で問われます。

 

本日は、その大学職員ならではの面接を突破する方法として、現役大学職員の視点からまとめました。

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情報システム部門の大学職員ってどんな仕事をしている?【情シスの現実】

 

高等教育機関としての大学において、高度化や国際化を推進していく大学教育は今後より一層、役割が大切になってきます。

 

そのなかで、情報システムに視点をおくと、情報教育を支援し、推進していくという責務について事務職員は非常に重要な職責を担うといえます。

 

職員が行う業務として、情報教育の環境設定や大学における情報インフラともいうべきインターネットを始めとするネットワークの構築や管理など多岐に渡ります。

 

また、教学支援や事務システム、さまざまな情報メディアについて、IT化が進む中、アプリケーションやシステムの開発、サービスの提供など職員が果たす役割は大学において主要な位置を占めているといっても過言ではありません。

 

今回の記事では、私立大学で教員や学生を支援する現役大学職員としての視点から情報システム部門における職員の役割について解説します。

 

大学職員に転職したい方、必見の情報をまとめました。

 

大学における情報システム部門の役割とは?

 

大学における業務は、さまざまにシステム化やIT化され効率化が図られています。

 

大学の中枢的な役割である、教育においては、PC教室やマルチメディア教室(ラボ)での情報教育支援や情報利用環境の設定、ソフトウェアライセンスの管理が教学支援として挙げることができます。

 

また、情報インフラとしてのネットワーク環境の整備を進め、学内のネットワークだけでなくインターネットを通じた情報基盤を構築し、十分な情報セキュリティ対策を講じたネットワーク利用環境や付随するサービスを提供し、安定したネットワークの稼働と利用を可能にしています。

 

他にも、情報システム部門による事務システムの開発や運用・保守においても極めて重要な役割を果たしています。

 

各学部のカリキュラムに則した授業支援としての開講科目登録システム、奨学金の管理を行う奨学金システム、就職情報を提供する就職支援システム、学費を管理する学費システム、大学の収支を管理する財務システム、図書館システムなど多岐に渡るシステムやサービスを運用し、学生の学習支援、学生生活支援や大学の財務状況の把握など大学の基軸ともいえる業務の推進を担っているのです。

 

関連記事>>>大学職員に転職できる志望動機の作り方【現役職員が書くゼミ運営】

 

どの大学も、学生の履修データは卒業後の証明書発行などども関わってくる為、システムで管理しています。

 

むかしは、OCR用紙などで受講申請を行っていたと思いますが、いまはオンラインが主流です。そのような時代の移り変わりには必ず、情報システム部門が関わっています。

 

さらに、大学の政策の実行に際し、多様な視点から分析された情報の提供や情報システムの構築が必要とされ、情報システム部門はこうした役割を使命としつつ大学行政に寄与しています。

 

このブログから407人が大学職員に内定しました

2024年4月までに

大学職員を目指せるエージェントのまとめ

 

弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。

 

大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。

 

弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。

 

早めの登録と活用がポイントになります。

 

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情報システム部門所属の大学職員の役割について

 

かつて大学におけるシステムは、内部開発及び職員による運用が基本とされていました。

 

そのため、いまは情シス勤務でなくても、とんでもないぐらい教務システムに詳しいおっちゃんとかがいます。

 

その人達の時代は、自前でサーバーを準備し、自分たちでプログラムを書いて開発していたみたいです。

 

しかしながら、現在、情報システム部門に所属する職員の役割は、教学支援システムや事務システムの開発に携わることではなく、システムの企画・立案と運用・保守が主たる責務と変化しました。

 

大学の施策の策定にどのような情報資源が必要なのか、学生にとって利便性あるシステムとは何であるのかなど、緻密な分析を基に将来的にはどのようなサービスが必要なのかを検討し評価していくという姿勢が求められる役割となります。

 

こうなると、必要なのはプログラムの実務知識ではなく、大学の教務に関する知識だったり、授業に付随するシステムとの連動知識だったりします。

 

つまり、実務担当者ではなく、プロデューサー的役割を求められ、教学部門やキャリア部門などとの調整役となることが重要です。

 

また、情報教育環境としてのPC教室の整備やセキュリティに強固なネットワーク環境の構築について、数年ごとにリプレースが行われますが、このリプレースの方向性や費用対効果について、教員と協働して検討し実現していくことが必要です。

 

こうしたリプレースや新しい情報化の流れに対する制度や規約の制定についても、情報システム部門の職員の手腕が求められるところです。

 

大学の情シスに常駐する業務委託企業との仕事の進め方

 

情報システム部門の業務には、利用申請に係る窓口業務、教員、学生に対する利用者支援業務、教育支援システム・事務システム開発業務、情報システム環境の保守・管理業務など多岐に渡ります。

 

従来は、全ての業務について職員が行っていましたが、現在では業務を精査し業務委託することで必要となる人員の見直しを行っている大学が多数あります。

 

システム開発は外注とし、日常的な情報システム環境の保守・管理は業務委託や定期的なSEの常駐を行うことで職員に対する業務負担の軽減を図っているのです。

 

また、情報システムの将来設計を行う際にも、SE等の情報専門職のアドバイスや学習会による他大学の状況や新しい技術の潮流を知ることができ、業務への反映にも大きく役立っています。

 

先にも示した通り、現在の情報システム部門の職員は、SEやプログラマーが範疇としていた業務を行うのではなく、情報システムの企画・立案に業務シフトし、業務委託やSEなどの外部専門職を統括する役割を担っています。

 

システムの外注や保守を依頼するということは、どの企業にもできることではなく、必然的に一社と付き合う時間が長くなります。

 

長いところでは、一社との取引が20年以上になり、新卒で業務委託先の会社に入社した社員が、いまや部長職についてずっとその大学を担当しているというような事例もあります。

 

そうなると、当然業務知識では委託先企業が豊富です。そのような方々と、学内の事情を鑑みながら仕事を進めていける能力が、情報システム部門の専任職員には必要とされています。

 

コロナ禍で情シス大学職員が思うこと【オンライン授業の大変さ】

 

全ての学生が均等に教育を享受することは極めて大切なことで、その教育の質は大学における高等教育のレベルを保証される内容でなければなりません。

 

このような大きなテーマは、大学職員の面接において良く問われますから、心構えとして知っておく必要があります。

 

今回の新型コロナウイルスの影響で、各大学が休校となるような状況に直面し、教育を受け学ぶ点に対し適切で十分な配慮を確約するような教育内容が求められます。

 

各大学ではさまざまなオンライン授業が展開されていますが、一方向で教授内容を配信するのではなく、学生との双方向性を担保した教育手法が必要となってきています。

 

また、授業を撮影したコンテンツを単に配信するだけでは、教育に相当しない短絡的なオンライン授業となり学生に退屈を感じさせるような内容となっては教員の労力にも学生の知的好奇心に対しても無為となる可能性がありますので、そのあたりのサポート業務は情報システムや教務系部門の仕事と言えます。

 

さらにオンライン授業を推進するに際して、ハード面とソフト面において留意する必要があります。

 

ハード面においては、オンライン授業を速やかに受講できるようノートPCやタブレット、モバイルルータを提供することです。

 

学内で行われるオンライン授業については、多くの学生が一斉にアクセスするので、サーバやネットワークスイッチなどのネットワーク機器を拡充し、またネットワークの速度も一定に保つことができるよう環境設定を行う必要があります。

 

ソフト面においては、セキュリティの確保や通信に要する費用を大学が負担するなどの制度設計が必要となります。

 

関連記事>>>関西学院大、プリンターない学生のコンビニ印刷代を負担

 

このような取り組みにおいては、情報システム部門と教務部門、財務部門が一体となって取り組んだと思われます。

また、オンライン授業において、不特定の不要なアクセスを回避しSSLなどの手法により安全なネットワークを提供することが求められます。

 

ネットワークの利用について、通信に要する費用も高額となることも想定され、安全かつ安定したオンライン授業環境を維持するためにも大学による通信費用負担も進められるべきでしょう。

 

このように、将来に渡り進化を続ける情報システム部門の業務ですが、情報察知力や情報分析力などを基に企画・立案をさらに推進し、大学行政をも担うようなアドミニストレータとしての職員が求められることになる為、ただ単にシステムに詳しいというだけでなく、大学職員という仕事や大学のニュースを押さえながら、面接を受けていくことが大切です。

 

 

最近では、リクルートエージェントに学校法人立命館が情報システム担当・ネットワーク担当ということで非公開求人を出しています。

 

また、 dodaでもITやシステム部門担当者として、特定の非公開求人を出しました。

 

情報システム部門希望の場合は、これらエージェントを押さえておくことは重要です。

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暇な大学職員

ゆとり世代です。大手企業の社畜から大学職員への転職組。TOEICは300点前半。ごく普通の社畜リーマンやってました。現役大学職員の年収や働き方を晒しています。大学職員へ、民間企業からの転職組が増えますように。

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