そんな要望にお答えします。
本記事の内容
- 大学職員の公募情報の探し方
- 公募情報で内定するための現役大学職員からのアドバイス
2019年末となりましたが、今年だけで弊ブログから60名が大学職員へと転職しました。
どうやって大学職員に転職するのか、その一点に絞って大学職員への転職ノウハウを公開中です。
大学職員になるメリットは、公務員以上の安定で年収は大手民間企業並であるということ。
大手の私立大学ともなれば、34歳で年収900万円も余裕で可能です。(残業代込み)
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大学職員の年収ランキング|現役が解説する内部情報【2023年12月版】
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そんな大学職員への転職方法は、公募情報での求人とエージェント求人を併用して探すこと。
今日は、そのノウハウや他の受験者が知らない志望動機の考え方について、全部公開します。
2020年には大学職員へと転職したい方、必見です。
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大学職員の公募情報の探し方と優良大学の見分け方【現役からのアドバイス】
まず、大学職員への転職方法では、①非公開求人と②公募求人があります。
非公開求人の場合は、大学からクローズドな転職エージェントに採用依頼が出され、転職エージェントに登録している候補者のなかから、選考されていくという感じです。
有名どころでいうと、最大手のリクルートエージェントやdodaが有名です。弊ブログからの内定者も多いです。
例えば、2019年12月末時点での転職エージェントでの求人は、リクルートエージェントに東京の有名女子大や関西の大手私立が出ています。
dodaの場合は、慶應義塾や聖マリアンナ医科、大阪音楽大学が出ていますね。
最大手の転職エージェントだと安心感がありますし、実績も多いです。
日本で取扱数No.1の転職エージェント
公募求人の場合は、オープンな転職サイトに求人が出ていることを指し、具体的にいうとリクナビNEXTやマイナビ転職が大手です。
公募求人は転職エージェントと違い、そのサイトに登録している誰もが見れるものでありますから、平等にチャンスがあります。
リクルートエージェントやdodaになると、登録しておかないと案内が来ないので、求人を取り逃がすのが怖いのですが、転職サイトの場合は、トップページに掲載されていたりします。
基本的に、学校法人はホワイトです。
私の場合、有給消化率100%で夏休みと冬休みは各2週間以上、年間のボーナスも200万円を超えています。
そもそも、私立大学の平均年収が735万円程なので、業界的に超ホワイトなんですけどね。
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【楽すぎ?】大学職員というホワイト企業ランキング常連の実態
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そんな大学業界なので、公募求人の募集文句もホワイトそうなのが並びます。
- ワークライフバランス抜群の【事務職】実働7時間45分(東京医科歯科大学)
- 国家公務員に準ずる待遇で長く活躍できる職場(浜松医科大学)
などなど・・・。民間企業のようにノルマが無いため、まったりした時間が流れているのが大学の特徴です。
例えば、埼玉大の公式採用ページでは若手職員の声が掲載されています。
もう、完全にホワイトそうな文言のオンパレード。
◯前職にはない埼玉大学の良さ
『休暇を取れるところ。…ですよね~(笑)。周りの雰囲気がこう、休みやすいってのはありますよね。』
『そうですね、職場環境もそうですし、自由と言えば自由ですよね。プレッシャーがかかることはもちろんあるんですけど、休みがとりやすいってのは間違いないですね』
『先月はヒマでした(笑)』
忙しい時期があるとは書いてあるとは言え、やはり大学職員は安定しているし民間企業より忙しくないと思います。
ですから、きちんとした大きな大学(目安としては学生数4,000人以上だと安泰)を選ぶことで、まったり大学職員ライフが待ち受けているのは間違いないです。
あとは、年収が高い=学生数が多い大学が多いので、高い年収もご希望の場合は大手私立大学を狙うと良いかなと思います。
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大学職員の年収ランキング|現役が解説する内部情報【2023年12月版】
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大学職員の公募情報を掴んでエントリーシートを通過させるコツ
大学職員の公募情報の掴み方については、上に書いたとおりです。
基本的には転職エージェントである有名どころのリクルートエージェントやdodaに加えて転職サイトを併行して使っていく感じ。
大学によっては、転職サイトで公募求人を出しつつも、裏で転職エージェントに求人を出している場合もあるので、注意が必要です。
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【結論】大学職員への転職は公開・非公開求人の併用がベスト
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関西学院大学の手法は、まさに公開求人と非公開求人のハイブリッド型でありました。
- 公開求人として募集開始
- 非公開求人として転職エージェントへ募集依頼
- 試験日は公開・非公開ともに同日に実施
これは、公開求人と非公開求人が同じ日に試験をするということで、大手大学だと非常に珍しい事例です。
そんな採用において、大手のリクルートエージェントやdodaを使うことはもちろん重要なのですが、それに加えて通過できるエントリーシートを書くのも重要です。
弊ブログは2019年の12月末時点で、60名が大学職員へと転職しています。そのうち、56名がフルタイムの専任職員です。
その圧倒的な合格実績のなかで大切にしているのは、『大学職員という特殊な仕事を理解し、具体的にエントリーシートを書く』ということ。
民間企業であれば、『お、この人営業力ありそうだ』みたいなポテンシャルでの採用もありますが、大学職員という仕事は情報不足でエントリーシートが抽象的になりがちです。
そのなかで、具体的に書くことが重要なのです。
たとえば、『大学職員として教育に携わりたいです』みたいな志望動機は死ぬほど送られてくるので、時間がなければほぼ読みません。
抽象的なことしか書かれていないエントリーシートは他の部分を読んでも抽象的なのです。
採用側には、大学職員という仕事が非常に特殊な分、その特殊性を理解したうえで頑張れそうな人材に来てもらいたいなと思っているひとが多いです。
そうなると、大学における意思決定の権力構造(教員>>>事務職員)を理解しながら、それをサポートできそうな人材などが好まれるのです。
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大学職員の自己PRの正解|259名が転職成功したブログの結論
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具体的には、上記にある人気記事のように、『事務職員としてマルチタスクに教員を動かして行けそうな人』が好まれます。
大学職員の実務は、紙を数えたり教員に資料を渡したりというルーチンワークから、教員のニーズを汲み取りながら制度を整える調整型業務までがありますので、それぞれの場面場面を理解しながら、民間企業で鍛えた能力を活かしたいという人材が好まれるのです。
特に、『細かすぎるかな?』というぐらいまで業務内容を把握することが大学職員の面接では重要ですから、弊ブログでも仕事紹介のカテゴリにて、さまざまな部門の仕事を紹介しています。
もちろん、行き詰まったりしたら、無料のLINE@での相談も可能です。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
大学職員の公募情報から内定した人の体験談【76名が合格済み】
弊ブログからは2019年だけで60名が大学職員へと転職しました。
そのうち、9割以上が正社員である専任職員での合格です。
専任職員になると給料が高いですし、休みも民間企業以上あります。
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大学職員の年収ランキング|現役が解説する内部情報【2023年12月版】
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そんな大学職員に内定した人たちの体験談はこちら。
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大学職員の給料高すぎ?現役職員の給与明細を公開!【2021年版】
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ほとんど書類落ちだったところからの大逆転が書いています。
また、面接できかれたことのまとめも掲載中。
弊ブログを読んで頂き、大学職員に内定したひとたちの記事には、面接で聞かれたことが掲載されています。
面接でどんなことが聞かれるのか?それを把握するのはとても重要です。
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大学職員の合格体験記|47名が内定したノウハウ公開【2019年】
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大学職員の倍率は非常に高く、大手私立大学では100〜300倍だったりもします。
ただ、そのなかできちんと対策ができて本当に勝負になるひとたちは一握りです。
弊ブログではそんな一握りの人になれるように意識しながら、記事を書かせていただいております。
なぜ大学職員なのか、なぜその大学で働くのか、その仕事はいまの会社ではできないのか?
これらの質問に『待ってました』と答えられるようになるエッセンスが詰まっていますので、いろいろな記事を読んでいただけると幸いです。