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ベンチャー企業から大学職員に転職するときの考え方【ギャップ】

 

大学職員に転職したいひといまベンチャー勤務です。大学職員に転職したいと思うのですが。働き方って違いますか?

 

そんな疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • ベンチャー勤務と大学職員の考え方の違い
  • 大学職員に転職するメリットやデメリット

 

転職用の無料相談LINE@では、2018年に16名、2019年2月末時点で16名の合計32名が大学職員に転職しています。

 

ちなみに、大学職員って別に大手企業出身でなくても転職可能なんです。

 

大学職員に内定したひとの共通点は、「大学職員という仕事を理解できた」ひと。

 

特殊な仕事である分、情報がとても重要になってきます。

 

関連記事>>>大学職員への転職成功者の手法を全部見せます!【無料公開中】

 

今日は、ベンチャー勤務と大学職員の考え方の違いを、現役大学職員から面接や試験対策としてお伝えします。

 

ベンチャー企業と大学職員では仕事に対する考え方が全く違うんですね。

 

どちらが良いかは人次第ですが、大学職員へ転職してホワイト勤務がしたい!という私の転職理由から、考えてみました。

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大学職員の時間軸は超絶ゆっくりのドッグイヤー【賛否両論】

 

大学職員に転職したい方より、LINE@で相談を頂きました。

大学職員とベンチャー勤務のギャップについてブログに書いてみます。ベンチャー勤務で変化が多くPCDAの繰り返し。1ヶ月やって上手くいかなかったらやめる→新施策をまた実行というスピード感が普通です。こういうベンチャーの特徴を活かして大学職員として働くっていう考えは実際どうですか?

 

大学職員に転職したいひとベンチャー勤務なのですが、今の仕事のスピード感をどのように大学職員の面接で伝えたら良いでしょうか?

そんな疑問にお答えしたくて、記事を書いてみました。

 

大学職員の転職の面接で、ベンチャー勤務のスピード感をどれだけPRするかの温度感は、大学の中のひとにしかわかりません。

 

転職に使えるネタということで、ベンチャー勤務と大学職員勤務について、比較して考えてみましょう。

 

関連記事>>>大学職員に転職して良かった18の理由。”楽で高給”は本当に実現した。

 

ベンチャー企業と大学職員の働き方は正反対【当たり前】

 

ベンチャー勤務で変化が多くPCDAの繰り返し。

1ヶ月やって上手くいかなかったらやめる→新施策をまた実行というスピード感が普通です。

こういうベンチャーの特徴を活かして大学職員として働くっていう考えは実際どうですか?

 

大学職員に転職したい方より、ベンチャー企業勤務の時間軸を踏まえた質問がありました。

 

この質問を頂いたLINE@は無料で、3月25日現在、1,010名の方にご登録頂いています。

 

そのなかで、いまのベンチャーの雰囲気も嫌いじゃないけど・・・みたいなニュアンスで質問を頂いた次第です。

 

いきなり結論からお答えすると、

 

大学職員の仕事で1ヶ月で評価されたりすることは一切ありません。

 

それが精神的には超楽な最高なポイントで、大学職員がホワイトたる所以ですが微妙だなと思う点ももちろんあるので書いてみました。

 

大学職員の仕事の時間軸は超ゆっくり【まったりホワイト】

 

また、大学職員にはそもそも評価というもの自体が無く、部署のパフォーマンスを測定する指数なども設定されていません。

 

マジレスすると教育の効果は卒業後●年間というようなスパンでしか分からない為、短期的な評価自体が不可能なのです。

 

さらには、良いカリキュラム→就職先→志願者アップという流れも考えられますが、いまの入試志願者数1位の近畿大学さんの例を見ると分かるように、高校生の志願者数というのは、ディスカウントされた受験料と受かりやすさ(受かりやすさ)+イメージが全てです。

 

そうなると、イメージ戦略の部署では当然指数化しやすいですが、大学で多くの人数を占める教務系の仕事なのでは、そもそも評価することすら不可能ということになってしまいます。

 

本当に測定したいなら、卒業後5年・10年のタイミングなどで、卒業生のインタビュー調査やアンケート調査を実施し、いまの仕事のポジションや学生時代の学びとの連動性を調べるべきですが、規模的になかなか手を付けられない大学が多いことでしょう。

 

そなると、プログラムの実施まとめというような体裁の文書などは毎年ありますが、参加者数やその他それっぽい理由で埋めた作文的な色合いが濃くなり、実質的なプログラム改善には繋がっていないというのがリアルな現場ではないでしょうか。

 

このブログから407人が大学職員に内定しました

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大学職員を目指せるエージェントのまとめ

 

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何も決まらない変わらない組織を受け入れられるか【デメリット】

 

ベンチャー勤務や民間企業で働くことは、「ノルマ」や「評価・競争」にさらされることになります。

 

ただ、そのような共通の目標が組織にあることのしんどさはありますが、それをチームとして乗り切ったときの達成感は、やはり感じられるのではないでしょうか。

 

私自身も、厳しいながらも素晴らしい上司や先輩に恵まれ、転職した今でも付き合いがあります。

 

ただ、長期的なまったりホワイトを手に入れたくて大学職員に転職したところ、最初はギャップだらけでびっくりしたのも事実でした。

 

特に、大学職員あるあるなのは、「文書主義で大量の紙を使い、無駄な会議が大量にある」ということ。

 

会議といっても、重箱の隅をつつきあう何の生産性も無い会議や、誰がなにをするのかも決まらず、ただみんなで議論しているだけの会議などが、デフォルトです。

 

また、会議資料の作成というのは大学職員の自己満足の世界なので、どうせ議決されることが確実な議案にわざわざ時間をかけて凝った表を作るようなひともいます。

 

つまり、なんの生産性も無いことを昔からそうだからという理由で変えられないのが、大学職員という仕事の実態なのです。

 

それは、大学の運営というのは事務職員のみで行うことができず、教員組織との調整も必要な特殊な構造となっていることもあり、事務に特に大きな決定権が無いことが、物事を進まなくしています。

 

さらには、総合大学であれば学部の独自性が非常に強く、●●●という事案にたいして、経済学部は良いと思っているけども文学部は反対などと、考え方が違いすぎる組織の集合体なので、物事を決めることに時間がかかります。

 

ですから、すぐには何も変わらない組織に対して、嫌になったり失望していたりすると大学職員に転職してからしんどいでしょう。

 

大学という組織とはこういうものなんだ。だから、自分は何も期待しない。それよりは、自分の担当業務の範囲をきちんと整備し、それがしっかりと回ってプライベートも充実させておけば良いやと割り切って考えられる人材のほうが、大学職員に向いているような気がします。

 

関連記事>>>【楽すぎ?】大学職員というホワイト企業ランキング常連の実態

 

「業務」が最優先の民間企業と「権利」が大切にされる大学職員

 

民間企業から大学職員に転職して、もっとも驚いたのは、「権利」がとても大切にされていることです。

 

  • 有給休暇をすべて取得する権利
  • 定時で帰る権利
  • 育休・産休をフルに使う権利

 

民間企業であれば、「仕事あるから休むのは無理じゃない?」みたいなことも一切ありません。

 

どれも、ホワイト企業なら当たり前のことなのかもしれませんが、軸が「自分の仕事」中心ではなく、「ホワイトに働いていく為」というところに主眼が置かれているのだと強く感じました。

 

ですから、有給休暇を取りにくいということもありませんし、自分が休みたいときに休めます。

 

関連記事>>>休みが多い仕事=大学職員|冬休みは16日以上有り【経験談】

 

このあたりは、大学職員がホワイトである理由だなと転職してみて、強く感じています。

 

特に、残業をしないと決めて早く帰るひとが白い目で見られることもありませんし、そもそも、大学職員に評価というものが無く、年功序列で誰でもいずれは年収1,000万円に到達することから、社内の足の引っ張り合いもありません。

 

出世競争が皆無な世界というのは、ここまで空気がまったりするのかと関心するぐらい、ホワイトな風土の職場で毎日を楽しく過ごしています。

 

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弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。

 

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暇な大学職員

ゆとり世代です。大手企業の社畜から大学職員への転職組。TOEICは300点前半。ごく普通の社畜リーマンやってました。現役大学職員の年収や働き方を晒しています。大学職員へ、民間企業からの転職組が増えますように。

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