そんな質問にお答えします。
本記事の内容
- マニアックな大学職員の業務について深く理解する
- 大学職員の転職に具体的なネタを準備して面接を突破する
この記事は、大学職員という仕事をもっと知りたいひと向けです。
まず、入門的に大学職員の仕事を知りたい方は、こちらがオススメ。
-
【試験対策】早稲田大学の事例を参考にして大学職員に転職する
続きを見る
大学職員への試験対策において、「大学職員という仕事を理解する」ことは非常に大切です。
それを徹底した方は、2018年に16名・2019年は2月現在で15名が大学職員に内定しました。
関連記事>>>【2019年4月入社】大学職員への転職成功者の手法を全部見せます
大学職員という仕事が人気であるが故に、他の志願者とどのように差をつけるのか。
志望動機が「母校でお世話になったから」ぐらいではやはりなかなか合格できません。
なぜ大学職員になりたいのか?大学職員になってなにがしたいのか?
簡単なようで難しいこの問いを、このブログでは現役の大学職員の視点から対策していっています。
大学職員という仕事は、関連するステークホルダーが多く、民間企業のさまざまな仕事から得た能力を活かすことができます。
裏を返せば、無理矢理にでも志望動機をひねり出せるということです。
今日は、そんななかでも、大学職員という仕事をより深く知ることができるネタをご提供します。
これは第3弾の記事で、情報量が濃い目になっています。
初めて読む方は第1弾のこちらから、お読みください。
-
【志望動機】大学職員の試験対策には早稲田大学の事例を参考にする
続きを見る
[st_toc]
【大学職員の試験対策】「教務事務支援推進プロジェクト」を徹底理解する
「早稲田大学ポータルオフィス」(WPO)は、大学職員への転職希望者からすると、転職ネタの宝庫です。
この、WPOを理解することが、大学職員の試験対策となり、内定への近道であることは間違いありません。
特に、このブログから大学職員への転職成功者は1年で30名を超えています。
関連記事>>>【2019】大学職員の内定体験談|このブログから24人内定!
大学職員に内定した方に共通するのは、「大学職員という仕事を理解する」ことができた点。
このブログでも志望動機20選などを掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
今日は、そんな大学職員の試験対策としてWPOの「教務事務推進プロジェクト」について説明します。
まだ、日本のほとんどの大学では取り入れられていない、転職ネタになる取り組みです。
大学職員に転職するコツを、このブログからどんどん吸収していってください。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
大学職員の「教務事務」とはどんな仕事なのか
そもそも、教務事務とはどんな仕事なのでしょうか。
大学における教務事務とは、学生や教員が普段の講義の受講や実施のなかで必要となる運営業務のことであり、学生の受講時間割の作成やゼミナールの配属処理、日常の成績管理業務、非常勤講師の委嘱業務など、教員が行う「教える」以外の仕事をまとめた言葉である。
大学教員は「教える(研究する)」ことが仕事です。
対して、事務職員は教えることは求められていません。
教員がスムーズに講義を実施することができるよう、その周辺事務を行うのが大学職員の仕事です。
例えば、ゼミの運営業務について、教員と事務職員の分担について、一覧表にしてみました。
関連記事>>>大学職員に転職できる志望動機の作り方【現役職員が書くゼミ運営】
授業使用備品の発注から、ゼミの選考や実施曜日時限の調整など、データ設定や処理、学生毎のステータス設定など、業務のタスク量としてはこなすべきことが多いのが、教務事務であると言えます。
【大学職員の試験対策】「教務事務」で志望動機を書くためのコツ
大学のメイン業務は教育と研究です。
なので、事務職員のマンパワーもそれに関わる部分に多く投入されています。
教務系部門の人数は全職員数の6〜7割程でしょうか。
教務系部門に多くの人員が割かれている=重要であると言えます。
そのため、大学職員に転職したいなら、教務系の仕事を理解することが内定への近道。
つい先日も、非公開求人で内定した方は、現職と教務系の仕事をうまくリンクさせて、大学職員への転職を成功させていました。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
現役の大学職員が、教務事務に必要な能力について考えてみました。
どんな能力が必要なのかと問われると・・・
「想像力」・「組み合わせ力」
じゃないかなと思います。
大学の業務というのは非常に縦割りで、横の机の同僚とはまったく違う仕事をしていることが多いです。
ただ、そうであっても、同じ教務事務であれば、何かを変更したりするとその変更はどこかで横の机の同僚の仕事と繋がっており、思いもよらないところで地雷化したりミスにつながる可能性があります。
教務事務というのは、学生の科目履修や成績、卒業に関わってくる重い仕事なのですが、うかつな処理が大きなミスにつながる可能性を秘めた業務であると言えます。
そうなると、今の自分の仕事はどこにどう影響してくるのかという点について理解し、早目に問題点を潰していける人材が大学職員には重宝されるのです。
縦割りで個人プレーだから仕事のスケジュールが立てやすく休みを取りやすい仕事でありますが、業務の遂行においては、民間企業で培った交渉力や全体把握能力を活用してくと、大学職員の仕事が上手く進んでいくような気がします。
ですから、ただの処理業務とも言える教務事務ですが、民間企業から大学職員に転職する試験対策としては、志望動機を考えるうえでとても重要です。
【大学職員の転職対策】「早稲田大学ポータルオフィス」の事例で横展開を狙う
あなたは、早く大学職員に転職したいですか?
大学職員に転職すると、明らかにQOLが向上するのでかなりオススメです。
元銀行員で関東の私立大学へ内定した人からの質問。
ノルマのない世界って、本当に存在するのか大学職員に転職するまで半信半疑ですよね。
ただ、実際転職してみたら本当にノルマ・目標とか一切なくて、上司から数字で詰められることがない世界が大学職員にはありました。 pic.twitter.com/19xdImUTHS
— 暇な大学職員@今年13人が職員に内定済み (@univadm) 2019年3月4日
元銀行員で関東の私立大学へ内定した人からの質問。ノルマのない世界って、本当に存在するのか大学職員に転職するまで半信半疑ですよね。ただ、実際転職してみたら本当にノルマ・目標とか一切なくて、上司から数字で詰められることがない世界が大学職員にはありました。
関連記事>>>大学職員に転職して良かった18の理由。”楽で高給”は本当に実現した。
そんな大学職員にどうやったら転職できるのか。
このブログでは様々な角度から大学職員への対策を考えています。
そして、今回は中途採用向きの「早稲田大学ポータルオフィス」(WPO)の事例をご紹介。
まだどの大学も取り組めていない課題だからこそ、このWPOの事例が中途採用の志望動機を考えるのに役立つのです。
大学職員の試験対策として「早稲田大学ポータルオフィス」を知る
「早稲田大学ポータルオフィス」(WPO)はどんな仕事をしているのでしょうか。
また、それはなぜ、大学職員の試験対策として役立つのでしょうか。
まず、WPOが画期的だったのは、学部の独立性が非常に強い大学(早稲田大学は特に)において、業務やサービスの集中化・統合を行ったところに、大きなポイントがあります。
民間企業であれば、フロントの窓口や電話で製品の問い合わせを行えば、基本的には受けた人が責任を持って関連部署へ繋いだり、そのフロント部門がハンドリングして質問に回答してくれます。
ただ、それはお客様が存在する民間企業であるからであり、大学はまったくそんなことありません。
行われている業務が多岐に渡り、かなり強い縦割り組織である為、担当外の業務であれば「それはこちらではわかりません」、「◯◯◯という部署が担当なのでそちらへ行って下さい」と言われるのは普通です。
これが、大学の窓口対応の悪さだと言うこともできますが、そもそも業務が縦割りになっているので、担当外のことを答えるわけにはいかない(縦割りすぎて担当外の業務は分からない)ということもあり、結果としてたらい回しや対応に時間がかかったりするのです。
それは、学生や教員からすると、Aという科目は法学部事務所で質問しなければいけないが、Bとう科目は共通教務事務所で質問しなければいけない、落とし物をしたときは正門横の管理室へというように、担当する部門が複数出てくることによる手続きの煩雑化などに繋がります。
そんなお役所仕事的な大学の業務をWPOは以下の整理を行い、サービスのワンストップ化を実現したところに、価値があるのです。
WPOの業務
- 総合案内
- 履修支援
- 学部事務所窓口集中化
- IT利用支援・ヘルプデスク
- グループ学習室管理
特に、学生や教員にとって質問窓口が複数あったものが、総合案内・受付をWPOが担うことで、質問者からすると窓口の一本化を図ることができ、便利になるという図式が見えてきます。
【転職理由】「教務事務」が大学職員の志望動機に役立つ理由
そのなかでも、民間企業から大学職員への転職を目指す方にとって、教務事務は自己PRや志望動機のネタに適しています。
「教務事務」というのは、複数の情報を整理・分類して、他部署と連携しながら、最終的には学生の履修や教員の手間の削減に直結する仕事であり、大学事務のカナメともいえる仕事だからです。
教務事務を大学職員の転職対策に使える理由
- 教務事務は複数の情報を整理し、マルチタスク能力が必要
- 情報の整理や把握ができてないと学生の履修や教員の手間増大につながる
- PCスキル必須(膨大な成績情報などをミスなく仕分けするのに、Excelスキルは必須)
営業職であれば、交渉力や客先との面談で得た情報を整理する力に長けていますし、研究職であれば、導き出したデータの解析やPCスキルに長けています。
民間企業で得た力を、大学職員の志望動機にそのまま転用するからこそ、リアルな志望動機が完成するのです。
決して、「母校だから」・「学生の成長に寄与したいから」という新卒みたいな薄っぺらい志望動機を話してはいけません。
中途採用であるならば、民間企業出身らしく、「大学職員という業務」を分析して、そこに自らの能力を当てはめていくことが、内定への近道なのです。
関連記事>>>【2019年】大学職員の志望動機まとめ|内定者が選ぶ上位20記事
特に、教務事務については非常に多くのタスクがある為、いまの民間企業のお仕事が必ずマッチします。
次の記事でも、民間企業で活かした能力を大学職員の転職対策とするノウハウを無料公開します。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント