そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 人とは違う、大学職員の面接ネタを教えます
- 東京オリンピックのボランティアに否定的な大学職員
- オリンピックを大学職員の仕事に当てはめて考えてみる
この記事を書いている私は、残業月100時間の社畜から大学職員に転職しました。
TOEICは330点程度です。
そんな勉強できないでも大学職員に転職できた理由を書いているこのブログ。
最近では、このブログから大学職員が7名も誕生しました。
関連記事>>>【2018】大学職員の内定体験談|このブログから7人内定!
無料の相談LINE@もいまは相談者が少ないので、結構おすすめです。
このブログ、全然見られてないので、大学職員に転職したいあなたは一足先に情報を仕入れれています。
私が、勉強ができなくても大学職員に転職できたコツは「大学職員という仕事を徹底的に理解した」これに尽きるんです。
今日は、そのノウハウの全てを公開。
今回のテーマは、東京オリンピックの学生ボランティア問題いについて。
大学職員に転職したいあなた、自分の持ちネタの1つとしてください。
※3分ぐらいでまとめたので、これから大学職員に転職したい人や大学職員の面接ネタを探している人むけの記事です。
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【面接対策】大学職員的に東京五輪のボランティアを考える
東京オリンピックは、大学職員の転職面接にもネタになります。
大学職員に転職したいのなら、「触れたニュースが大学職員とつなげるとどんな話ができるのか」という視点で日々を過ごすことが大切です。
それができれば、私のようにTOEIC330点&分数の掛け算ができなくても、大学職員に転職することは可能になります。
関連記事>>>大学職員へ転職できるチャンスは年2回!毎年6月・12月は絶対に逃さないで。
では、これからどんどんホットなニュースになってくる東京オリンピックをどうやって大学職員の転職面接に活かすのでしょうか。
大学職員の面接対策で大切な視点
- 物事を批判的に見る
- 事象が事務にどんな影響があるのか考える
- 誰をコントロールすべきなのか把握しておく
大学職員に転職したいなら、これらの視点を理解しておくことはとても大切。特に、1番。
研究で飯食ってる教員が批判的なのは分かりますが、ただの事務である大学職員もホント批判的で評論家がたくさんいます。
まあ、だからノルマもなくて仕事のプレッシャーがないので、超仕事が楽とも言えますが。
関連記事>>>大学職員に転職して良かった18の理由。”楽で高給”は本当に実現した。
【注意点】東京五輪のボランティアは大学職員的にみると批判の対象
なので、当然、東京オリンピックのボランティアについても、学内は超批判的です。
そのもっとも大きな理由が、「営利目的のオリンピックに学生を無償労働させる&オリンピック期間中が思いっきり講義期間や定期試験期間」というもの。
さらには、15回講義しろよお前らって高圧的な文科省が、「オリンピックなのでその期間に授業しないでもらえないっすか?」って言い出した始末。
ですから、大学職員はオリンピックに批判的な人が多いです。
そのため、面接でオリンピックについて話すにはこんなことに注意したほうがいいかもしれません
大学職員の面接で気をつけるオリンピックネタのポイント
- オリンピックのボランティアを称賛しないで問題点を指摘する
- ボランティアが学年暦に影響する懸念点を伝える
- ただ、学生の成長にはつながるとポジティブな面も言う
では、この点に気をつけながら、大学職員の転職ネタのストックを増やしていってください。
ちなみに、私の場合、自分なりに対策したやり方(全てこのブログで公開していってます)+転職エージェントの面談は活用していました。
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大学関係者が東京オリンピックのボランティアに反対する理由
2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は21日、競技会場などで活動する「大会ボランティア」への応募が目標の8万人を突破したと発表した。 組織委の発表によると、応募者数は20日午前9時現在で8万1035人。うち44%が外国籍だった。希望活動分野は「競技」が最多で、「式典」「運営サポート」も人気が高かった。
あれ?東京オリンピックのボランティアって人気じゃん?
11月21日付の読売オンラインを見て、そう思いました。
なぜなら、ネット上だけでなく、勤務している大学内でも東京オリンピックのボランティアに反対する人たちが多かったから。
東京オリンピックのボランティアに対して、大学内で聞こえてくる論調は、「東京オリンピックは国が無償で国民を労働させながら、企業スポンサーからは莫大な金をJOCが集めている。その矛盾がけしからん。更には学生を差し出せだと?オリンピックの時期は開講期間中だし、定期試験も近いんです。」という批判的な声ばかり。
やりがい搾取?東京オリンピックのボランティアの待遇
- 1日8時間程度(休憩・待機時間含む)
- 10日以上
- 1日1,000円支給
たしかに、これだけ見るとブラックです。
なのに、役員報酬は月200万円!みたいな報道も出てましたから、なおさら批判の的。
ただ、外国籍の応募者が44%だったとはいえ、目標の8万人という応募者数を集めきったので、やはりネット上や大学内とは、受け止められ方が違うのかなという印象。
それってなぜなのでしょうか?
大学職員の転職ネタにもなる、「大学という特殊な世界(仕事)」に絡めて、現役の大学職員が解説します。
東京オリンピックが授業&定期試験期間中に実施されるから
東京オリンピックの実施期間
2020年7月24日 – 2020年8月9日
大学関係者がもっとも怒っているのは、この東京オリンピックの期間が大学の授業や定期試験とモロ被りなこと。
もちろん、あんな大きなイベントの日程調整なんて最適解があるわけないので、自由に決めてやればいいと思うのですが、もっとも大学関係者が違和感を覚えたのはこれでした。
東京オリンピック・パラリンピックのボランティア参加を促すため、文部科学省とスポーツ庁が全国の大学と高校に対して、大会期間に授業をしないよう求める通知を出したことが波紋を広げている。
多くの大学では、7月下旬や8月上旬にかけて期末試験が続くため、五輪期間中はテスト期間と開催期間が重なってしまう。毎日新聞によると、通知では、4月の授業時間を繰り上げや、祝日の授業実施などを求めているという。
もうね、これ、最悪です。
大学の世界のひとがもっとも嫌うことは、自分たちに関係のない事象で自分たちに影響を与えられること。
大学職員志望者は覚えておいてください。このポイントは本当に大切です。
例えば、普段は会話も研究面での交流が無い他学科の教員たちが、どちらかの学科の物品購入費用が嵩んだことで、自分たちの学科にしわ寄せがきたりなんかすると、猛烈に抗議します。
大学という業界は縦割りの組織なので、そういうことをされるとキレちゃうんですよね。
今回の場合は、東京オリンピックという商業イベントに神聖な研究や教育が侵されるという、大学業界人がもっとも嫌うことを国がやってきたので、反対されまくっているということです。
もちろん、首都大学東京のように、東京オリンピック期間中の授業と定期試験を休止する判断を下したところもありますが、私の周囲では「そんなことする必要がないのに。」と嘲笑されていました。
学生が自分の判断でいくのは大いに結構、ただし、大学と直接関係の無い商業イベントの都合を、大学に要求するなという主張なのですね。
経営学やスポーツマーケティングの教員からすると、莫大な利益をIOCやJOCが貯め込んでいるのも研究の対象なので知っている訳で、大学にはなんの見返りもなく一方的に要求だけをされることが気に食わないってのもあるみたいです。
大学職員はイレギュラーを嫌うから東京五輪のボランティアには反対
大学職員は、事務職員です。
つまりは、規程や先例に則って、全ての学生が公平となるような判断をする仕事。
だから、今回の東京オリンピックだけ特別扱いされていることに違和感を覚える人が多いです。
要は、「東京オリンピックのボランティアだけが聖域で何でもあり。じゃあ、発展途上国にボランティアに行きたいと言う学生が出てきたらどうするのか?過去にもそんな事例あったが、定期試験終わってから行くようにと指導していた」となる訳です。
公平性の理論からすると、この主張は正しい。
目の前のひと(今回の場合は東京オリンピック)を特別扱いしたことにより、その他のひととの整合性がとれなくなってくるから、東京オリンピックが嫌われているのです。
事務職員ですから、整合性がとれないことをしてしまうと、要求してくる人に対してつけ入るスキを与えてしまうので、みんなやりません。
なのに、国はトップダウンで特別扱いすることを要求した。
ここが、大学関係者が東京オリンピックを嫌っているもっとも大きな理由です。
私ですか?
私はスポーツ大好きなので、有給突っ込んで複数の競技を見に行く予定にしています。
休みが取りやすい仕事だから、大学職員に転職したので・・・
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【仕事研究】東京五輪のボランティアで定期試験を休ませるときの手続き
大学職員の仕事は、教育に関するイベントが正しく執行されるような調整役です。
例えば、今回の東京オリンピックのボランティアでは、定期試験というイベントの欠席の取扱がポイントになります。
基本的な方針は、各大学の定期試験運用規程などで定められており、明治大学の場合は、こんな感じです。
病気・就職活動等の理由で受験できない場合は,所定の期間に法学部事務室へ「特別試験受験願」と「欠席理由を証明できるもの(診断書等)」を提出すること。「欠席理由を証明できるもの(診断書等)」は当該試験を受験できなかったことが明確であるもの(日時等の記載があるもの)に限る。教授会がこれを審議し,正当な理由があると認めた科目のみ,特別試験を受験することができる。
公的な証明書をもって、教授会で審議するという感じのようです。
この際、学生からの相談や受付業務、教授会への上程資料の作成の部分で大学職員が関わってきますから、東京オリンピックの特別扱いについては、大学職員の日常業務にも密接に関係してくるということになります。
先にもお伝えしたとおり、大学職員は前例踏襲主義なので、イレギュラーな対応を嫌います。
今回の東京オリンピックなんて、完全にイレギュラー対応なので大学職員からは嫌われているというのが実情です。
大学職員という仕事を理解するポイントは、事務作業がどうなっているのか・事務職員がやるべき仕事なのか?この観点を大切にしてみてください。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
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早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
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