前職は民間企業で社畜やってました。暇な大学職員(@univadm)です。
大学職員に転職したら天国モードだったので、そのコスパの良さを知ってもらいたくてブログ書いてます。
今日は、大学職員に転職したら、定年後も安心ですよというお話。
大学職員の定年や再就職(再雇用)について、現役大学職員の情報をご提供します。
もともと、大学職員に転職した理由は超単純でした。
精神的に楽で、ノルマがなくて、年収が高い休みが多い仕事を探してたから。
これが、最も大きな理由。
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民間企業から大学職員への転職は最高。
いままだ、年齢的には30代前半なんですが、大学職員から他の企業へ転職することは無さそうです。
一度、これほどまでにコスパの良い仕事を知ると、転職しようという気力が湧かないというのが事実。
特に、大学職員は年齢を重ねてからのほうが熱いです。
平社員でも年収1,000万円・退職金は3,000万円オーバー…
今日は、そのなかでも、大学職員の再雇用や再就職について、定年後の待遇をまとめてみました。
かなり手厚いので、大学職員に転職するのは改めておすすめできるなーという結果に。
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また、一切出世していないヒラの大学職員でも年収1,000万円には余裕で到達します。
これが良いか悪いかは別にして、今現在の大学職員の待遇はそんなものなんです。
そもそも、大学職員という早慶〜Fラン大学まで入れた平均年収が734万円と、非常に高い。
ちなみに、私の2017年度の勤務状況はこんな感じ。
年齢 性別 属性 年収 所定年間休日 残業時間 有給取得日数 時給 31 男 中途採用 760万円 135日 71時間/年 22日 4,659円
大学職員の時給はトヨタ自動車や東京海上日動火災保険よりも高いので、コスパが非常に良いです。
年功序列で給料が上がっていきますので、50歳以上で昇給が停止するようなこともありません。
本学の場合、定年は60歳なのですが、59歳ヒラ社員の月収はボーナス込みで計算すると、100万円以上。
そのため、メガバンク等でありがちな転籍させられて年収が大きく下がったり、出世ルートから外れて年収が下がるというリスクが存在しないのです。
だから、大学職員に転職するということは一生続けられる仕事に就くということであり、定年退職前に年収の心配をする必要がないと言えます。
ちなみに、大学職員の退職金はヒラ社員でも3000万円を超えていますので要チェックです。
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大学職員の定年前と定年後の年収比較!
では、大学職員の定年時の年収と再雇用されてからの年収はいくらでしょうか?
まず、定年前の年収から公開します。
これは本学のモデル賃金ですが、この年収は他大学だと低い部類。
年齢 | 本俸 | 年収 |
59歳/課長 | 629,000円 | 11,836,500円 |
59歳/平社員 | 561,000円 | 10,578,500円 |
ヒラ社員でも課長でも、年収1,000万円は余裕でオーバーしますが、他大学はもっと年収が高いです。
55歳で年収1388万円の大学も・・・
【2018年度】大学職員に転職|全国57大学の年収ランキング
ちなみに、この金額は[本俸+ボーナス]の最低限の支給額で、各種手当てなどは何も参入していません。
だから、実際はもっと年収が高くなってきます。
Twitterでも、この年収+100万円ぐらいは高いよねって声もあったぐらいなので。
では、これが、定年を迎えて再雇用となるとどうなるのでしょうか?
職階 | 再雇用の本俸 | 年収 |
平社員 | 430,000円 | 6,880,000円 |
課長 | 520,000円 | 8,320,000円 |
次長 | 590,000円 | 9,440,000円 |
部長 | 660,000円 | 10,560,000円 |
定年してから5年間、この本俸+ボーナス4ヶ月分が保証されています。
平社員でも再雇用で年収700万円近くっていうのは、コスパ良し。
そのため、本学ではよほどのことがないと定年延長を辞退する人が出ていません。
平社員でも定年後は680万円が支給されると考えると、大学職員に転職するメリットは大きいと思います。
ノルマも出世競争も無い世界ですから…
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定年後も再雇用の大学職員として働くことのメリット
定年したあとも、大学職員として働くメリットは、「体力的、精神的な負担がゼロなお仕事」だから。
もともと、大学職員の仕事自体が事務職で、営業も無いですしノルマや目標もありません。
もっと言うと、出世してもしなくても大きく年収に差がつかないので、出世したいと思う人も稀です。
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大学職員には出世競争がゼロ!
そのため、まったりな雰囲気のなかで仕事をしたい人には、最適な職場だと思います。
民間企業勤務の方であれば、出世競争や上司への気遣い、客先対応やノルマに目標・・・
そういったタスクをこなしてこそのサラリーマンですが、大学職員に転職したらそんなものが全部ゼロになりました。
大学職員という世界は特殊な世界で、事務職員に決定権は無いことから、決定権のある教員のサポート業務や方向付けが主な仕事になります。
自らバリバリ道を切り開いて行くぜ!ってい人には向いていないかもしれませんが、まったり仕事をして年収1000万円で休みも多めを希望されている場合、大学職員っておすすめかも。
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転職して既にこんな状況なので、定年で再雇用されている方々を見ると言わずもがな。
いまの会社で上司や再雇用の人を見て、幸せそうですか?
大学職員の定年→再雇用の方は幸せそうです。
年代が上の人たちをみて、幸せそうだと思えるのであれば、ここはホワイトでいい会社なんだなーって感じます。
だから、定年してからも大学職員として仕事をすることは大変でも無いですし、年収的にもメリットがあるのでお薦めできますよってお話でした。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
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大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
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早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
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大学職員に転職するメリットは高給と安定性。一般企業より潰れない。
大学職員への転職するメリットは?
これを友人からよく聞かれます。
私が特に思うのは、以下の点。
- ノルマや目標が無いので精神的に楽
- 時間軸が異常にまったりなので、同僚もギスギスしてない
- 年収が高くて休みが多くて潰れない
全部、民間企業から転職してきたら超魅力的でしたし、いまも満足しています。
大学職員に転職したことを一切後悔したことが無いって言い切れちゃう感じ。
特に、20代や30代で転職活動をされている方々は、年収も気になりますが、終の棲家として大学職員を探している方が多いです。
まったり、一生働けるのか。
これ、重要な視点です。
疲弊してまで、仕事したくないですから。
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テレアポもノルマも無し!
結論をお伝えすると、大学は本当に潰れにくいので安定したお仕事です。
大学が潰れる潰れるといいますが、この10年で潰れたのは聞いたことが無いような大学ばかり。
民間企業は2016年度に8,446社が倒産しましたが、この10年で潰れた大学はたったこれだけ。
愛知新城大谷大 2010年募集停止→2013年廃止 映画専門大学院大学 2012年募集停止→2013年廃止 英知大学→聖トマス大学 2007年改称→2010年募集停止→2015年廃止 LCA大学院大学 2009年募集停止→2011年廃止 神戸夙川学院大学 2015年廃止 神戸ファッション造形大学 2010年募集停止→2013年廃止 創造学園大 2013年廃止 東京女学館大学 2013年募集停止→2017年廃止 東和大学 2007年募集停止→2011年廃止。土地・建物は純真学園大学が継承 日本伝統医療科学大学院大学 2009年募集停止→2010年廃止 福岡医療福祉大学 2014年廃止 福岡国際大学 2015年募集停止 松阪大学→三重中京大学 2005年改称→2010年募集停止→2013年廃止 聖母大学 2011年募集停止→2014年廃止
んー、、、そもそも聞いたことが無い大学も多いので、なんとも言いようがありません。
わざわざこのあたりの大学に民間企業を辞めて転職する人はいないと思うので、転職市場からしたら関係無いかなって。
少なくとも、学生数が2000〜3000人以上で、定員を満たしている大学が急に倒産することは無いです。
そもそも、大学の市場(高卒18歳)は、今日から18年先の人数まで判明しています。
いま時点での子供の数=それが大学を受験する18歳人口なのです。
だから、18歳人口が急に減るといっても、それは18年先のお話。
いまから、18年前に東芝やシャープがこんな事になると思いましたでしょうか?
むしろ、30年前の日本企業は世界でもこのような状況だったみたいですし…
@BW より
平成元年と平成30年間のグローバル時価総額ランキング比較
30年前は50社中32社が日本企業だった
今ではトヨタ1社のみ。しかもランキングは32位から11位へダウン
今、日本企業には、戦略から組織まで断固決意たるイノベーションとトランスフォーメーションが必要な時代だ#コンサル pic.twitter.com/bt3C7IS4WW
— Keita Masui (@keita_masui) 2018年9月2日
大学にこの話を当てはめてみてください?
30年間で早慶上、MARCH、関関同立の序列は崩れませんでした。
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なので、いま時点である程度の人数が確保できている大学は安泰だと言っても問題ないです。
転職先として、大学職員を選ぶことを恐れる必要はありません。
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お読みいただき、ありがとうございました!