大学職員へ転職したい人向けに、現役大学職員がナマの情報をご提供中。
ただ、大学職員ネタを書く前にお伝えしたいのは、WordPressへお引越ししました。
はてな→WordPressで全く慣れておりませんが、移行後の初ブログです。
この記事のおすすめポイント
- MARCH&関関同立に勤務する大学職員の35歳時の年収を初公開
- この記事1つで全国26大学の35歳時の年収が分かります
- 大学職員に転職するコツを知りたい方へ現役大学職員からのアドバイスを掲載
本日記事のポイントは、MARCH&関関同立に勤務する大学職員の35歳時年収を大公開!
大手大学職員の60歳時平均年収は、1,186万円でしたが、35歳ではおいくらなのでしょうか。
ちなみに、60歳ヒラ社員の最高額は1,333万円也。
民間企業から大学職員へ転職することのメリットをまとめてみました。
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日本の大学職員の平均年収は734万円
まず、前提として大学職員は高給です。どの私立大学でも年収高め。
「日本私立学校振興・共済事業団」というのは、通称:私学事業団と呼ばれ、私立学校向けの共済年金の運用等を行っています。
加盟校は大学以外にも、私立の高校や中学・幼稚園など、多岐に渡ります。
その、私立の元締め的な団体の統計資料によると、私立大学職員の平均年収は734万円なのです。
メモ
ちなみに、私学事業団自体も高給で、理事長で年収1,900万円。一般職員で年収779万円との情報公開有り。
大学職員=日本で5番目に平均年収が高い業種
大学職員の平均年収734万円というのは、言い換えれば、日本の私立大学という「業種」の平均年収です。
これを、「2017年版|113業種のモデル年収平均ランキング」(マイナビ転職調べ)に当てはめると・・・
私立大学職員は、日本の113業種のモデル年収平均ランキングのなかで、TOP5に入る
ということが分かります。マイナビ転職が把握する給与データから導いた数値なので信頼性が非常に高いです。
まとめると、私立大学職員に転職してしまえば、日本のサラリーマン平均より高い年収が貰える為、転職する職業としてはとってもオススメできます。
ちなみに、公務員と比較した場合。
公務員って公務員試験受けないと合格できませんのでリスクがありますが、私立大学職員になるのは公務員試験を受けるよりも簡単なのに、年収では比較にならないぐらい違います。
そんな有名じゃない大学でも、平均年収は大手企業より高め。
全ての私立大学職員を統計した結果、年齢42歳/平均年収734万円となっていますが、各大学で当然年収格差はあります。
ただ、日本の平均年収以上は貰えてしまうのが、私立大学職員の良いところです。
当然、大手大学に転職するほうが年収は良くなりますが、「転職先は実家の近くが良い」など、全国転勤が無い私立大学職員のメリットを享受する会社選びというのも全然有りかと。
ちなみに、それほど全国的には有名でない大学の職員の年収をまとめてみました。
大学名 | 偏差値 | 35歳時年収 |
京都学園大学 | 40 | 547万円 |
京都光華女子大学 | 45 | 539万円 |
京都ノートルダム女子大学 | 40 | 454万円 |
種智院大学 | 30 | 487万円 |
大阪成蹊大学 | 37 | 514万円 |
花園大学 | 42 | 526万円 |
京都精華大学 | 40 | 693万円 |
京都橘大学 | 45 | 749万円 |
偏差値は、大学内に複数の学部があるので、おおよその目安ぐらいに思って下さい。
35歳でこの平均年収って社畜的にどう思いますか?
民間大手と比較すると低いかも。ただ、この偏差値帯の大学だと35歳でこの年収を貰える会社に就職することが、看護師などの専門職を除くと困難です。そう考えると、このレベルの大学であれば新卒や中途採用問わず、大学職員として就職/転職してしまう選択肢はアリ。
ただ、京都橘大学だけなぜか相当に高給です。実は、探せば、有名でない大学でも、大手上場企業並の待遇の大学ってあるんです。
ちなみに、大学職員の求人が最も多いのは、6月と12月です!逃さないでください!
大手大学なら35歳で年収800万円超え。年収1,000万円も可能。
ちなみに、大学職員の年収=学生数が一定数以上あれば高いという図式が基本。
なので、大学職員への転職先を探すのであれば、学生数が多めの規模が大きい大学がオススメです。
大学の会計って結構自転車操業で、収入の大半を学費(帰属収入と言います)が占めている分、定員を割るとすぐに赤字になります。
と言うのも、教職員人件費等の固定費が予算の50%程を占めるので、すぐには削減できないんですよね。
個人的には、日経ビジネスに特集されてた学生数ランキングの上位200校(学生数4,000人程)なら潰れないし大丈夫なのではないかと。
それで行くと、やはり有名大学は圧倒的に年収が高いです。
大学名 | 35歳時年収 |
同志社大学 | 867万円 |
同志社女子大学 | 867万円 |
立命館大学 | 779万円 |
関西学院大学 | 836万円 |
関西大学 | 881万円 |
龍谷大学 | 861万円 |
京都産業大学 | 694万円 |
京都女子大学 | 739万円 |
ちなみに、この給与テーブルですが、最速で課長になった場合、みたいなヤル気まんまんの大学職員を対象にしていません。
と言うか、この表自体が課長の給与ではなくて管理職でない大学職員の年収なんですよね。
あと、この数字、残業代は入ってないっぽい。(表をみると、基本給+諸手当+ボーナスと記載されていますし・・・)
残業代抜いて35歳で881万円の関西大学なんか、残業代を入れると年収1,000万円に到達しそうな勢い。
この年齢の残業代単価は時給4,000円前後なので、毎日18:30に帰るぐらいの残業をこなすだけで、年収1,000万円に到達です。
超大手企業みたいに30歳で1,000万円!のような爆発力はありませんが、営業でもない事務職メインで年収1,000万円行くコスパの良さは大学職員の魅力です。
関関同立・産近甲龍ぐらいの規模の大学なら、残業代入れると35歳で年収800〜1,000万円に余裕で到達。
[参考資料]関西20校の大学職員の35歳時年収!最高値|881万円!
ちなみに、関西の20大学の35歳年収を一覧表にするとこんな感じ。
給与ランキング的には、大手大学>宗教系>>その他大学って感じですかね。
偏差値低めの「その他大学」ですらサラリーマンと比較すると平均年収は高めです。
大学職員に転職しようとしたら、年収は重要な要素なので是非参考にして下さい。
同僚で、大学職員に転職したら年収が350万円アップした人もいます。
35歳・明治大学職員/年収967万円!!大手大学職員の年収を公開。
東京の早慶・MARCHクラスの大学であれば、関西よりもやはり高年収。
大学名 | 35歳時年収 |
早稲田大学 | 878万円 |
慶應義塾大学 | 824万円 |
明治大学 | 967万円 |
青山学院大学 | 855万円 |
立教大学 | 852万円 |
中央大学 | 934万円 |
法政大学 | 828万円 |
関西大学 | 881万円 |
関西学院大学 | 836万円 |
同志社大学 | 867万円 |
立命館大学 | 779万円 |
明治大学の大学職員(35歳)なら、なんと年収は967万円!
早慶・MARCHクラスの大学職員であれば、35歳になると誰でも年収800万円を超えてきます。
ちなみに、この年収はヒラの大学職員(管理職でない者)で計算されています為、もし35歳で課長職にあるとすれば、年収1,000万円超えも可能です。
ただ、大学職員はヒラでも年収が高い(最終的には誰でも1,000万円に到達します)ので、管理職になりたがらない人も多いです。
管理職なんかなってもしょーもない会議に出ているばかりで、確実に面倒・・・。残業代も出ないし。絶対になりたくない。
日経ビジネスの特集にあるとおり、大学の財務状況というのは、学生数と知名度に比例する結果となりました。
大学職員になるには、非公開求人がとても重要という話
社畜から大学職員に転職しようとして、絶対にやったほうが良いことは3つ!
大学職員に転職した人がやることリスト
- 非公開求人を絶対見落とさないように、転職エージェントの活用!
- 大学職員という仕事の理解
- 大学職員⇔教員という特殊な関係性の理解
これだけやれば、大学職員に転職できます。
大学職員に転職する為に必要な全ての要素は、このブログだけで分かるようにしています。
是非、今後もお読み頂けると嬉しいです。
その中でも、特に、転職するときに絶対必要な「大学職員の非公開求人」の確保についてお話します。
大学職員へ転職したいなら、非公開求人を逃したら終わり。
SNSの浸透もあり、最近では大学職員という仕事の人気が過剰です。
記事化しましたが、私が某大学の中途採用を受けたときには、採用1~2人に対して、1,700人が応募していました。
倍率、1700倍~少なくても500倍www
まあ、それは極端な一例なのかもしれませんけど、私が大学職員へ転職を決めたときは倍率100倍でした。
ちゃんと対策すれば、実質倍率は30倍ぐらいかな?って感じですけど・・・。
ただ、そんなに応募者があると、人事部や人事課だけじゃ絶対に捌けません。
そもそも、大手と言われるような規模の大学であっても、人事部の採用担当者は2名もいれば十分でしょう。
大学の採用って、応募者は多いけど、ソレを担当する職員は少ないんです。
じゃあ、どうするのでしょうか。
最近は、公開求人で応募をかけたらエントリー数が膨大になりすぎます。
なので、その求人を知っている人だけを対象に「非公開求人」として募集し、転職エージェントにある程度の選考を外注してしまうのです。
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大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
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早めの登録と活用がポイントになります。
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リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
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実際に、現役大学職員が大学職員に転職したときに使ったサイトをまとめました!
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お読み頂き、ありがとうございました!!