大学職員のゴールデンウィークって?
もうすぐGWですね。
メーカー勤務の友人は明日29日~9連休という方が多く、外資系勤務の友人なんかは今週の真ん中より休んでおり、メキシコのリゾートに旅立っていたりします。
一般的に、大学職員は、
・給与が良くて
・休みが多い
という印象を持たれることが多いですし、AERAなんかにもその様に書かれていたりします。もちろん、自分のところはそんなことないよという大学関係者の方も多いかと思いますが、そのあたりは規模に因ったり大学に因ったりしますので、大学職員への転職を希望される方は、自分の志望大学がどのような待遇なのか調べることをオススメします。
私の勤務先は、
●30歳大学職員の月給は約38万円
●2016年度の年間休日は170日でした
となっています。
「そんな大学一部でしょ」みたいに思う方いらっしゃるかもしれませんが、当然、そのとおりです。
日本には
国立大学:86校
公立大学:89校
私立大学604校
合計:779校
※2015年データ
の大学があります。
商社・メーカー・運輸・製薬、、、という企業カテゴリがあるように、大学もそんな企業カテゴリの1つでしかありません。
「商社」というひとくくりのカテゴリ内には、伊藤忠商事や三菱商事といった大手商社が存在しながら、売り上げでは零細企業に分類される企業も存在しています。
なので、大学も同じようなものだと思って頂ければ幸いです。
「大学」というひとくくりのカテゴリの中に、東京大学や京都大学~聞いたこともないような地方の大学まで存在してるのです。
ただ、私は、目の前に迫った某国への海外勤務などをするつもりが無かったので、その当時の待遇を捨てたとしても、
・年功序列の給与
・労働時間の少なさ
・出世競争が皆無
・休みが多い&長い
・転勤が無い
という点に魅力を感じ、あくまでもただの転職先の一つとして「大学」というものを選択しました。まあ、これはたぶん、ドライなほうです。同期や先輩後輩には「想い」を持った方が多いので。
さて、大学職員のゴールデンウィークはいかがでしょうか?
今年度の大学志願者数ランキングを参考に、各大学の学年暦を調べてみました。ただ、キャンパス毎に学年暦が異なっていたり、学部が全国に散らばっている大学もありますので、あくまでもGoogle検索上位の学年暦しかみていません。まあ、たぶん間違ってますので、そのおつもりで・・・すいませんです。
こう見ると、GW全部休みの大学は、
早稲田大学
明治大学
日本大学
だけとなっておりました。
転職先として、大学職員を考えられる場合、文部科学省の要求する15回授業を厳格に守ろうとしましたら、
GWは無い大学が多い
という点を覚えておいて頂いたほうが良いかもしれません。
もちろん、中日の5/1・2に有給を取ることも可能ですし、シフト勤務となっている大学もありますが、勤務暦上は出勤大学も多いのではないでしょうか。
ただ、大学職員のメリットである「・休みが多い」という点から考えると、なにもわざわざ高いGWに行かなくてもという思考になってくるのも事実です。
前職の時はこのGWこそ同期で集まってハワイに行ったり、スペインのリゾートへ行ったりしておりましたが、それはGWまで真剣に遅くまでガッツリ働き、休むときは休むというメリハリ生活の結果だと思いました。
今は、その対極にある生活をしているので、夏のお盆休みに前職同期と出かける際には、有給を取得して安い時期に出発し、現地集合など、大学職員のメリットを活かした生活サイクルを送っております。
夏休みはとても長いので、いずれはその話でも。
今日はここまで。