【2017/11/23追記】
新しい給与体系で計算しなおしました。
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大学職員の給与って謎ですよね。
有価証券報告書も無いですし。
というように、
大学職員系のブログで紹介されるぐらいでしょうか。
転職するうえで、年収は重要なファクターです。
なので、このブログでは公開されていない、
「給与」部分を公開していこうと思います。
今回は、まずは退職金から。
大学職員(本学の場合)の良いところは、
・年功序列の給与
・労働時間の少なさ
・出世競争が皆無
・休みが多い&長い
・転勤が無い
という点です。
転職面接では、建前を話しましたが、
私は正直にいうと上のような理由で転職しました。
前職が大手と呼ばれるメーカーだったので、それぐらいのメリットが無いと転職しなかったというのもあるかもしれません。
そのなかでも、
・出世競争が皆無
というのは精神的に非常にラクです。
評価というものはありませんし、
給与も年功序列なので無理に課長になる必要もありません。
課長じゃないから定年前に転籍させられるということもありません。
もちろん、これが良いか悪いかの基準は人それぞれですが、
大学職員(本学の場合)の事実として、お伝えします。
では、一切出世せず、ヒラ社員で定年退職した職員の退職金はいくらでしょうか?
今回は、
新卒で大学に就職し、定年まで勤めた場合
で計算してみました。
ケース①
学部卒でそのまま学校法人に就職した場合
これは、退職金がMAXに貰えるもっとも熱い組み合わせです。
学部卒業時 22歳
定年退職時 60歳
勤続年数 38年
支給係数 1.43倍
※役職が上がると支給係数が変化します。
計算式
退職時の本俸月額×在籍年数×支給係数
¥561,000×38年×1.43=¥30,484,740
と、
約3000万円の退職金が支給される見込みです。
多いか少ないかの議論はしませんが、
事実としてヒラ社員で一切出世しない人でこんな感じのようです。
それは自分が体を壊したりした場合でも大丈夫だという安心感でもありますが、このような人間にも同額が支払われるのかと思うと違和感のある人もいます。
今日はここまで。