2018年に16名、2019年は60名、2020年だと4月現在で33名の累計109名が弊ブログから大学職員へと転職しました
この記事では、弊ブログから大学職員へと転職された方の合格体験インタビューを掲載します。
年間休日90日の会社からホワイトな環境を求めて大学職員を志望し、転職活動開始1ヶ月で2大学から内定を貰われました!
そのコツやノウハウについて、お話いただきます。
本記事の内容
- 転職活動1ヶ月で2大学から内定をもらったコツ
- このブログの効果的な活用方法
大学職員はホワイトな環境で働ける為、最近かなり人気です。
私自身、残業時間100時間超の社畜系民間企業から大学職員へと転職し、ノルマや出世競争も無くて夏休みが3週間ある環境でのんびり過ごせています。
今回、弊ブログを読んでさまざまな対策をされた方は、年間休日90日の企業から、大学職員へと転職されました。
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【楽すぎ?】大学職員というホワイト企業ランキング常連の実態
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大学職員の場合、年間休日が130日以上の大学も多く、私の場合はそれに加えて有給休暇取得率も100%な為、年間で150日以上が休みになっています。
また、ビジネスモデル的に不況にも強い構造である為、業績にボーナスが左右されることもありません。
安定してワークライフバランスの良いホワイトな仕事へと転職したい方は、ぜひこの記事を読んで大学職員もひとつ考えて見ていただけると幸いです。
大学職員の合格体験記 更新情報
累計399名が2023年12月までに合格したので、2022年5月16日に体験記のまとめ記事を作成しました
実際に面接で聞かれた質問や転職ノウハウを合格者が書いています
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準備期間1ヶ月で大学職員に転職できた理由を考えてみる
私自身が1ヶ月の準備で2大学から内定を貰えたのは、このブログを通して、「大学職員とはどんな存在で、どんなことをしているか」を理解できたからだと思います。
仕事内容が分かってくると、大学の仕組みも見えてきます。
特に、大学職員の場合は仕事内容が特殊(教員という民間企業にはない存在がいる)である為、それとの関係性についても必ず押さえておく必要があります。
(途中で辞退しましたが、医大を受けていた際には、教授(医者)との関係性についても聞かれました。)
民間企業での経験からバリバリやっていけます!というような志望動機や自己PRでは選考を通過できないんだなと身を持って感じました。
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大学職員転職が厳しいと言っている人が一生合格できない簡単な理由
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また、『Between情報サイト』や『大学時報』などで高等教育を取り巻く環境がどうなっているかを知ること、知った上で自分はどのような能力を活かせるのかを論理的に伝えることも重要です。
面接は正直言って一般企業とあまり変わらないように感じられまたが、大学業界に対する知識が無いと、大学職員の面接を通過するのは難しいと思います。
一般企業でよく聞かれる「志望動機」・「自己PR」・「何が活かせるか」・「転職希望理由」・「今後のビジョン」の5点セットは非常に大事で、各項目を大学に置き換えて準備しておけば、エントリーシートも書きやすいですし、落ち着いて面接に取り組めるはずです。
さらに、大学職員の仕事を理解することも大事ですが、各大学についての研究も不可欠です。
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【2019年】大学職員の志望動機まとめ|内定者が選ぶ上位20記事
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「なぜ大学職員を志望するのか」だけではなく、「なぜ本学を志望するのか」を具体的に求められます。
各大学の特徴・取り組み・課題点などを知るためには、「自己点検・評価報告書」を見ることをオススメします。
財務面についても書かれていて、各大学の経営状況も見えてきます。
私自身、2月中旬から大学職員を志し、3月下旬に2校から内定を頂くことができました。
それまで大学職員について一切の知識がなく、何なら最初は大学職員など自分の選択肢の中になかった私でも、です。
だから、このブログで謳われている「大学職員への転職準備は1ヶ月あればOK」というのは、全くその通りで、ブログには対策するネタが詰まっていると感じました。
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大学職員への転職準備は1ヶ月あればOK|現役大学職員が伝える転職必勝法!
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出世したくないうえに地元で永住したいから大学職員になりたかった
もともと、転職を考えた際には、大学職員という選択肢は全く頭に浮かんでいませんでした。
現在の年齢や将来設計を考えた時、長く安定的に仕事を続けていける環境を求める必要があると考えていたのが、大きな転職理由です。
そのなかで、大学職員という仕事は、結婚、出産、マイホーム購入、老後のプランなど、あらゆるライフイベントを考えた時、一般企業と比較して安定した給料を貰うことができ、休みも十二分に取れるということはこの上ないメリットでした。
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仮に収入を求めたとしても、そもそも出世欲が全くないので、いわゆる営業系のようなノルマを課せられる仕事は不向きだと感じていました。
もし現職のキャリアをそのまま活かしてキャリアアップを目指すとなると、地元を離れる他に選択肢がありませんでした。
私は地元大好き人間で、地元を離れる気は一切なかったので、これらを網羅し、かつ自身の特性やキャリアを少しでも活かせる仕事は大学職員しかないと考え、本格的な転職活動を行いました。
そして、『大学職員』というキーワードで検索した際、このブログにたどり着いたのです。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
年間休日90日の会社から年間休日130日以上の大学職員になれた!
もともと、いまの会社においては、休みの少なさは不満でしたが、労働時間については定時が基本である為、比較的ホワイトでした。
ただ、売上高が年々減少しているにもかかわらず、経営陣のビジョンの不明確さに不安や不信感を覚え、「ここで働き続けることは経営的に不可能なのではないか、将来的にこの会社は倒産するのではないか」と考え、この会社で働き続けるイメージが湧かなくなったからです。
それ以外にも、高齢の経営陣がいつまでも居座っていて、世間知らずな考えや無茶苦茶な指示が飛び交ったり、直属の上司が責任逃れをしたり、相談案件を平気でなかったことのようにしたり、いざという時には一切頼りにならなかったり、アドバイザーとして来ている外部の人間が、平然と会社や個人のことに口を挟むなど、それはもう思い出せばキリがないほどの不満が…
むしろ、そういう異様な職場環境や社内の従業員(特に高齢の方々)の人間性に耐えられなくなったというのが本心です。
もちろん、年功序列の大学職員においてもそのような現状があるのは理解しているつもりでした。
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【2025年1月版】大学職員はやめとけ誰でも年収1,000万円なのに辞め理由がある
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ただ、大学職員の場合は潰れる不安が無いことに加え、年収の面でも大きくアップすることから、職場環境に関するデメリットに耐えれると判断して転職を決めたのです。
また、現職は決して毎日が激務というわけでもないですし、むしろ定時退社が当たり前なのですが、何しろ年間取得休日が90日と少なく、それでいてシフト制ゆえに連休が取りづらいなど、福利厚生の面からも不安がありました。
大学職員になると、現職から比較すると40日近く年間休日が増加することになり、ありえないぐらいの高待遇が狙えそうなので、転職することに本気になっていったと思います。
今後何十年にもわたって働き続けるために、より良い環境を探すようになったのは至極当然な流れでした。
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私立大学職員の中途採用時期で6月と12月を逃すと自分が損する理由
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大学職員の転職ノウハウを知るのに役立ったポイント【ブログの活用方法】
大学職員の選考は、オーソドックスなのですが、エントリーシートや質問内容への返答で、押さえておくべきポイントがあると感じました。
大学職員という閉鎖的で特殊な人々がどのような業務を行っているのか、一般企業と何が違うのかを知る必要があったのです。
そんな時、ブログの中で「教員>職員」という大学における基本的な立場を知れたことは、何よりも大きな収穫でした。
「大学職員=裏方の仕事」が分かるだけでも、エントリーシートや面接の対策が変わります。
また、一般企業にも時事ネタがあるように、大学にも時事ネタというものが存在します。
それを『Between情報サイト』や『大学時報』で手に入れることができると初めて知りました。
「なぜ収容定員充足率の向上が求められるのか」や、「入試制度が変わることで大学にどのような影響が生まれるのか」など、時事ネタからエントリーシートや面接対策に繋げることができました。
時事ネタに対して、大学職員としてどう関わりそうなのか、自分には何ができるのか考えるクセを付けるのはとても重要です。
待遇目当てで転職を希望すること自体、何の問題もありません。
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元大学職員が語る|大学職員に転職できた理由と辞めた理由
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かく言う私もその一人です。大事なのは、それを悟られないことです。
そのためにも、曖昧で抽象的なエントリーシートの書き方や面接の受け答えではなく、「いかに周りよりも大学や高等教育についての知識や教養を得るか」をこのブログで教えて頂いたと思っています。
このブログを読んで面接に臨んだ際、グループ面接では他の方の受け答えが抽象的すぎることに驚き、逆に落ち着くことができたので、ブログ記事は有益だったと思います。
大学職員になる際の転職面接で特に聞かれた6つの質問
大学職員の面接において、基礎固めとしてはこの記事をよく読んでいました。
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時間が無い!大学職員の面接対策で簡単に合格レベルになれる方法
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また、具体的な仕事内容をイメージする為として、志望動機のまとめや仕事内容に関する記事も都度読んでいた記憶があります。
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大学職員の自己PRの正解|259名が転職成功したブログの結論
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面接で具体的に特に深く聞かれた質問については、以下のような内容でした。
- 「自分の長所・短所は?」
- 「本学の強み・弱みは何だと考えますか?」
→「弱み」については「忌憚ない意見を」と言われましたが、質問者が理事だったので、その塩梅が難しかったです。
- 「上司と仕事を進めていく上で必要なものとは何ですか?」
→「端的に答えるように」との指示もありました。
- 「現職と前職ではどちらが自分に合っていましたか?」
→真逆の仕事をしていたため、このような質問をされたのだと思います。(これは他の人の参考にならないかも)
- 「大学職員についての知識が少しあるようですが、どうやって知りましたか?」
→大学職員としてこんなことやりたいから、具体的に『大学時報』などの公開情報を使って勉強していたとPRすることに成功しました。
- 「大学職員に対して率直にどう思っていますか?」
→楽で年収が高そうだとうのがホンネですが、仕事の進め方においてこんな特徴があると具体的に答えました。
教員という決定権者が常にいるため、そこと渡り合える知識が必要だというような、ポジティブな内容です。
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大学職員転職が厳しいと言っている人が一生合格できない簡単な理由
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