大学職員に転職しようと思った場合、気になるのは、
・給料いくら?
・休み取りやすい?
・どんな仕事するんだろう?
・退職金なんぼ?
その当たりでしょうか。
世間一般での大学職員へのイメージは、「ラクで給料が高くて休みが多い」と相場は決まっています。
まあ、だいたい合ってますけど。
リアルな状況を以下に書いてみました。
別ウインドウ等で開いて頂き、両方ざっと読んで頂けると幸いです。
www.daigaku-syokuin.com
まとめるとこんな感じ。
年齢 | 性別 | 属性 | 年収 | 所定年間休日 | 残業時間 | 有給取得日数 | 時給 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
31 | 男 | 中途採用 | 760万円 | 135日 | 71時間/年 | 22日 | 4,659円 |
結構、コスパイイですよね。
じゃあ、なんでコスパいいのか?考えてみました。
大学職員へ転職することのメリット
大学によって待遇や休みは結構違います。なので、ブログの情報だけを鵜呑みにしちゃダメです。
ただ、転職したら総じて今よりラクで待遇良くなるのは結構確実かと。
なぜなら、やっぱり大学の時間軸ってゆっくりなんですよね。
その日に「何かをしないと死ぬ(社内的にも客先的にも)」なんてまずありません。
急ぎの仕事とか言っても、最速で明日とかそんな感じです。
そもそも、大学の意思決定は全てが会議で決定され、長文の会議文書のなかで、「○○○はじめます。」・「×××停止します。」って議決されていきます。
なので、全ての業務スケジュールが事前に分かっているんですよね。
学生課系でイレギュラー対応が多い部署ももちろんありますが。
ということは、スケジューリングさえ出来たら、あとは俺のターン。
休もうが+αで仕事しようが、チームがよっぽど困ってない限り、休み取得はフリーパスです。
と言うか、休みって本来そういうモンですけど。大学で働き始めて、ほんと他の会社が休み取れなさ杉だなって思いました。
別に、民間>大学だなんて言うつもり、毛頭無いですよ。
民間出身者は大学業界をバカにしてるなんてTwitterで書かれたりしますがw
そんなことないです。
こんなコスパいい仕事を提供して頂いて、むしろ感謝してます。
大学職員への転職を目指す方、モチベーション上がると思います。
がんばって下さい。応援しています。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
大学職員の退職金
大学職員の給与については、何回かブログに書いてみています。
新卒入職から10年で給料が1.58倍になるとかそんなん。
じゃあ、退職金はナンボ?なんでしょうか。
一生ヒラ社員で終ったとしても退職金は3,200万円超!
先に結論から。
一生ヒラの大学職員で定年まで行っても、退職金は3,200万円を超えます。
Oh,,,,,,,,,,,,
こんなことなら、新卒から大学職員になってたら良かったってホント思いました。
計算式は、こんな感じ!
退職金の計算には、退職時の「月給」が超重要!
退職金の計算式は、ざっくり言うとこんな感じになっています。
退職時の本俸月額×在籍年数×支給係数
つまり、定年退職時に本俸月額がナンボになっているのか、っていうのが超大切なんですね。
この本俸月額、大学によっては「試験が無いと上がっていかない」・「評価されてランクが上がらない」というトコロもあるみたいなので要注意です。
本学の場合、現在のところは超絶年功序列なので、上昇し続けます。
賃金の上昇カーブや昇任試験の有無などは転職時の大切なポイントでしょうか。
また、オワコン系大学では、
新卒:年功序列で昇格していく給与体系
中途:途中からなので別の給与体系
=新卒職員の方が同じ仕事でも給料全然高い
というところもあると聞いています。終ってますよねw
そんな大学にわざわざ中途採用で言っちゃダメです。
退職金には「支給係数」というものが設定されている。
退職金の計算には、
退職時の本俸月額×在籍年数×支給係数
と言う計算式があると書きました。
じゃあ、「支給係数」とは何でしょうか。
これは本学の場合、在籍年数で定められています。
※本俸月額は完全なる年功序列ですが、在籍年数の計算時のみ新卒と中途で差があります。
◆退職金支給係数
01年以上~02年未満 | 0.86倍 |
---|---|
02年以上~11年未満 | 1.11倍 |
11年以上~20年未満 | 1.16倍 |
20年以上~24年未満 | 1.27倍 |
24年以上~26年未満 | 1.35倍 |
26年以上~40年未満 | 1.43倍 |
要は、早めに大学就職/転職しておいたほうが得ということです。
大学職員の求人はおおよそ35歳以下が多いです。
転職するなら早めに動くのをオススメします!
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大学職員を目指せるエージェントのまとめ
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22歳で学校法人に入った新卒の退職金は?
じゃあ、新卒で学校法人に入った場合、退職金はイクラなんでしょうか。
これは、退職金がMAXに貰える組み合わせですね。
学部卒業時 | 22歳 |
---|---|
定年退職時 | 60歳 |
勤続年数 | 38年 |
支給係数 | 1.43倍 |
本学の場合、59歳ヒラの大学職員の本俸月額は¥598,000です。
改定されて、上昇しました。ラッキー。
退職時の本俸月額×在籍年数×支給係数
¥598,000×38年×1.43=¥32,495,320
約3,200万円の退職金が支給される見込み。
ヒラ社員でこれって結構スゴイかも。
一生ヒラの大学職員でも全然OK!
大学の業務の場合、最終的な決定権は全て教員にあります。
なので、出世したからといって強大な権力を得れたりすることはありません。
むしろ課長以上になってしまえば、毎日しょーもない会議ばかりで休みにくくなります。
なので、課長の手前ぐらいのまま居る方が、休みも取れるし時間が自由なんですよね。上に上がっていこうなんて、転職して全く思わなくなりました。
そんなヒラ社員でも、退職金は3,200万円超。
全然有りです。
ただ、大学職員へ転職するなら年齢制限(主に35歳以下)があるのでお早めに動かれるのがおすすめです。
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まとめ
結構リアルな退職金明細を公開してしまいました。
転職のモチベーションアップに役立てて頂けますと幸いです。
ブログ執筆に約45分。遅い。