そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 現役大学職員が書くグループディスカッション対策
- 大学職員に転職できるノウハウを公開
私自身、中途採用でグループディスカッションを突破して大学職員に転職しました。
大学職員に転職すると天国ですね。
民間企業で働いていたときよりも精神的なプレッシャーが減るだけでなく、冬のボーナスが150万円超えと、金銭面でのメリットも非常に多く享受できています。
関連記事>>>【楽すぎ?】大学職員というホワイト企業ランキング常連の実態
大学職員の求人が最大化する6月と12月に向けて、相談用のLINE@でも多くのご質問を頂きます。
そのなかで、グループディスカッションの対策が難しいというお声を多く頂いたので、具体的な対策についてまとめてみました。
大学職員の転職対策は大変ですが、このブログから2018年に16名、2019年は2月末時点ですでに16名と、32名が大学職員に転職しています。
その具体的なノウハウについて、公開させていただきます。
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大学職員に転職できるグループディスカッション対策のコツ
大学職員の転職の際、グループディスカッション(GD)が行われる大学も多いです。
最近募集していた、某大手私立大学などは、エージェントさんからGDのコツが送られてきていましたね。
そのあたりまでアドバイスしてくれる転職エージェントさんはかなり当たりです。
関連記事>>>現役大学職員が伝える、大学職員への転職で対策すべき1番大切なこと
また、今回の入試で大幅な志願者増を果たした桜美林大もGDやりますよ〜と連絡ありました。
大学職員に転職できるグループディスカッションのコツって、何があるのでしょうか?
現役の大学職員が、GDで見られているポイントについてまとめてみることにします。
大学職員に転職できるGDの対策ポイント
- 調整力
- 異なる意見をまとめる力
なぜ、その2つの能力の観点から見られているのか現役大学職員の視点から考察してみます。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
大学職員のグループディスカッションで見られる能力は「調整力」
大学職員のグループディスカッションで何を見られるか。
それはもう、この能力しかありません。
「調整力」
これに尽きます。
大学職員の仕事の大半は調整業務です。
大学職員の仕事には、教員・職員の他部署・業務委託先・学生・保護者・地域など、複数のステークホルダーが関わってくることから分かるように、仕事の多くの時間を調整業務に費やすことになります。
大学職員にノルマはありません。目標の数字や上司の詰めもありません。
ただ、業務タスク数だけでいうと、細々とした業務や事務も多く、調整する先が多いというのが転職してきた印象です。
まあ、言ってしまえば、調整業務主体の内勤事務で年収1,000万円と考えると、コスパは良いのですが・・・
関連記事>>>【2018年度版/57大学掲載】大学職員の年収|大学別・年代別に給与水準をまとめました
そんな調整が大変なお仕事であると印象と現状について書いてみることにしました。
大学職員の転職試験のGDで「調整力」を見る理由
大学職員の仕事は、調整する先が非常に多いです。これは、民間企業の比ではありませんでした。
例えば、教務系の仕事で授業配置について調整する場合、
- 授業担当教員の学外との共同研究日程を把握し、NG日を知る
- 授業を実施する教室の規模を決め、学内の他部署とバッティングしないように調整する
- 授業担当教員が学内委員などで会議に出席する可能性があるのでその日程を押さえる
- 学生の受講条件を詰め、同一授業時限で配当回生などが重複しないか確認する
- 資格課程運営部署と協議し、資格系科目の取得に影響が出ないか確認する
- システム部と確認し、受講者多数の場合の受講者抽選等について調整する
ざっと思いつくだけでも、こんな感じでしょうか。
大学職員の仕事は非常に縦割りな為、誰かが自分の仕事を助けてくれると思ってはいけません。
隣の席のひととは全く違う仕事をしていますから、誰も自分の仕事に興味は無いのです。
なので、ミスは容赦なく担当者のせいにされる風土ですから、自分の身を守るためにも、調整内容の把握は大切な大学職員のスキルであると言えます。
もちろん、自分できちんと業務内容さえ把握しておけば、好きに休める風土もありますから、有給休暇消化率100%なんてことも可能な為、私はこの縦割り感は大好きです。
営業職とかだと、営業所の数字が未達成だと休みにくいとかありますしね。
関連記事>>>大学職員に転職して良かった18の理由。”楽で高給”は本当に実現した。
なので、まとめると、
大学職員の仕事は調整業務が主体のため、GDでもそれを評価ポイントにしているということです。
某大手私立大学のグループディスカッション前に、こんな大切なポイントについてアドバイスしてくれる転職エージェントの担当者さんは当たりです。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
「意見をまとめる力」も大学職員のGDには必須です
また、「調整力」に次いで重要なグループディスカッションの評価ポイントは「意見をまとめる力」です。
これはGDでみんなが意識しようとしてくるポイントな為、大きな差は出しにくいかもしれません。
ただ、現役の大学職員から内情をお伝えしますので、それを踏まえてGDに臨むと良いと思います。
また、「調整力」や「意見をまとめる力」は大学職員の面接対策にも役立ちますね。
大学職員という特殊な仕事で内定を得ようとすると、具体的な仕事内容について把握することは重要です。
大学職員への転職で「意見をまとめる力」が必要な理由
- 大学職員は超縦割り文化で、基本的には仕事の押し付け合い
- なので、部署間の利害が対立することが多く、異なる意見が出やすい
- また、とりあえずやってみましょうかみたいな軽いノリではなく、重厚な会議文書で議決していくノロノロ組織なので、否定的な意見が多く出る
- そのような風土の会社で働こうとする場合、「異なる意見を汲み取り、折衷案を示す」というような能力は重要
こんな感じでしょうか。
大学職員にノルマや目標が無い分、仕事の押し付け合いになりますので、部署間や担当者間の意見を調整したり、まとめて折衷案を示したりする能力はとても大切です。
大学職員の転職におけるグループディスカッションだと、受験者が「意見をまとめようとしすぎる」ことも多くある為、全員がまとめ役だと進まないので、ある程度のリーダーシップを発揮したほうが通過しやすい場面もありますが、基本的には人の意見を良く聞いて建設的な議論となるように意識するという当たり前のことが重要となります。
大学職員に転職したいときに最初にトライすること
そんな意見にもお答えします。
大学職員に転職しようとした際、対策サイトや本にはいろいろなことが書いています。
そのなかで、私が最初にやるべきだと思うのは、大学という特殊な業界について理解すること。
大学職員の転職面接で通過できている人は、大学職員の今のトレンドを上手に自分自身の仕事に落とし込めています。
大学職員の仕事って何してるの?
と聞いて明確に答えれるひとはなかなかいません。
どの受験者もそんなレベルなので、大学職員のトレンドについてまず理解していきましょう。
大学職員の転職面接に役立つサイトの読み方
まず大学職員の転職面接にすぐ役立つサイトなら、ベネッセさんのサイトを開いて見て下さい。
■ベネッセ:Between
いまの大学のトレンドについて、非常に深く考察された記事が多いです。
なんとなく聞いたことあるコトバとかありませんか?
ただ、それを自分のコトバや自分の仕事と関連付けて話せるひとはほとんどいません。
「MARCHを中心とした、入試定員の厳格化」
であれば、NHKのニュースなどでも取り上げれていたので、知っているひとは多いのですが、それがどう大学職員の仕事に関わってくるのか分からない人が多いです。
※その回答については、別記事でお伝えしますね。
ただ、このBetweenを読むと、どんな背景でその問題が起きたのかまず理解できます為、このブログでの大学職員の働き方と合わせて、まずはご自身の引き出しを増やす意味で、ベネッセさんのサイトを読んで見ることをおすすめします。