そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 大学職員へ転職できる年齢っていつがベスト?
- 民間企業から大学職員に転職するメリット
- 大学職員になってみて最高だったこと
このブロクから、2018年に16名・2019年は4月末時点で17名が大学職員へと転職しました。
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【2023年12月版】大学職員の志望動機をコピペだけで簡単に書く
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民間企業から大学職員に転職することは、メリットが多いです。
- ノルマ・目標無し
- 出世競争のない年功序列
- 大学職員の平均年収は日本の大手企業並み
- 転籍や出向が無い
- 休みが多い
大学職員に民間企業から転職すると、そのユルい雰囲気で精神的にラクに働けます。
今日はその大学職員に、第二新卒で25歳ぐらいまでに転職したい方向けの記事を書いてみました。
25歳以上の方は、こちらをどうぞ。
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私立大学職員の中途採用時期で6月と12月を逃すと自分が損する理由
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2019年4月末で大学職員に34名が転職したノウハウをまとめています。
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25歳までに民間企業を辞めるなら大学職員がオススメな理由
大学職員に転職したいひと「新卒でいまの会社に就職したけど、早くも辞めたい。ここで40年以上働くとか無理ゲーでしょう…」
そんな、若手社員の声が相談用LINE@(利用料無料)によく届きます。
大学職員という仕事についての情報が少なく、新卒で入った会社を辞めるのは抵抗があるかもしれません。
ただ、このブロクからは2018年・2019年の2年で33名以上が大学職員への転職を成功させています。
特に、2019年は4月末現在ですでに17名が大学職員へ転職済み。
実際、若手のうちに大学職員に転職するとどんなメリットがあるのか、解説してみました。
1年目に退職しても大学職員には転職できる【実績有り】
新卒で民間企業に入ってみたけど、もう辞めたい。
そんな人、結構いらっしゃいます。
この場合、民間企業から民間企業の転職はかなり厳しいですが、民間企業から大学職員への転職なら可能です。
大学職員という仕事はかなり特殊で、民間企業の能力と大学職員の仕事能力に相関関係はありません。
また、営業が向いてなかったとしても大学職員は向いているという人も多くいらっしゃいます。
なので、民間企業をスグ辞めたいとしても、大学職員に転職できるチャンスは多くあるのです。
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【2023年12月版】大学職員の志望動機をコピペだけで簡単に書く
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しかし、そのときに注意することは、民間企業を退職して大学職員への転職に専念してはいけないこと。
新卒1年や2年でご自身の職歴に空白期間を作ることはかなりリスキーです。
大学職員という仕事は対策をきちんとすれば、このブロクのように33名以上が大学職員に転職した実績を生めますが、やはり倍率も高めな現状があります。
関連記事>>>【2019年版】大学職員の倍率が300倍以上でも内定する方法【実績有り】
なので、今の仕事を続けながら大学職員への転職準備をするというのがもっとも正しい対策です。
そんなひとでも、大学職員のエントリーシートのコツを掴めば内定することが可能になります。
(もちろん、かなり大学職員という仕事について勉強する必要はあります)
【裏ワザ】社会人経験が無くても大学職員に転職する方法
大学職員のエントリーシートはかなり特殊です。
- 大学職員という仕事を志望する理由
- なぜその学校法人を志望するのか
民間企業への転職であれば、現職の成果や取り組んだ具体的業務内容を転職エージェントにヒアリングされますが、大学職員への転職では聞かれません。
ここに、社会人経験が浅くても大学職員へ転職できるコツが隠されているのです。
その際、一般論の志望動機だとエントリーシートを通過できません。
書類選考を通過できない志望動機
ドイツ・フランクフルトへの留学経験を活かし、国際交流に関する仕事をしたいと思います。
貴学園は学園創立●周年に向けて、「国際人を育てる学校」を目標としているので、今後、留学生の派遣や受入が更に盛んになると思われます。
学生は留学を通して、語学力が上達するだけでなく、異文化に触れることで、世界的な視野に立ち行動できる人材になれると思います。しかし、一人で海外へ留学に行くのは不安や悩み等もたくさんあるはずです。私は日本での留学生活で様々な経験をし、多くの悩みがありましたが、振り返ってみると、非常に充実した留学生活を送ることができたと思います。
元留学生として、親身になって外国人留学生や海外へ留学したい日本人学生の話を聞き、不安や悩み等を予測し、対策を考えることができると思います。私が身をもって経験した「充実した留学生活」を更に多くの学生にも経験してもらいたいと思い、貴学園の職員を応募しました。
この場合、せっかく留学経験があるのに、かなり惜しい志望動機になっています。
一般論で書くと、どうしてもその大学でないといけない理由が薄まってしまうのです。
貴学の特徴的なプログラムである「●●●●」の運営において、現職で培った調整力や俯瞰力を活かしたいと思い、大学職員を志望しました。具体的には、プログラムを運営する際の協定書の締結や海外渡航における関係各所との調整、VISAのやりとりなどの周辺事務を担いつつも、中高一貫校である特色を活かし、教員を巻き込んで中高生のときから大学進学をして留学プログラムへ参加する政策を推進していきたいと思います。そのために・・・(具体例)
というように、少し具体例や具体的な大学職員としての仕事を入れるだけでエントリーシートを読むその学園の職員はイメージが沸くのでおすすめできます。
33名以上が内定した志望動機の作成マニュアルはこちらです。
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【2023年12月版】大学職員の志望動機をコピペだけで簡単に書く
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ノルマが嫌なら大学職員に転職すると精神的に天国
ノルマや目標が嫌なら、大学職員になったほうがいいです。(直球)
大学職員も営業があるよ?みたいな声も聞きますが、予備校や高校への営業活動なんてぶっちゃけしてもしなくてもその月の数字がどうなるなんてありません。
民間企業のように、「あと営業日5日で●●●●万円どうするの?」みたいなことを聞かれないだけでも天国です。
月末だから休みが取りにくい・・・みたいなこともありませんしね。
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【楽すぎ?】大学職員というホワイト企業ランキング常連の実態
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ノルマや目標のある営業の仕事をしてきた人ならわかりますが、数字からのプレッシャーが皆無な状態は本当に最高かも。
数字が付いてくるのが嫌だから、いまの仕事の給料半分ぐらいでもいいやみたいな気持ちで大学職員に転職するのも有りかもしれません。
ただ、ぶっちゃけると大学職員の年収って高いので、30歳年収700万円でノルマ無しの事務職みたいな仕事が普通にあります。
バリバリ営業したい!みいたいな人以外は、大学職員に転職したほうがノルマも無いし気楽でおすすめですね。
6月や12月は統計上、大学職員の求人も増えてきますからオススメです。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
年収1,000万円貰える仕事なら大学職員を考えてみたほうが良い
年収1,000万円貰える仕事が良い!
と思う人も多くいるかもしれません。
ただ、実際は学生時代にはそう思っていた人が多いかもしれませんが、社会人として働いていくと、精神的にラクで休みが多い仕事がいいと思う人が増えてきてたりします。
大学職員に転職すると、その両方共が叶えられるのでかなりオススメです。
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【楽すぎ?】大学職員というホワイト企業ランキング常連の実態
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大学職員のメリット
- 私立大学業界の平均年収が735万円
- ある程度の規模の私立大学であれば年収1,000万円
- 55歳年収1,388万円の私立大学もある
- 休みが普通に多い仕事
大学の財政構造は学費収入が大半なので、学生数が多い=入ってくるお金が多いとなります。
そのため、ある程度の規模の私立大学であれば、潰れることもないし年収も高めです。
信頼度の高い調査によれば、学生数400名以上の大学はほとんどの場合で定員を満たしています。(日本私立学校振興・共済事業団発行の『平成30年(2018)年度私立大学・短期大学等入学志願動向』)
つまり、相当に小さい大学に転職しない限り、待遇は安定しているのが現状なのです。
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「終身雇用を続けるのは難しい」と言っても大学職員は大丈夫な理由
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大学職員の年収もランキングの70%の大学で年収1,000万円を超えていたり。
かなり年収的には熱い仕事というのが、大学職員の特徴です。
25歳で大学職員に転職すると退職金は3,200万円以上GET!
寿命100年時代とまで言われています。定年退職の年齢も、今後引き上げられてくることでしょう。
メガバンク等の金融機関でも、客に提案する退職後の余生設計の年数を変えてきています。
国の年金制度が不透明な分、自分がカイシャで働いた分だけはちゃんと貰いたいですよね。
大学職員ならば、そんな余生の設計も民間企業より安定しています。
民間企業は2017年に8,376件潰れました。
大学業界で2017年に倒産したのは、、、1社東京女学館大学だけです。(もしかするとあと数校ぐらいFランが逝ってるかも。)
結局、潰れそうになってもこうやって公立化されたりするんです。
こんなことして本当に意味無いのですが、働いているほうからしたらかなりラッキーですよね。
Fランク大学だった勤務先が、いきなり公立化して準公務員みたいになるんですから。
ど田舎のFランク大学のほうが、都会のFランク大学より生き残れるかもね。
困ったら結局公立化されて潰れないっていう。
働いてる大学職員は超ラッキー。https://t.co/cJmqjVdwUi
— 暇な大学職員@今年18人が職員に内定済み (@univadm) 2019年4月28日
ど田舎のFランク大学のほうが、都会のFランク大学より生き残れるかもね。
困ったら結局公立化されて潰れないっていう。
働いてる大学職員は超ラッキー
大学ってほんと潰れにくいなと、実際に大学職員として働き出して日々感じているところ。
実際、退職金について調べてみても相当に安定していることが分かりました。
しかも、20代の若いうちに転職した方がお得という結果に。民間企業で3年ガマンして・・・なんて思わなくても大丈夫。大学職員になりたくなった頃が、転職し頃なんです。
【年功序列】出世しなくても大学職員の月給は560,000円に到達
大学職員の計算式は、私が把握している数校をまとめるとだいたい以下のようになります。
- 退職年齢の本俸×在職年数×支給係数(所定加算率)
- 退職年齢の本俸×支給係数(在籍年数+所定加算率を足した係数)
ここで、ポイントとなるのは、
退職年齢の本俸
というコトバ。要は、月給です。但し、この月給というのが、
基本的に年功序列の大学職員では、平社員でもかなり高給
60歳の平社員で月給560,000円
みたいなこと、普通にあります。
なので、出世しなくても年収1,000万円が保証されていますから、大学職員はかなり恵まれているのです。
ちなみに、課長職などの役職者になったとしても、それほど退職金に大きな差は生まれません。
むしろ、出世しないほうが時間にゆとりのある生活ができますから、オススメなのです。
大学職員は出世しないほうがお得!?課長と平社員の退職金を計算【実績】
では、大学職員の課長とヒラ社員で退職金対決をするとどちらが勝つのでしょうか。
計算の前提条件
- 25歳で大学へ転職した中途採用
- 60歳課長
- 60歳ヒラ社員
退職時の本俸 | 在職年数 | 支給係数 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
60歳/課長 | 629,000円 | 35年 | 1.65 | 35,444,150円 |
60歳/ヒラ社員 | 561,000円 | 35年 | 1.65 | 32,397,750円 |
勝者!課長!
という当たり前の結果ですが、平社員でも退職金3,200万円貰えるのが凄いです。
出向や転籍がそもそも大学職員には無いので、出世競争をする必要もありません。
平社員のままでまったり暮らしながら、年収1,000万円と退職金をGETするという選択肢も悪くはなさそうですね。
30歳で大学職員に中途採用された場合の退職金の額は?
計算の前提条件
- 30歳で大学へ転職した中途採用
- 60歳課長
- 60歳ヒラ社員
民間企業に8年ほど勤務し、30歳で大学職員に転職するとどうでしょうか?
退職時の本俸 | 在職年数 | 支給係数 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
60歳/課長 | 629,000円 | 30年 | 1.65 | 31,135,500円 |
60歳/ヒラ社員 | 561,000円 | 30年 | 1.65 | 27,769,500円 |
さすがに、平社員のままだと退職金3,000万円をゲットするのは難しいかも。
先程の25歳で大学職員になった人と比較すると、30歳で大学職員に転職すると460万円退職金が減ってしまいます。
民間企業でその差分をペイできるのであれば、民間企業勤務が長くなってもいいのですが、早めに大学職員に転職しても、メリットは出せそうです。
ノルマや目標がないまったりした組織で働くのを希望するひとは、大学職員への転職はかなりオススメできます。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント