どうも、暇な大学職員です。GWですね。
大学職員へ転職したい人向けに、現役大学職員がナマの情報をご提供中の本ブログ。
今日は、営業職が嫌な人は大学職員に転職したら良いですよってお話です。
私、暇な大学職員もメーカーの法人営業から大学職員に転職しました。
こんな人へオススメ
- 大学職員へ転職したい人
- 営業職が嫌で、精神的にラクな仕事を探している人
- 営業職以外の企画や広報業務がしてみたいけど、いまの会社じゃムリそうな人
もしあなたが、営業を辞めたい/営業以外の仕事をしてみたいと思っているなら、この記事を読んでみて下さい。
大学職員というと、仕事が楽というイメージしかないかもしれませんが、実は面白い仕事も結構あったりします。
もちろん、ある程度の規模の大学に勤める大学職員であれば、給料も高く、営業と比較したら仕事も楽です。夏休みも長め。
大学職員って、社会人から転職するには、最高にコストパフォーマンスが良い仕事なのです。
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私が営業を辞めて大学職員になった5つの理由
もともと、大学職員に転職する前は東証一部上場の大手企業で営業の仕事をしていました。
営業としてはBtoBのルート営業で、担当製品の製品力もあった為、売るのがすごく大変という訳では無い、恵まれた環境だったと思います。
ただ、営業としての今後のキャリアを考えたとき、大学職員という働き方は調べれば調べるほど魅力的でした。
誰でも名前を聞いたことがある東証一部上場の大手企業を何で辞めたのか。
現役大学職員の私が営業から大学職員に転職した5つの理由を書いてみました。
四六時中、ノルマ・タスクに追われる→月初にはリセット
営業担当であるからには、担当製品やテリトリーの数字を上げるというのが使命です。
いろいろな施策を考え、それが上手く当たったときは営業としての面白みを非常に感じることができます。
ただ、それにも波があるもので、ノルマに到達しないときは営業担当としては地獄の苦しみです。
しかも、営業は賽の河原。
月末まで頑張ったとしても、毎月の営業〆日を終えてしまえば、数字がリセットされてまたイチからやり直しです。
ノルマが達成しているときは毎日楽しいですが、未達成の時は、休日でも気が重い。
そんな営業あるあるなプレッシャーから開放されたくて、私は営業から大学職員へ転職しました。
大学職員になればノルマ無し!営業をすることがありません。
また、大学職員はサザエさん症候群とも無縁のお仕事。
毎週日曜日夜の憂鬱さを感じることが、大学職員になって無くなりました。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
休む→稼働日が少なくなる→数字がキツい→休めない
営業をしていると、基本的には自由に休みにくいですよね。
前職で社畜をしていた時には、有給は使える雰囲気は殆どありませんでした。
そもそも、有給を使うと稼働できる日数が減ります。
そうなると、目標が未達成になった場合に殺されます恐ろしいことになっちゃいます。
もちろん、余裕で達成できそうな時はその時で、次月に売上が立ちそうなネタを積み上げておく必要があって、結果として休みにくいんですよね。
メーカーであるから、夏休みは長かったですが、その他の平日に有給を使うぜ!みたいなことは全然できませんでした。
しかし、大学職員に転職してからはそんな生活が一変。
むしろ、営業から大学職員に転職して、最もメリットを享受できたのは有給消化の数だと思います。
大学職員に転職してからは、有給を毎年22日フルに使い切っています!また、年間休日も135日(夏休み2週間+冬休み10日間)ある為、有給と併せると年間で150日以上休めています。
営業以外にいくなら営業で結果を出さないといけない
営業メインの会社に入った場合、当然新卒からやる仕事は、「営業」です。
別にそれは、就活してるときに了承済みなのでいいんですが、やっぱり同じ仕事していると飽きます。人間だもの。
そうなったとき、営業が強い会社に入ったのであれば、営業で結果を出したら、自分の希望する部署に行けたりすることが多いです。
ただ、本人の適正や担当テリトリーの景況感等、自分の数字を左右する要素がいくつか有ります。
また、営業が嫌だから部署を変わりたいなと思っても、営業主体の会社なら、その望みは絶望的です。
ただ、大学職員であれば、教務事務・学生対応系部署・卒業生対応系部署・産学連携系部署・・・など、各部署で大きく仕事が違います。
むしろ、部署が変われば、転職したぐらいに業務内容や風土も異なっています。
ジョブローテが5年サイクルぐらいであるので、ずっと営業をしないといけないみたいなことは無く、様々な仕事を経験することができます。
大学は潰れなくて、非常に安定している
転職するなら、将来性のある企業に勤めたいと思うのが人情です。ハズレは引きたくありません。
大学業界なんて斜陽産業という人もいますが、民間企業でもそれは同じこと。
SHARPが潰れるなんて10年前に誰が予見していたでしょうか。
大学も、学校法人の4割が赤字だとかいろんな報道がありますが、大学が潰れることってまずありません。
むしろ、最近なんか、地方のしょーもない私立を公立化して自治体が救ってくれてる始末。
また、文科省の定員抑制政策で、大手大学は学生を取りたくても取れないようになっています。
国が大手私立大学の入学者数にキャップをかけ、大手が寡占しないように力の無い大学にまで気を回してくれる優遇っぷり。
これを聞くだけで、大学がいかに恵まれているが分かるかと思います。
よっぽどのハズレ大学に転職しない限り、大学って潰れないです。民間企業の方が倒産リスク高め。
この10年で潰れた大学リスト
民間企業は2016年度に8,446社が倒産しています。
対して、大学がこの10年で倒産したのはたったこれだけ。
愛知新城大谷大 | 2010年募集停止→2013年廃止 |
映画専門大学院大学 | 2012年募集停止→2013年廃止 |
英知大学→聖トマス大学 | 2007年改称→2010年募集停止→2015年廃止 |
LCA大学院大学 | 2009年募集停止→2011年廃止 |
神戸夙川学院大学 | 2015年廃止 |
神戸ファッション造形大学 | 2010年募集停止→2013年廃止 |
創造学園大 | 2013年廃止 |
東京女学館大学 | 2013年募集停止→2017年廃止 |
東和大学 | 2007年募集停止→2011年廃止。土地・建物は純真学園大学が継承 |
日本伝統医療科学大学院大学 | 2009年募集停止→2010年廃止 |
福岡医療福祉大学 | 2014年廃止 |
福岡国際大学 | 2015年募集停止 |
松阪大学→三重中京大学 | 2005年改称→2010年募集停止→2013年廃止 |
聖母大学 | 2011年募集停止→2014年廃止 |
そもそも、大学職員としての転職先の候補にも挙がらなさそうな、どこ?それ?って大学ばかり・・・このリストから、 いかに大学が潰れにくいか分かります。
大学職員として転職するならば、偏差値40ぐらいの大学でも潰れずにやっていけそう。
転職先として年収や福利厚生が充実している
正直、このメリットがないと大学職員には転職していません。
大手大学職員なら35歳~40歳の間に年収1,000万円に到達します。
また、準大手の大学職員も年収1,000万円に到達できます。
しかも、出世競争無く、この年収。これだけでも、十分に転職する価値があると思います。
ちなみに、早慶~地方のFラン大学まで全ての私立大学を合わせた平均年収は734万円です。(私学事業団資料より)
同僚では、中小企業から大学職員への転職へ成功し、年収が350万円アップした事例もあります。
また、全国26大学の35歳時年収の一覧はコチラの記事に私が書きました。ご参考になれば。
【全国26大学掲載!】大学職員への転職用|年収ランキング2018
35歳の大学職員|大手大学は軒並み年収800万円超え。最高値は明治大学職員で967万円!
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大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
営業から大学職員に転職するなら、「志望動機」対策は必須
営業から大学職員に転職したいなら、志望動機の対策を最も多くするべきです。
なぜなら、面接官などを実際にやっていると、中途採用希望者の志望動機が非常に薄い為、そこを強化すれば非常に優位に立てるから。
大学職員ってラクで給料が高いとうイメージが付いている為、中途採用の募集をすると、倍率100倍とかザラなんですよね。
ただ、そのなかで実際にちゃんと対策をした人だけで考えると、実効倍率は20倍~30倍という感じ。
大学職員への転職って意外と難しくないんです。
営業は大学職員の採用試験でどのように勝負すべきか
ホンネとしては、営業が嫌だから、大学職員へ転職しました。
このホンネ型志望動機を、いかに装飾できるかが腕の見せ所。それが、「対策」です。
営業から大学職員に転職した、現役の私からアドバイスさせて頂きます。
志望動機の書き方の大原則は、「仕事で書かずに、働き方で書く」こと。
志望動機の書き方のコツ
「仕事で書かずに、働き方で書く」
つまりは、面接官というプロの大学職員に対し、大学職員という仕事を想像した志望動機を書かないということです。
ネット上には、専任職員(無期雇用の大学職員=総合職)は、窓口業務なんてしていなくて、窓口は全部派遣社員、というようなウソが平気で書いてあります。
実際は、専任職員でも窓口の有る部署なら当然、対応を行いますし、むしろ窓口対応のスキルも大学職員の能力のうちです。
その為、ネット上の知識のみで、面接に向かうのは本当に危険なんです。
ちなみに、ひっそりと、相談用のLINE@を作りました!
5月2日の19:30現在、登録者はゼロ名ですw
需要無いかもしれませんが、追加用のリンクを貼っておきます。
LINE@なので、私からは登録者(あなた)は見えません。
あなたから質問を投稿すると、私個人に匿名で届きますので、なんでも聞いて下さいませ。
現役大学職員が書いた、志望動機の実例
必要とされる能力や、働き方に即して、志望動機の考え方のコツをブログにまとめました。
これからも、もっと有益な大学職員への転職用の情報をご提供していきたいと思っています。
大学職員に転職したいなら「非公開求人」を探さないと受かりません
大学職員の転職人気は、近年急上昇しています。
倍率だけで言うと、本学で約100倍、私がネタで受験した某女学院大学などは、求人1~2名に1,700名の応募がありました。
実に、倍率は850倍~1,700倍www
しかし、そんなオープンな大学職員への転職求人、最近ではなかなかありません。
なぜかというと、オープン採用をして超絶多量の応募者があった場合、大学のキャパでは捌ききれないからなんです。
学校法人が「非公開」で採用活動を行うことのメリット
大手と呼ばれる私の大学の人事部でも、採用担当の専任職員は2名程度です。
つまり、民間の大手企業のように人事部に潤沢に採用担当者がいて、インターンシップやリクルーター面談を仕切ってる、みたいなことは絶対に無いのです。
そうなると、有限な時間をどのように使っていくかというハナシになりますよね。
結論としては、
学校法人が転職エージェントへ非公開求人を渡した上で、書類選考や初期段階の面接を外注化する。
ということになるんです。
つまり、あなたが大学職員に転職したいのであれば、学校法人の転職に強い転職エージェントを活用すべし、ということです。
実際に、私が大学職員に転職した時に使ったエージェントをまとめてみました。
このブログから407人が大学職員に内定しました
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大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
お読み頂きありがとうございました!大学職員への転職、今から動き出しましょう!
大学職員の求人数は、6月・12月が最多です。