こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 現役大学職員がお伝えする、内定までのコツ
- 大学職員に必要な能力を公開(面接対策用)
このブログから、大学職員に7人が内定しています。
最近でも、数名が大手大学の中途採用選考を順調に進んでいるところ。
みなさん順調ですね。つぎは、あなたが大学職員に転職する順番です。
関連記事>>>【2018】大学職員の内定体験談|このブログから7人内定!
私自身、TOEIC330点でSPI塩分計算が出来ないぐらい勉強ができませんが、大手私立大学2校に内定をもらいました。
民間企業で仕事をしていると、平日は忙しくてなかなか勉強する時間を取れないひとが多いと思います。
なので、このブログでは勉強時間を極力少なくして「大学職員の仕事」を理解することに注力する方法をとっています。
大学職員は特殊な仕事です。
また、大学という会社に教員と職員という異なる人種が一緒に働いています。
そんな特殊な仕事に転職できる方法が、7人の方が大学職員に転職していったことで確立できてきました。
大学職員に転職すると、出世競争が無くて年功序列で1000万円は軽く貰えます。
私自身、大学職員に転職して人生が充実して満足しています。
そんなコスパのいい仕事への転職方法をまとめたので、御覧ください。
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【試験対策】大学職員への転職でもっとも重要なのは◯◯◯◯の対策!
大学職員という仕事は、最近非常に人気です。
学生時代は、大学職員のことが嫌いでしたw
対応も悪いし、仕事しているようには見えませんでしたから。
ただ、社会人になってみると、民間企業で仕事をするよりも明らかに楽そうなのに年収が高いことが判明。
とてもコスパ良さそうな仕事だったので、転職してみることにした次第です。
実際、大学職員として働いてみると、こんな天国みたいな仕事が世の中にあったんだと思う毎日。
大学職員に転職するメリット
- 年功序列で平社員でも年収1000万円超え
- ノルマや出世競争が存在しない
- 夏休みや冬休みは各3週間以上
またまだありますが、民間企業で働くよりも楽すぎるので転職するメリットは非常にありました。
関連記事>>>大学職員に転職して良かった18の理由。”楽で高給”は本当に実現した。
ただし、大学職員に転職するのは狭き門です。
名門女子大である神戸女学院では、中途採用の倍率が800倍以上になった事例もあったりして、大学職員への転職がインフレしているのも事実。
ただ、そんななかでも、このブログの卒業生は7名が大学職員に転職できています。
なぜ、そんなに合格していくのでしょうか?
次からは、そのノウハウについてお話します。
【試験勉強ゼロ!】大学職員に内定したいなら志望動機を固めると合格できる
私自身、勉強がまったくできません。
地頭が最高に悪いです。
偏差値40前半の公立高校を卒業していますから、そもそも基礎学力が無い。
TOEICも300点前半で、海外旅行ではマクドナルドで注文すら困窮するレベル。
しかしながら、そんな私でも大手私立大学2校から内定を貰えました。
その秘訣は、大学職員という特殊な仕事を理解することに務めた(=志望動機や仕事の理解に時間を割いた)からです。
勉強や英語で勝負しても無理なのは最初からわかっていたので、自分が勝負できそうな分野として大学職員という仕事を深く理解することに努めた、選択と集中の勝利です。
関連記事>>>大学職員へ転職できるチャンスは年2回!毎年6月・12月は絶対に逃さないで。
もちろん、勉強ができるに越したことはありませんし、中途採用で万全を期すなら、英語も筆記試験対策も小論文対策も全てやるのが理想です。
ただ、そんな時間、民間企業勤務の方に取れますか?
現実的には難しいと思いますので、選択と集中が大切だとお伝えしました。
また、自分自身で大学職員の志望動機を固めるのに加え、転職エージェントで非公開求人の検索と面談練習も行っています。
倍率が高くなりすぎてる今、大学職員の非公開求人は増えていく傾向にありますし、自分の知らないところで求人が出ているのが怖かったので活用しました。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
大学職員に転職できる志望動機/エントリシートの作り方
大学職員の転職活動において、最初の関門はエントリーシートです。
これが、無駄に文字数が多い。
私自身も、これぐらいの志望動機しかありませんでしたので、非常に苦労したのを覚えています。
関連記事>>>現役大学職員が伝える、大学職員への転職で対策すべき1番大切なこと
そんななかで、なんとか大手私立大学2校から内定をもらったのですが、勝因は「大学職員という仕事を深く理解したこと」。
大学職員という仕事は非常に特殊なので、仕事の進め方が民間企業とは全く違います。
むしろ、民間企業で営業成績が1位でした!みたいな輝かしいものはいりません。
なぜなら、事務職員に決定権は殆ど無いから。
大学というところは、教員(教授・准教授)に決定権がある為、事務でバリバリ物事を決めて推進していく必要はないのです。
ただし、民間企業で仕事をしていく上で得た、交渉力や面倒な相手を上手に丸め込む力は非常に役立ちます。
関連記事>>>大学職員への転職用志望動機を1日で完成させる方法
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
【実例有り】大学職員の仕事の進め方で最も大切な能力
このブログから7名の方が大学職員に転職していますが、みなさんに共通してお伝えしたのは、大学職員という特殊な仕事の進め方を理解することです。
もう本当にコレに尽きます。
民間企業のように、バリバリ営業する力や推進力は必要ありません。
大学教員というその道のプロをどうやって動かしていくのか。またはコントロールしていくのか。
これだけを考えて志望動機を作っていました。
関連記事>>>【大学職員】募集中の求人を探す|7人が大学職員に転職できた方法
大学教員というのは研究のプロですが、大学事務のプロではありません。また、人によって人格にも大きな差があります。
そんな人種に対して、あなたが試験を受けた際の事務職員の面接官もさまざまな思いを持っているという点がポイントです。
共通して絶対に持っているのは、大学教員と組んで仕事をしたおかげで物事がうまく行った経験もあれば、大学教員のせいで物事がうまく行かなかった経験両方です。
決定権が教員にある以上、事務職員は教員をサポートする必要があるのですが、その過程で上手くコントロールすれば、こちらの望む結果に着地することができます。
そのあたりの関係性は、政治家と官僚の関係性に似ているでしょうか。
表には立たないけど、必要なサポートはしますし、事務職員の手間を大きく増やすのに効果の薄そうな施策をしようとすれば、上手く潰すことも大切です。
このあたり、民間企業では考えられないでしょう。民間企業であれば、費用対効果が薄そうなことは、基本的にやらないですから。
教員の思いつきの仕事を事務職員が上手く無くしていくことも大切なお仕事
例えば、こんなことがありました。
教員の思いつきで出てきた実態に合わない改善を、事務職員はどのように対応すべきかという事例です。
本学では、ライティングスキルに特化した論文表現系の講義はレベル別で実施しています。
論文表現Aクラスがもっともレベルが高く、論文表現Zクラスが低いという感じ。
ただ、年度が変わって新しくその責任者となった教員は、「論文表現Aクラスの学生は最も高いレベルで勉強してきたのに、成績表にその高いクラスであることが明記されていないから不公平だ」ということを言い出します。
最初、何を言っているのか理解不能でした。
で、よくよく聞いてみると、「就職活動で成績表を提出すると聞いているが、その学生は論文表現という講義で上位クラスに在籍したのに、成績表からはそれを読み取れない。だから、成績表に記載する内容を修正すべきだ。そうすると、企業の人事の人もこの学生はは論文構成能力が高いと判断できるはずだ。」
こういうことでした。つまりは、
- 学生Aさん
論文表現(A) S評価
- 学生Bさん
論文表現(Z) S評価
だと、同じS評価と見えるが、Aクラスのほうがレベルが高いので、そのことを企業の人事部の人が成績表から読み取れるようにすべきだということです。
まあ、やりたいのはこういうこと。ただ単に表現を変えたいようです。
- 学生Aさん
論文表現(TOP Class) S評価
ただ、それを実施すると、成績表の記載方法が変わる為、カリキュラムに関するシステムのを修正する必要がありますし、成績表の印刷方法も変わります。
最終的には、そのシステム改修が学生の為になれば全然良いのですが、卒業に必要な60〜70科目が一括して印刷される成績表の1つの講義のクラス名を変えた所で、それを企業の人事部の人がわざわざ読むかという問題に帰着します。
そもそも、人事部のひとはその科目がどんな授業なのか知るはずもありません。
ただ、それなのに、実態をよく知らないままに意見を行ってくるひとはいるものです。
そんなことはお構いなしに主張してくるのが教員だという一例ですが、緻密な論文を書くことを仕事としている大学教員らしい、文言へのこだわりでした。
最終的には、そんなことをしても企業の人は読まないでしょうという考えの教員を味方につけ、継続審議(要は見送り)とすることで決着しましたが、思いつきの仕事をいかに抑えるのかも大切な業務だと実感した次第です。
教員の仕事と、事務職員の仕事それぞれを分解し、理解することが内定への近道なのです。
関連記事>>>大学職員に転職できる志望動機の作り方【現役職員が書くゼミ運営】
事務職員には決定権が無いからこそ、誰を巻き込むのかが大切
このような事例は、大学職員あるあるです。
教員と事務職員では考え方が違う為、そんな教員に振り回されることもあります。
その時、その方法は意味ないですよと真っ向から対立してもハレーションを生むだけで得はしません。事務のくせにと言われて終わりです。
事務職員に教育に関する決定権はありませんから。
そうならないように、他の学部は◯◯◯という方法でやってますよ、前任の◯◯◯先生に過去の事例を聞いてみたらこういってましたよと、上手くこちらの望む方向に誘導できるかも大切な仕事のひとつです。
教員は論文を書くプロなので尊敬はしていますが、事務に詳しい訳ではありません。
事務職員ならば事務職員らしく、事務に徹して自分の仕事をコントロールしていくことも大切です。
たまに、全てを真に受けてパンクしている人や、事務なのに教員きどりでやたらとかき回してくる事務職員もいますが、そこを上手く抑えることで自分の仕事の範囲をきっちりを終わらせ、あとは自由に休んだりプライベートを充実させるような働き方をしたいので、私はこのように考えています。