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精神的に楽な仕事 転職するメリット 転職ノウハウ

大学職員への道に2021年だけで73名合格した失敗しないノウハウ


 

大学職員に転職したい人『大学職員への道に私も進みたいです。今の仕事を辞めたいので、大学職員へ転職できるのノウハウを教えてください!

 

そんな疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • 大学職員への道の試験内容・合格できる志望動機とは?
  • 大学職員への道でみんなが気になる、年収ランキング
  • 大学職員に転職するノウハウ

 

現役大学職員である「暇な大学職員(@univadm)」が、この記事を書きました。

 

当サイトの実績

  • 2018~2020年通算で184名が大学職員へと転職・内定しました
  • 2021年の1年間では73名が内定
  • 現役大学職員が合格ノウハウ的な内部情報をどんどん公開します

 

最近、大学職員への内定実績が好調です。

 

2022年だけでも、累計29名(7月19日時点)が大学職員へと内定しました。

 

東京の超大手私立大学から、地元で働きたいので安定した国立大学・・・

 

累計286名(7月19日時点)が、それぞれのライフスタイルに合う大学へと合格しています。

 

大学職員のメリットはノルマに追われたり出世競争とは無縁のまったりした世界。

 

民間企業とは全く違う雰囲気のなかで、のんびり働くことも、自分のやりたいことを突き詰めることも可能です。

 

また、夏休みは2週間、長い大学だと8月がほぼ休みだったりしますから、超ホワイトな職場。

 

あなたが大学職員へ道に進めるように、転職ノウハウをまとめてみました。

 

大学職員への道に進みたいけど、志望動機ってどうやって書くの?なぜその大学なのかって思い浮かびません、そんな苦労しやすいポイントも書き方を解説しています。

 

また、この記事は41,000文字と超大作記事です。内定へ近づくコツが満載ですがその分長い為、ブックマークなども活用してスキマ時間でぜひお読みください

 

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大学職員とは

 

大学職員とは、大学に勤務する先生ではない大学の事務を担当する社員ことです。

 

大学職員と聞くとなんか仕事が楽そうとか、大学っていうノルマの無い世界で働くのが良いな・・・という人が増えてきたこともあり、最近では大学職員は人気の仕事になってきています。

 

大学には、大きく分けると、2種類の人間が働いています。それは、大学教員と大学職員です。

 

大学教員には、教授や准教授といった職種がある「先生」であり、大学職員は、大学事務を行うスタッフです。

 

「大学で働いています」と話すと、「先生ですか?」と必ず聞かれるので、「大学職員」という存在はまだまだメジャーな仕事ではありません。

 

ここで注意が必要なことは、大学職員の場合、「事務員」や「事務」と呼ばれることを、快く思っていないひとも多いということ。

 

これは、事務員や事務という言葉が、大学教員の「下働き」的な意味合いを大学業界では含んでいるからであり、大学職員とはもっと発展的な仕事をするべきだという論陣を張るひとが多くいます。

 

  • 大学職員とはどんな仕事だと考えますか?

 

という質問は、転職面接でも多く聞かれる為、「大学教員と一緒に大学の方向性を切り開いていく人材」というような方向性で答えることが、好まれます。

 

大学職員の役割とは?

 

大学職員の役割は、簡単に言うと「教えること」以外の大学運営全てに関わることです。

 

  • 大学教員(主に教授や准教授)の仕事は、研究と教育
  • 大学事務職員の仕事は、教えること以外の運営業務全て

 

このような、仕事の分け方になっています。

 

特に、「教えること以外全て」というのは、大学職員の業務範囲が非常に幅広いことを意味しており、大学によっては教員のレジュメコピーやPCの準備から、大学キャンパスの拡張計画策定まで、大小様々な仕事があるのが、大学職員の特徴です。

 

仕事内容紹介>>>大学職員に転職できる志望動機の作り方【現役職員が書くゼミ運営】

 

例えば、上記の記事では大学職員が実際に教務系の事務でどんなことをしていて、教員との役割分担はどうなのかを図でも表しています。

 

それを見ると、大学職員の役割がかなり幅広いことを理解していただけるのではないでしょうか。

 

教えること以外に関わるというと、大学職員は雑用が多いイメージもあると思いますが、半分正解で半分間違っています。

 

確かに、受講生分のレジュメを印刷したり、印刷したものを教員指定のグループごとに手作業で仕分けしたりというような仕事もあります。

 

ただ、「こうやったほうが、来年は良さそうだ」とか「教員も自分もラクになるには、こういう手順のほうが優れている」というような改善を行うことがやりやすい仕事でもあります。

 

教育に関する決定権は教員>>事務職員であることは日本全国の大学で共通ですが、その意思決定プロセスに寄与する資料や方向性の策定は大学職員が行うため、大学運営に深く関わることができると言えます。

 

大学職員の職種

 

そんな大学職員を目指すにあたり、大学職員にはどのような職種があるのでしょうか。

 

大学職員では、専任職員と契約職員、派遣職員が働いています。

 

そのうち、民間企業で言う総合職は専任職員のみであり、あとは雇用期間に定めのある社員ということです。

 

大学職員の職種 任期 待遇 休み
専任職員(総合職) 正社員の終身雇用 最も高い 民間企業より、多い
専任の一般職(ほとんどの大学では存在しない) 正社員の終身雇用 高い 民間企業より、多い
契約職員 契約期間あり(3〜5年) 普通 民間企業より、多い
派遣職員 契約期間あり 普通(一般的な派遣社員と同じ) 民間企業より、多い

 

大学勤務の場合、どの職種であっても勤務は大学スケジュールによるため、夏休みや冬休みは民間企業よりはかなり多いです。

 

私自身の周辺であれば、夏休みと冬休みで各2週間以上+有給休暇というような長期の休みが毎年確実に取得できる人がほとんどであり、休みの多さは大学勤務のメリットであると言えます。

 

これらの職種のなかで、何を目指すかということですが、正社員が良いというのであれば、専任職員を目指すのが最もオススメです。

 

大学職員の年収が高いというのは、周知の事実となってきていますが、専任職員とそれ以外では、かなり年収が違います。

 

大手私立大学の専任職員であれば、30歳で600〜700万円、50歳で年収1,000万円はほぼ確定です。【 2022年最新版:大学職員の年収ランキング 】

 

契約職員や派遣職員から正社員への登用はありますか?という質問は多いのですが、残念ながらまず有りません。

 

それは、大学職員が人気の仕事であり、わざわざ大学内から採用しなくても、幅広く公募したほうが多様な人材からの応募があるからです。

 

そのため、弊ブログでは累計285名以上が大学職員へと内定していますが、大学職員を目指すのであれば、民間企業勤務から専任職員を目指すことをオススメしています。(そちらのほうが受かりやすい)

 

ただ、ノルマや目標がなく、誰でも年収1,000万円に到達する大学職員でも辞めるひとは一定数いますから、その理由は知っておいたほうがいいかもしれません。

 

関連記事>>>大学職員はやめとけ|誰でも年収1,000万円なのに辞める理由は?

 

大学職員が魅力だらけは嘘?裏事情も知っておくべき

 

大学職員にとにかく転職したいと思うひとは、最近非常に多いです。

 

ただ、本当に魅力だらけの仕事なのでしょうか?

 

実際に現役の大学職員として働いてみて、感じたことをまとめてみました。

 

大学職員の魅力とデメリット

 

  • ノルマや目標が無いことによる人事制度の不明確さ(ただ、年功序列だから別に気にしないひとも多い)
  • 公務員的な空気で、新しいことをやる雰囲気は無い
  • 仕事をしてもしなくても給料に関係がないので、仕事の押し付け合いになりやすい
  • 海外駐在や全国転勤が無いので、異動できる部署数が少ない

 

関連記事>>>大学職員はやめとけ|誰でも年収1,000万円なのに辞める理由は?

 

大学職員の魅力は民間企業にない、ノルマや目標が皆無の世界であると言えますが、最近ではデメリットも増えています。

 

特に、大手民間で導入されているテレワークはまず存在せず、アナログな業務を出勤してやっています。

 

基本的に情報弱者な上級職が多く、PCだとExcelを満足に使えない人間も多い為、どうしてもアナログな発想になりがちなのです。

 

それは、東京都の若者コロナ摂取で対象者が320万人もいるのに一日200人の先着制というような考えられない施策を実行しちゃう東京都の公務員と似ています。

 

正確でない現状分析に、ITシステムを理解できない上層部、前例踏襲主義で些末なエラーをさも大事のように考える中堅層というように、基本的には前時代的な部署がほとんどです。

 

なので、真面目にそのような不条理に憤ったり、変えようと行動しないと気がすまない人は大学職員に向いていないように思えます。

 

どちらかというと、そのような腐った世界であってもコロナ禍で若手でも平均支給額280万円以上のボーナスが貰えるノルマの無い仕事であればいいやと割り切れる人材は大学職員向きだと思います。

 

なので、魅力は多い仕事でありますが、ご自身がどれだけ仕事をしたいか考えて転職するほうがいいと思います。

 

基本的に、バリバリ仕事をしたいひとは向いていない職場です。

 

ただ、そんな職場であってもいまの現職より全然マシだというのであれば、大学職員の求人まとめ(毎週末更新)で大学職員の転職先リストを見ておくのがオススメです。

 

個別へのオファーを見たいのであれば、 プライベートオファー(=非公開のスカウト求人)があるリクナビNEXT業界最大手になります。( 2021年は慶應・法政・同志社など330件以上の求人がありました

求人情報まとめ https://www.daigaku-syokuin.com/daigaku_kyujin/ ※毎月80件前後の新着求人を掲載中 )

 

大学職員になるには?転職するまでの流れを実績ベースで紹介

 

大学職員とは、大学職員の職種、これらの2つをこの章で知っていただきましたので、次は「大学職員に転職するまでの流れ」をお伝えします。

 

弊ブログでは2022年7月19日時点で29名、累計286名が大学職員へと転職しました。

 

合格した先輩たちの、大学職員転職の流れをお伝えしておきます。

 

大学職員に転職するにあたり、もっとも重要なことは、「大学職員という仕事を深く理解する」ということです。

 

これは、大学職員が楽で高給という理由で90%以上の方が志望してきて、人気の仕事のように見えていますが、実際はそのほとんどが対策不足である為、きちんと対策したら合格できるということです。

 

特に、大学職員とはどういう仕事なのか、なにをするのか、自分自身のどんな能力が大学職員として活かせるのかを明確化しておく必要があります。

 

多くのかたは、弊ブログの記事をかなり読まれており、記事一覧大学職員の仕事内容紹介をかなり読み込まれて準備されています。

 

また、求人の探し方は、弊ブログだと毎週の更新で大学職員の求人一覧をまとめています。

 

これは、2022年3月だけでも300件以上の大学職員求人が公開されており、これから大学職員の転職をしようと考えている場合は、どんな求人があるのが必ず見ておいたほうがいいです。

 

なお、大学職員の転職には、求人一覧から応募する公開求人と、転職サイトによるプライベートオファー(=非公開のスカウト求人)が存在しています。

 

非公開求人の場合は、公開求人には公開されていないことも多く、知らないとことで採用が進んでいるということも多くあります。

 

 

実際、転職に関するほとんどの求人は非公開求人であることが日本では多く、弊ブログだと同じリクルート系であるリクナビNEXTとリクルートエージェントを使っている人が多いです。(リクナビNEXTの登録でリクルートエージェントも同時登録が簡単にできるから)

 

まず、なにから始めたらいいか分からないという場合、求人数が日本最多のリクナビNEXTからから押さえておけば安心であり、相談や求人紹介など全て無料のサービスとなります。( 求人情報まとめ https://www.daigaku-syokuin.com/daigaku_kyujin/ )※毎月80件前後の新着求人を掲載中

 

  • 大学職員への転職の流れで最も重要なのは、「仕事内容」の深い理解(実際、勝負になる転職希望者は20〜30%しかいない:ほとんどの人は準備不足)
  • 大学職員の求人は公開求人と非公開求人を併用する

 

この流れをまず理解しながら、大学職員への転職準備を進めてみてください。

 

なお、誰に聞いたらいいか分からないという場合、弊ブログでは、無料の転職相談用LINE@も公開しています。

 

私立大学職員の採用情報をゲットして大学職員への道に進む

 

大学職員のなかでも、国立大学職員よりも私立大学職員のほうが圧倒的に人気があります。

 

それは、私立大学職員のほうが国立大学職員や公務員よりはるかに年収が高くて休みも多いからです。

 

 

圧倒的に待遇で差があるのは、公開されている大学職員の年収情報と公務員の情報を少し比較するだけで簡単に分かります。

 

公務員では年収1,000万円に到達することはほんの一握りの部長級以外は無理と言われていますが、大学職員だと平社員で全く出世していなくても年功序列なので年収1,000万円ぐらいなら簡単です。

 

こんな状況が大学職員にあるため、私立大学職員の採用のほうが圧倒的に人気というのはご理解頂けると思います。

 

また、私立大学職員の採用だと、中途採用であれば母校以外でも受かる可能性が全然ある為、新卒採用が基本的に母校以外無理なことと比較すると、中途採用で私立大学職員の採用を狙うほうが可能性が高いと言えます。

 

弊ブログでは、毎週大学職員の求人を公開しているのですが、毎月80~100件近くの大学職員の求人情報が到達していますから、年間だと1,000件以上の求人から転職活動をすることが可能です。

 

どうでしょうか?意外と数が多くありませんか?

 

弊ブログからだと2022年は7月時点で29名、累計286名が大学職員へと合格していますので、大学職員への転職ノウハウをきちんと押さえられてた人は、平均受験数2~5大学ぐらいで合格していることが多いです。

 

大学職員に転職するとノルマや出世競争から開放されて年功序列なので、毎日精神的に楽で最高です。

 

そんな世界に進みたいと思われた場合、大学職員になりたい理由よりも、なぜその大学で事務職員としてどんな仕事をしたいのかという合格への近道な志望動機を考えることに時間を使って下さい。

 

今の時点ではそれが分からなくても大丈夫です。

 

大学職員に合格できた累計285名以上の方も最初はそうでしたから、みなさんかなり熱心に弊ブログの記事を読み込まれていますし、分からない点は無料の相談用LINE@で相談することが可能です。

 

大学職員のブログ活用で失敗せずに大学職員への道に進む方法

 

弊ブログからは2022年だけで29名(7月19日時点)、累計286名が大学職員へと転職成功しました。

 

民間企業を辞めたいひとにとって、大学職員の休みの多さや年功序列で誰でも年収1,000万円もらえる世界は、非常に魅力的です。 ( →大学職員の年収ランキングで狙い目大学を確認する )

 

実際、私大連盟が公開している公的な平均年収データでは、平均年齢43歳・平均年収は734万円でしたから、サラリーマンの平均年収が400万円と比較すると、大学職員は年収が高いと言えます。

 

そんな、待遇や休み目当てで転職するには最高な大学職員ですが、内定が貰える合格した人は、どんな特徴があるのでしょうか?

 

弊ブログでは4,700人以上が登録している、相談専用の無料LINE@を毎日無料で運用しており、そこで実際に1対1の非公開でエントリーシートの添削をしています。

 

累計で数百名以上のエントリーシートを拝見しましたが、大学職員の道で内定ホルダーとなる勝ち組合格者には、明確な特徴があると感じています。

 

大学職員の内定が貰えるひとは、大学職員という仕事を具体的に理解し、その大学の取り組み名称を挙げて現職で鍛えた能力と関連付けて話すことができる

 

これが、大学職員の内定において、もっとも必要だと思います。

 

大学職員のブログを読むだけで転職成功して失敗しないコツ

 

大学職員への転職ネタを無料公開しているブログですが、転職成功できる人はブログの読み方も失敗していません

 

大学職員への道を目指すなかで、みんなが失敗しやすいエントリーシートや面接のミスは、弊ブログでもかなり蓄積されてきました。

 

例えば、大学職員への転職にあたって、

 

  1. なぜ大学職員なのか
  2. なぜ○○○○大学を目指すのか
  3. 具体的にはなにがしたいのか
  4. 他大学と比較して○○○○大学はどうか?

 

という鉄板質問があります。

 

ただ、この質問は事前にきちんと調べて書かないと、書き終わってみたらどんな大学でも当てはまりそうなありきたりな内容になるというのはよくある話です。

 

弊ブログでは、【 大学職員という仕事を理解し、具体的な部署名まで挙げたうえで、現職の能力を活かせる方法 】をブラッシュアップすることで累計285名以上の大学職員転職成功を出しました。

 

大学職員のブログを自分自身の転職活動に活かせる人というのは、大学職員という仕事内容を、現職の強みとリンクして書くことができます

 

例えば、教務系の仕事であれば、教職協働を大切にするなかでも教員の言うことを聞くだけでなく、教員を事務職員の視点からリードできることは大切です。

 

ただ、教員>事務職員という力関係はありつつも、教員はお客様ではありません。

 

民間企業だと、パワーバランスが教員>事務職員であれば、お客様の言うことを聞くということが自然と見についていますが、大学職員の場合はそうでは無いのです。

 

教員は教えることのプロであるが、運営のプロでは無いので、取り組みたい事案が本当に事務職員の視点から見ても事務手間やミス、事務職員の過大な負担にならないかなどを検証していく必要があります。

 

つまりは、教職協働でなんでも実行していくというだけでなく、民間企業で培った分析力や交渉力で、無理なものは無理だと教員にも伝え、軌道修正を図っていくのも事務職員の仕事なのです。

 

そして、これらの仕事をしていくなかで、『教職協働』や『教員>事務職員という構図』が自然と出てきますが、この当たりも大学職員の転職面接では当然押さえておくべき事柄になります。

 

このように、民間企業の面接では『なんとなく能力がありそうだ』というふんわりとした感じでも選考が進んでいくことはありますが、大学職員の転職の場合はかなり知識を要求されるということが分かります。

 

弊ブログから大学職員へと内定できる人たちは、このブログ内の記事をかなり読み込み、それらの大学職員特有の質問について対策を深めたひとたちなので、そのノウハウを真似してください。

 

具体的には、この記事でも35,000文字を超えるボリュームとなっており、何度も立ち返りながら読み込むことがオススメです。

 

常に、『自分が大学職員ならどうするか』、『自分が考えたことは現職のどんな能力が活かせるか』という視点で考えていくことが重要です。

 

累計285名以上が大学職員の内定を獲得したブログの活用方法

 

大学職員のエントリーシートは800字~1,600字程度を志望動機として書かせて、エントリーをめんどくさくすることで、本気層に受けてもらう方法が一般的です。

 

民間企業だと、幅広い学生にアプローチをしてまずは認知を高めるという方法もあり得ますが、大手大学でも総合職である専任職員の数が1,000名もいないので、社員規模的には中小企業レベルです。

 

そうすると、大学にとって多くの応募者があることは迷惑でしかなく、専任職員数70名の女子大の採用枠1つに1,700名が殺到したこともあるので、本気層が受けてくれたら十分だという考え方になります。

 

弊ブログでも累計285名以上が大学職員へと合格されましたが、超大手私立大学職員に合格した人でも最初のエントリーシートの内容はしょぼしょぼです。

 

それは、大学職員という仕事の業務内容が非常に多岐に渡るにも関わらず、大学職員へのイメージは「レポートを受け取る学務の人」程度の印象しかないので、全員の知識のスタートラインは一緒ということです。

 

ただ、スタートラインはみんな一緒なのに、自分だけが大学職員の志望動機が分からないから「逃げて」、エントリーシートの内容を書きやすい自己PRで埋めていくのは愚の骨頂

 

弊ブログから大学職員へと合格した累計285名以上のひとの共通点として、具体的に大学職員という仕事内容を理解し、自分なりに仕事リンクできる人が合格できています。

 

【 参考記事→大学職員の志望動機は考えるな!手抜きコピペで簡単に書く方法 】

 

弊ブログは、「大学職員という仕事内容を理解して、そこに自分の強みや現職の仕事で得た能力を当てはめていく方法」に全振りして大学職員への合格を目指して、結果累計285名以上が転職しています。

 

まずは、いま読んでいるこの記事の次の章から、大学職員の目指し方、どうやって大学職員の志望動機を書いていくのかをコツとしてまとめているので、一度読んでみてください。

 

とにかく、大学職員という仕事を表面的なイメージで語るのは失敗の元であり、まずは大学職員という仕事の内容を理解していくのが重要です。

 

また、自分自身の知らないところで求人が出てしまってみすみす受けれる大学を逃すのが怖いので、プライベートオファー(=非公開のスカウト求人)は知れるようにしておいたほうが安心かもしれません。

 

 

このブログから407人が大学職員に内定しました

2024年4月までに

大学職員を目指せるエージェントのまとめ

 

弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。

 

大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。

 

弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。

 

早めの登録と活用がポイントになります。

 

大学職員に転職できるエージェント

 

[ 転職エージェント業界・最大手 ]

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リクルートと並ぶ実績のあるエージェント

 

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大学事務職員への道を目指すメリットとデメリット

大学事務職員への道を目指すことのメリットとデメリットは、大学職員になる前に知っておいたほうがいいです。

 

その質問は、弊ブログだと無料の相談用LINE@でたくさん頂きますので、みなさんが気になる点をシェアさせて頂きます。

 

大学職員の残業は働かれてる方は実情どんな感じでしょうか?
受けている大学の口コミには休日出勤の振替休が取れず休み溜まっていく。や、大学事務している知り合いに聞くと、サビ残ありで4,50時間と聞き正直、今いる会社の方がマシかなと考えるようになりました。🤔
大学・部署によって変わると思いますが、皆さんの職場ではどうでしょうか?

 

やはり、大学職員を目指すことのメリットは『仕事の楽さ』なので、楽さに直結する残業時間は気になりますよね。

 

この回答としては、こんな感じ。

 

大学ってやることは小規模大〜大規模大まで変わらず、入学式→受講登録→定期試験→教育実習など、どこも同じです。大きい大学になれば、それを部署で分担するので分業になりますが、小さいところは一人でいくつも担当したりしており、地方小規模大学だと夜中までかかるときもあると聞きます。

ただ、ある程度の規模になるとシステムもしっかりしているので、先日の京都女子大のオンライン説明会では繁忙期以外定時帰りの女性職員が登壇していました。

他大学含めて私が知る感じだと、月平均5-20ぐらいで、繁忙期が40ぐらい。年間だと平均100〜200が相場です。自分自身は教務で年間50も残業してないです。

 

大学事務職員の業務は、大学の大小に関わらず、基本的な仕事内容は同じです。

 

ただ、大学規模によってかなり異なり、地方の小規模大学とかになるとやはり人数が少なくてシステム化もされていないので、忙しい傾向が多いですね。

 

また、大学職員や団体職員に多い傾向としては、小さい大学だと異動先の部署数が少なく、人間関係が面倒くさいというデメリットはあります。

 

関連記事>>>大学職員はやめとけ|誰でも年収1,000万円なのに辞める理由は?

 

あなたが知らない、大学事務職員への道の本当の真実

 

大学事務職員を目指すにあたり、メリットとデメリットをまとめてみます。

 

  • ノルマや目標が無い世界なので、精神的にラク
  • 出世競争も無く、年功序列
  • 大学職員の平均年収は730万円で、日本平均や公務員より高い
  • コロナ禍でも学費収入はサブスクリプションなので、ボーナスも満額
  • 夏休みや冬休み合計で1ヶ月以上(国公立大学は少ないので注意)

 

関連記事>>>コロナでも冬のボーナスが増えた大学職員【平均支給額283万円】

 

主に、待遇面でのメリットが多いです。

 

ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナ、不景気でも盤石なのが大学職員であると言えます。

 

  • 大学職員から再度転職することは絶望的(社会のニーズが無い)
  • 前例踏襲主義で会議が多く、新しいことをしたい人には向かない
  • 人間関係が狭く、変な人間も多いのでめんどくさい
  • リモートワークなどの新しい取り組みは皆無

 

デメリットは主に、大学という風土や人間に起因していることが多いです。

 

コロナのおかげでオンライン会議などは増えましたが、それまでは全部対面で内容の薄いゴミみたいな会議が多いのが大学です。

 

また、新しいことに取り組むには動きが遅く、そういうのが嫌いな人には向かないでしょう。

 

これは、考え方次第ですかね。NTTのようにテレワーク多めで有給消化100パーが義務、年功序列でそこそこの年収ならわざわざ大学職員なんかしなくてもいいと思います。

年間300ぐらい残業してるひとでも、大学職員はノルマとか数字は何もないし別にただの事務作業だから苦じゃないと言う人もいます。

今がホワイトならわざわざ転職しないという選択肢も全然ありです

 

大学職員になりたい場合、現職がある程度ホワイトならば、わざわざ転職しなくていいというのが私の考えです。

 

ただ、ノルマや目標が嫌だし、民間企業よりはのんびりした雰囲気のところで働きたいとなると、やはり大学職員という仕事にはメリットが多いと思います。

 

大学職員の中途採用市場で最強なのは東京周辺

 

大学職員の中途採用市場において、もっとも有利なのは東京周辺であることは間違いありません。

 

令和二年度学校基本調査」(文部科学省)において、日本には786校の大学があります。

 

これを都道府県別の上位ランキングにしてみるとこんな感じです。

 

順位 都道府県名 大学数
1位 東京都 140校
2位 大阪府 55校
3位 愛知県 50校
4位 北海道 37校
5位 兵庫県 37校

 

これに、東京近郊の埼玉県(28校)・千葉県(27校)・神奈川県(30校)を合算すると、首都圏で合計225校となり、全国の28%が集中していることになります。

 

そうなると、当然中途採用の大学職員の求人数も都内が最多となり、弊ブログで毎週末新規求人を公開している「大学職員求人まとめ」でも、全体で230件の最新求人のうち首都圏は66件と、ここでも28%を占めています。

 

だいたい毎月平均して100件程度の新規求人が掲載されていますが、やはり大学職員になりたいのであれば確率論からいうと、首都圏で転職活動をするのが正解というのは事実のようです。

 

ただ、首都圏の大手私立大学職員は軒並み年功序列で年収1,000万円ぐらいが基本であり、その分人気も高くなってきています。( >>大学職員の年収ランキング|現役が解説する内部情報【2022年版】 )

 

そのため、幅広く受けるのが重要で、もし出身が地方なのであれば首都圏では転職サイトのプライベートオファー(=非公開のスカウト求人)もあるのに対し、地方だとハロワークでの大学職員募集も一般的な為、併用していくのが転職確率を上げるコツです。

 

※ハロワークの求人については、毎週末新規求人公開の「大学職員求人まとめ」に、地方都市の分をまとめています。

 

逆に都内であれば、早稲田・慶應義塾・学習院・成城やその他大手私立大学は転職サイトを通していることも多いので、自分の知らないところで求人が出ないように把握しておくのは大切です。

 

(  ※2021年の慶應・法政・同志社など330求人はリクナビNEXTでした  求人情報まとめ https://www.daigaku-syokuin.com/daigaku_kyujin/ ※毎月80件前後の新着求人を掲載中)

 

人口の一極集中がずっと続いている都市部の大学は待遇面や通勤のしやすさでも圧倒的に有利である為、早めに行動して求人把握しながら転職活動を進めるのが勝ち残る秘訣となります。

 

大学職員の求人を関東で探すメリットが大きい理由

 

大学職員の求人をまず探したいと思ったとき、どんな探し方があるでしょうか。

 

最近の流れを見ていると、地方と大都市圏で求人の探し方がだいぶ変わってきたと感じました。

 

弊ブログでは、2022年だけでも7月時点で29名、累計だと286名が大学職員へと合格しました。

 

その流れを見たときに、転職成功したいなら「大都市」・「地方」での求人の出方をまず知っておく必要があります。

 

  • 地方:ハローワークが最近増加中
  • 都市圏:公開情報の転職サイト&プライベートオファー(=非公開のスカウト求人)の転職サイト

 

例えば、一番新しいハロワ求人だと、山形県の東北芸術工科大学です。

 

ハローワークからの紹介状必須で、明らかに地元を意識した中途採用を実施しています。

 

大学職員の場合、平均年収が734万円であり、地方公務員より待遇が良いところが多くあります。

 

そのため、地方こそ、公務員だけでなく、公務員より休みが多くて年収が高い大学職員を目指すべきです。

 

都市圏であれば、転職サイトの公開求人(求人数が圧倒的に多い)と転職エージェントの非公開求人(+転職サイトのプライベートオファー(=非公開のスカウト求人))でOKです。

 

例えば、関東の場合だと東京・神奈川・千葉・埼玉だけで大学数は225校であり、関西の数倍あります。

 

労働人口も東京都だけで関西の2倍と桁違いなので、その分転職市場も活況であり、最近ではコロナ禍でも安定している大学職員が人気になってきました。

 

年収的にも、出世競争やノルマが無いのに年収は1,000万円に年功序列で達成するという点も魅力です。

 

そのような、オイシイ仕事である大学職員ですが、求人数が多い関東で探していくのは非常に有益です。

 

関西の数倍というような大学数なので、その分合格率を高めることができますし、地方には無い転職サイトでのプライベートオファー(=非公開のスカウト求人)も多くあります

 

特に、いまだと2022年4月や5月勤務開始の非公開求人もあり、押さえておいたほうが損はしません

 

 

このブログから407人が大学職員に内定しました

2024年4月までに

大学職員を目指せるエージェントのまとめ

 

弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。

 

大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。

 

弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。

 

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今の仕事を辞めたいと思ったとき、どうしても楽な仕事=公務員と思いがちですが、公務員はスケープゴートにされているので美味しくありません。

 

それであれば、大学職員という年功序列で誰でも年収1,000万円なのに、夏休みや冬休みは短くて10日はあるというような仕事の方が楽です。

 

他人より先にいい求人を見つけ、合格できる志望動機を作っていくのが転職への近道なので、弊ブログのそのノウハウを見て、累計285名以上が大学職員へと合格しました。

 

大学職員の中途採用で関西はコスパ最強の暮らしができるメリット

 

大学職員の中途採用において、全国786校の大学のうち28%(225校)が首都圏にありますが、関西圏も負けてはいません。

 

全国の大学数順位 都道府県 大学数
2位 大阪府 55校
5位 兵庫県 37校
6位 京都府 34校
19位 奈良県 11校
27位 滋賀県 8校
41位 和歌山県 4校

 

都市部である大阪・兵庫・京都で126校となり、全国の16%を占めています。

 

関西圏の人口は首都圏の半分ぐらいであることを考えると、比較的多くの数の大学があると言えます。

 

また、大学職員の平均年収ランキングを見ると分かりますが、関西圏の大手私立大学職員の年収は首都圏を凌駕している所も複数あり、年収的には大手私立大学であれば首都圏レベルです。

 

生活コストも、都内のマンションの価格で比較すると関西圏は半額ぐらいである統計もあり、可処分所得的には関西で大学職員をするのがコスパ最強であるという考え方もできるので、転職するメリットも非常に大きくなります。

 

大学職員の場合、年収は一流企業並である大学も多くありますが、家賃補助などの手当は安めです。

 

住宅手当が20,000円~30,000円程度と安く、大手企業のような都心部の社宅や70%程度の住宅補助などは大学職員には無い為、見かけ上の年収が1,000万円ぐらいあったとしても一流企業には劣るというのが働いてみた感想です。

 

そのため、生活コストが安い関西圏で大学職員をするという選択肢も有りですし、日本で最もボーナスが高い大学職員である同志社大学(6.9ヶ月)は リクルート系 にしか非公開求人を出さないので、転職活動の方法もシンプル。

 

弊ブログで毎週末に更新し、月間で100件程度の新規求人が掲載されている「大学職員求人まとめ」でも、近畿大学・関西医科大学・立命館・京都先端科学などの大手私立が掲載されていますから、無理に東京に行かなくても十分いい暮らしができます。

 

大学職員に転職するメリットはノルマや目標が無い世界で年収が大手私立並である点であり、都心の生活コストを考えると都内で年収1,200万円を目指さなくても関西で年収800万円程度でも十分な暮らしができそうなことがメリットになります。

 

転職エージェントの競争も都心のほうが厳しく、優秀な人材は都内に住みたいという希望も強い為、ハイレベルすぎない範囲で争って大学職員を関西で目指す戦略性はかなり有りでオススメできます。

 

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本当は大学職員の倍率が低いことを知らないと損する

 

大学職員って倍率が高いから、自分なんかが受かるかな・・・と躊躇しがちなのは、とってもよく分かります。

 

私自身、大学職員になるのは難しいと思っていたので、民間企業を辞めたくてもなかなか動き出せませんでした。

 

ネットでちょっと大学職員の倍率を調べてみると、ランキング形式にしたら体感的にはかなり倍率が高いなと感じることも多いと思います。

 

  • 神戸市外国語大学:採用数2名 倍率67倍
  • 九州地区国立大学法人(一次):採用数1,526名 倍率2.9倍
  • 順天堂大学:採用数12名 倍率10倍

 

大学職員の倍率については、まちまちなのが分かると思います。

 

ただ、新卒採用であれば関西大学だと他大学卒で倍率303倍(採用人数1名)となっている年度もあり、圧倒的に大学職員は中途採用の方がお得であると言えます。

 

大学職員が中途採用のほうが倍率が低くてお得なのは、時間がポイントです。

 

新卒採用であれば、学生は時間が非常に多いので十分な準備ができますが、中途採用の場合は働きながらなので、圧倒的に時間が足りません。

 

どうしても、中途採用は『とにかくエントリーシートを出さないと』という視点になりがちで、面接は出たとこ勝負となり、志望動機や大学職員としてなにがしたいかが深められていません。

 

実際に、採用に関わってエントリーシートを読んでいくと、本当に勝負になる中途採用の受験生は20〜30%ぐらいかなと感じています。

 

そうすると実質的な倍率は3〜5倍程度であると言え、本当は新卒採用よりも中途採用の方が合格しやすいのです。

 

また、中途採用の場合は非公開求人で採用することも多く、弊ブログからだと業界最大手のリクルート系2社が圧倒的に実績多数ですので、お知らせさせて頂きます。(2022年2月現在)

 

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弊ブログでの記事をとおして、具体的な大学職員の仕事の理解と、大学職員としてどう教員と仕事をしていくか(現職の能力を活用して)の視点を忘れずに、取り組んでみてください。

 

関連記事>>>大学職員の倍率を下げる方法|220名が転職成功【2022年版】

 

大学職員への道で気になる年収ランキング

 

大学職員への道を目指すにあたって、まず気になるのは年収であるひとが多いです。

 

  • 国立大学職員と比較した私立大学職員の年収は?
  • 公務員と大学職員ならどっちが年収良い?

 

このあたり、民間企業から大学職員を目指そうとするにあたり、重視するポイントかなと思います。

 

高額年収を目指す、大学職員への道

  • 私立大学職員平均年収:734万円
  • 国立大学職員平均年収:576万円
  • 国家公務員平均年収:637万円
  • 明治大学職員年収:1,192万円(45歳)
  • 東京大学職員年収:677万円(44歳)
  • 静岡県立大学職員年収:458万円(36歳)

出典:https://www.daigaku-syokuin.com/entry/2018-06-01-0800/

 

同じ大学職員と言っても、どの大学で働くかにおいて、大きく年収が違うことがわかります。

 

ちなみに、規模が大きい大学=忙しい、規模が小さい大学=楽という図式は大学職員には当てはまりません。

 

なぜかと言うと、入学式や卒業式、教職課程、資格課程の所管団体への申請、留学生管理などの業務は、どの大学でも存在するからです。

 

大規模な大学のほうが、縦割りで部署毎に担当業務が決まっていることが多く、小規模な大学だと自分一人で様々な業務を担当しなければならなくなります。

 

自分自身の周辺を見ても、大規模大学勤務のほうが年収が高くて休みも多く(休みやすい)、小規模大学勤務だと休みにくくて年収低めという図式になっています。

 

そのため、民間企業から年収アップや休みの増加を狙って大学職員に転職するのであれば、私立大学職員のほうが圧倒的にオススメです。

 

関連記事>>>毎週更新の大学職員求人を地域別・一覧で簡単に探してみる

 

国立大学職員への道はやめとけ?私立との年収格差がヤバい

 

大学職員への道を目指したいと思ったとき、よくある質問は「国立大学職員」と「私立大学職員」どちらがいいの?というものです。

 

これは、もう結論が出ておりまして、私立大学職員のほうがオススメできます。

 

私立大学職員のほうがオススメな理由

  • 国立大学職員の平均年収が576万円に対し、私立大学職員は平均年収734万円
  • 休みの長さは国立大学職員だと公務員準拠で少ないです。ただ、私立大学は自由設定の為、夏休みだと2週間〜3週間+αぐらいある大学も多め
  • 日本には大学が788校あり、国公立大学175校、私立大学592校。私立大学のほうが平均年収も高く、数も多いので合格率が高い

 

私立大学のほうが、平均年収も高くて休みも多く、数も多いので純粋に合格率が高くなるということから、オススメできる理由です。

 

また、国立大学職員の場合は、統一試験の受験が必須だったりすることもありますが、私立大学職員は大学毎の独自試験が多く、転職サイトの活用も行われいるので、応募しやすいというメリットもあります。

 

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あとは、国公立大学勤務の友人曰く、国公立大学が公務員(いまは厳密に言うと独立行政法人なので公務員でない)時代に採用された人間が、想像どおりのTHE・公務員で終わってるということも言っていました。

 

年収的にも、例えば静岡県立大だと36歳で年収458万円が公開されていますが、大手の私立大学勤務だと25歳で450〜525万円となりますから、かなり年収格差があるのも事実です。

 

ですから、私立大学職員のほうが圧倒的にオススメです。

 

関連記事>>>大学職員の年収ランキング|現役が解説する内部情報

 

国立大学職員への道を目指すより私立大学職員がマシな理由

 

国立大学職員への道を目指そうという人が、意外と多く、弊ブログでも無料のLINE@相談数も増加傾向。

 

そんな国立大学職員への道志望者には、弊ブログだと私立大学職員もオススメしています。

 

以下、弊ブログにおいて、国立大学職員を辞めたくて転職相談を受けた方に教えて貰った、国立大学職員の雰囲気です。

 

  • とにかく、年収が安く、私立大学職員の新卒ぐらいの年収が国立大学だとやっと30歳ぐらいもザラ
  • 文部科学省への報告がウザい(毎月、鉛筆何本買った、ペンは何本…と報告している)
  • 地元中小企業との取引が推奨されており、いまだに業者とFAXやり取りなどが多く非効率
  • 国家公務員時代の人間がまだまだ多く、運営費交付金があるし大丈夫という雰囲気
  • 保守的で、押印廃止やペーパレス不可かつリモートワークなんか夢のまた夢
  • キャリア官僚が異動して上位ポストを占めるので、プロパーはせいぜい課長止まり

 

まあ、大学職員の雰囲気自体が堅いというのはありますが、国立大学職員は私立大学職員よりも圧倒的に自由度が無いですね。

 

  • 地方公立大学:458万円(36歳)
  • 東京大学職員:677万円(44歳)
  • 大手私立大学職員:750万円(35歳)

 

年収も圧倒的に大手私立大学のほうが優れており、国立大学職員のメリットは地元にいれるぐらいのレベルでしょうか。

 

大学職員という仕事自体がクリエイティブでも無く、教員>事務というなかで働くので、メガベンチャー的な目新しさなどは無いですし、転職者も求めていないと思います。

 

大学職員への転職メリットは、精神的にラクな仕事かつ、休みが多い楽さだと思いますが、国立大学職員は休みも公務員並で少ない為、あまり美味しくはないなという感じ。

 

私立大学職員の私やその周辺では、夏休みや冬休みは各2週間以上で合計1ヶ月以上がデフォルトなので、やはり私立のほうが恵まれていると思います。(→ホワイトな私立大学求人を非公開求人で探す

 

国立大学法人と公務員ならどっちみたいな議論がコスパ最悪な理由

 

正直、私立大学職員をした経験からお話すると、どっちも間違ってると思ってます。

 

国家総合、一般、地方公務員の友人の働き方を聞くと、目的意識があるなら最高かもしれませんが、なんとなくラクな仕事に転職したいなら、公務員はオススメできません

 

「税金」がモロに投入されていることから、常に納税者に監視されており、普通に民間企業より忙しくて年収も低いのに、年収が高いと謎の叩かれ方をします。

 

働き方改革やコロナ禍において、民間企業は圧倒的にラクになっていきていますが、公務員は楽になると、サボっているような印象で叩かれるのか、明らかに改革されていません。

 

国立大学法人職員は、公務員のようなスケープゴートにされていませんが、年収的には公務員よりも安く設定されているので、勉強が必須の割にはコストパフォーマンス的には悪い印象です。

 

もちろん、地方であれば地元にずっといることができますし、地方ならば公務員や国立大学、地元マスコミ、地銀ぐらいしか就職先が無いところも多いので、それであれば国立大学職員も有りです。

 

国立大学法人と公務員ならどっちという議論がありますが、地方なら全然ありでしょうか。

 

都心部であれば、国立大学法人は年収が低めですし、公務員もそれほど待遇が良くない為、精神的に楽な仕事がしたいと言っても本当にそれでいいのでしょうか?

 

現在の仕事が嫌だから辞めたい気持ちは私もとっても分かりますが、私立大学職員に弊ブログから累計285名以上が合格したノウハウがあることを考えると、国立大学法人や公務員だけが選択じゃないかなとも思います。

 

年収や休みが多いのは圧倒的に私立大学職員でありますから、私立大学職員への道を目指すことも選択肢のひとつです。(→毎週末更新の大学職員の求人まとめを見る

 

大学職員への道に向いている人を累計286名の合格から分析する

 

大学職員への道を目指すにあたり、『なりたい!』と強く思うひとは多いですが、こんなはずじゃなかった・・・と思うコトもあるので、知っておく必要があります。

 

まず、大前提として、現職がある程度のホワイトで辞めたい理由が許容できる範囲内なのに、『教育に関わりたい』から大学職員への道を目指すことはやめといたほうがいいです。

 

  • 教員>事務職員という権力構造において、事務ができることは意外と少ない
  • 閉塞感のある組織なので、教育系スタートアップようのな雰囲気は無く、封建的で公務員的
  • 15年ぐらい前の議論を未だにやっているような、意思決定の遅さ

 

本当に教育業界を変えたいと思うのであれば、atama+のような教育系スタートアップを目指すことをオススメします。

 

たしかに、大学であれば教育に関わっているような感じはしますが、それ以前に新しいことをしない(できない)ボトムアップ型の会議文化風土の為、非常に動きが遅いです。

 

テレワークや在宅勤務なんて大学職員においてはそれを理解できる上層部などはいませんし、業務改善=紙の会議資料の削減みたいなレベルを未だにやっています。

 

そのため、現状維持に満足できないとか周囲が意識高い自律型人間と切磋琢磨して働きたいというひとは、大学職員には向いていません

 

  • 2022年の0才児の数=2040年の大学受験者数=市場規模が既に確定している
  • 年功序列なので民間企業のような出世競争やノルマが無い
  • 私立大学職員であれば30歳で年収700万円ぐらいは可能で、公務員の1.5倍ぐらいの年収
  • 学校法人は法人税などが非課税なので財政面で長生き

 

ただ、働く場所として考えれば、30歳で年収700万円、夏休みや冬休みは各2週間以上、ボーナスもコロナ関係なく200万円以上と考えると、かなりメリットの多い環境ではあります。

 

大手一流企業のように80%はテレワークで家賃補助は都内でも70%支給、海外駐在も有りというような環境は大学では目指せませんが、ノルマや出世競争のないのんびりした世界で年収1,000万円ぐらいなら余裕です。

 

大学職員のメリットは時間であり、自己の成長ではありませんので、いまが恵まれている民間企業ならステイしたほうがいいですし、プライベートを充実させたいなら転職は全然有りかなと感じています。

 

関連記事>>>大学職員はやめとけ|誰でも年収1,000万円なのに辞める理由は?

 

大学職員への道の試験内容を効率的に把握する方法

 

大学職員への道を目指す場合、試験内容の把握は非常に需要です。

 

特に、弊ブログで重視しているのは、試験のなかでも面接対策です。

 

ワンチャン狙いで大学職員を目指す場合、成績が良いことが前提の新卒採用よりも、現職の経験を基に面接で話せる中途採用のほうがオススメです。

 

  • WEB面接
  • 個人面接
  • 集団面接
  • グループディスカッション
  • 筆記試験(SPIなど・論文)

 

このあたりが大学職員の試験内容の主となりますが、このご時世において、一つの部屋のなかで複数人が喋るというような方式は採用しにくく、自ずと実施方式が絞られてきてチャンスです。

 

濃厚接触者判定を回避する為、WEB面接・個人面接が主体となっていますし、論文試験においても試験実施教室の収容定員を半減させている大学も多く、そうすると収容しきれないので、論文は事前提出となっている場合も多いです。

 

このあたり、事前準備ができることもあり、累計285名以上が大学職員へと合格した弊ブログにおいては、LINE@での無料相談なども行っているので有利かなと思います。

 

大学職員のWebテストは捨ててOK

 

大学職員への道を目指すにあたり、中途採用でネックとなるのは、「勉強時間の確保」です。

 

大学職員に転職したいひと「Webテスト対策と面接対策、どちらを重視したら良いですか?」

 

この質問は、非常に多く頂きます。

 

当然、仕事終わりにWebテスト対策と面接対策、大学職員の資料を読み込むの全てをできたらいいのですが、大学職員に転職したい=今の仕事が激務だからという方が多いはずです。

 

そうなると、選択と集中で大学職員を目指したほうが、合格可能性が高いのではないかというのが、累計285名以上合格した弊ブログの答えです。

 

オススメの勉強方法:Webテスト対策は捨てる。エントリーシートの志望動機+それに付随する知識のインプットに時間を使い、面接勝負。

 

これが、弊ブログで大学職員の道に進んだ多くのひとの必勝法です。

 

私自身、出身高校はMARCHに5名以下しか進学できない、英語はTOEIC300点前半、分数の割り算や鶴亀算は一切分からないという状態から、大学職員へと合格しました。

 

英語や数学の勉強という、自分が一切できないことを人並みにできるようにする対策の時間よりは、志望動機や面接対策に時間を使ったほうが合格確率が上がるという判断で、大学職員への転職を乗り切りました。

 

特に、大学職員の場合、仕事が楽で休みが多く年収が高いからという志望動機の人が95%以上です。

 

多くのひとが抽象的な志望動機で大学職員を受験しているという前提がある為、キチンとした志望動機や具体的な転職理由があると、面接で一気に有利になりますから、Webテストは捨ててOKとアドバイスさせて頂きます。

 

関連記事>>>大学職員の倍率を下げる方法|210名が転職成功【2022年版】

 

大学職員のテストセンターボーダー(SPI)は無視してOKな理由

 

リクルートが運営するテストセンターは、新卒採用試験ではかなりメジャーな試験です。

 

学生証を持参し、実際に管理された現地でPCを使用して受験し、その結果を他社への選考でも使い回せるというのが、メリットです。

 

自社での採点不要、替え玉受験などの不正防止ができるという特徴がありますが、コロナ禍で受験可能人数を絞った為、最近では中途採用では実施していない大学も比較的多くなってきました。

 

テストセンターの場合、言語・非言語のテストに加えて、性格検査も行われることが多いのですが、大学職員の場合、テストセンターボーダーは無視してOKです。

 

転職活動において、中途採用希望者の時間は有限です。

 

というか、現職で残業が多くや休みが少ないから年功序列で誰でも年収1,000万円の大学職員を目指すのであって、たくさん試験勉強できるのであれば、比較的ホワイト企業だと言えるでしょう。

 

そうなってくると、選択と集中が重要で、弊ブログの場合は【 Webテスト・テストセンターは捨てる。志望動機のブラッシュアップに注力 】というのが累計285名以上が合格した必勝法だと考えています。

 

私自身、英語はTOEIC300点前半ですし、分数の計算や、鶴亀算など一切わかりません。

 

なので、勉強は捨てて、大学職員としてなにがしたいかなどの志望動機の確立に注力することで、大学職員に転職することができました。

 

弊ブログでは無料のLINE@相談を行っており、ES相談や自己分析のアドバイスをしているのですが、志望動機が未完成であるひとがやはり多いです。

 

また、最近ではWEBの集団面接も多く、そこでのやり取りを教えていただくと、大学職員って倍率が高いように見えて、キチンと志望動機をブラッシュアップしたら倍率は実際低いんだなと強く感じました。

 

そのあたりは、【 関連記事>>>大学職員の倍率を下げる方法 】で詳しく解説していますが、実質倍率10倍無いなというのが感想です。

 

累計285名以上が大学職員へ転職していますが、多くの方は現職が忙しく時間が取れない人が多い為、志望動機への注力でこの結果が出ていることから、対策の参考となれば幸いです。

 

以下の項目では、小論文対策について書いていますが、筆記試験は捨てるといっても、小論文対策は捨ててはいけませんので、併せてご覧ください。

 

大学職員への道に進むには小論文対策が合格のカギ【累計285名以上内定】

 

そのなかで、弊ブログから累計285名以上が大学職員への道に進むことができたのは、1つの大きなポイントがあります。

 

それは、徹底的に大学職員という仕事を理解することにフォーカスしているから。

 

大学職員という仕事は、最近年収が激高いことで人気となって来ていますが、仕事へのイメージが持ちにくく、対策が非常に困難です。

 

特に、大学職員のイメージ=大学生のときのイメージのままで止まっている人が普通ですから、きちんとした大学生の仕事を理解すれば、一気に内定まで近づきます。

 

そのなかでも、特に最近の大学職員選考においては、このご時世で一つの教室に多くを詰め込んで小論文を受けさせるというような、クラスターリスクを減らすため、事前に提出させる形が多くなっています。

 

弊ブログとしては、私立大学連盟発行の「大学時報」に加えて、大学職員の志望動機を6個の例文で全文公開している弊ブログの人気記事も併用するのが合格への近道です。

 

特に、大学時報については、2021年5月の最新号では、「オンライン授業からの気付き ―語学教育―」・「特集 変わる大学入試」など、トレンドワードが非常に紹介されており、自らの引き出しを増やす答えが書いています。

 

  • 大学時報を使って、大学職員のトレンドをサーチする
  • 弊ブログのサイトマップに全記事一覧があるので、それを使って「現在のお仕事」とリンクできそうな内容を探して、関連付けてみる

 

まずは、これらの手順で試験対策をしていくことが重要です。

 

国立大学職員の二次試験を勉強するのはメリットが少ない理由

 

国立大学職員を受験する場合、第一次試験として全国各地区での統一試験を受験し、そこに合格する必要があります。

 

そして、各大学で行われる面接などの二次試験に臨み、国立大学職員としての内定がでるのです。( 国立大学職員の採用までの流れ )

 

ただ、その国立大学職員を中途採用として目指すかどうかは、リスクもあることを知っておいてほしいです。

 

まず、統一試験突破のためには公務員試験に準ずる内容での勉強が必須であり、仕事を辞めて公務員試験を目指す受験者は、よりレベルの高い県庁や市役所を目指しながら、押さえとして国立大学職員も受験してきます。

 

そうなると、統一試験であるため、「勉強ができるかどうか」のみで判定されることから、TOEIC300点で分数の計算ができない私みたいな人間は大学職員にはなれないでしょう。

 

弊ブログでは、累計285名以上が大学職員へと合格しましたが、どの合格者のほとんどは統一試験ではなく、「各大学の独自試験」を受験して大学職員に合格しています。

 

これはつまり、国立大学職員の統一試験における一次試験と二次試験を受験して合格を目指すルートでははく、各大学が実施する独自の採用試験で、統一試験を受験せずに大学職員に内定できる方法です。

 

このルートであれば、国立大学職員の統一試験を受けなくても大学職員になれますし、私立大学職員の場合はそもそも統一試験というものがないので、独自試験のみの対策でOKです。

 

独自試験の場合、多様な人材を採りたいとの希望が多くある為、勉強ができる・できないよりは、大学職員としてどんなことがしたいかなどの自己PRや志望動機で合格が決まっていきます。

 

そのため、私の場合は、年収が高い私立大学職員になりたかったので、勉強は捨てて面接対策でワンチャンある方を目指した結果、合格に繋がりました。

 

また、国立大学職員の場合、二次試験や統一試験を使わずに、転職サイトでの公開求人・プライベートオファー(=非公開のスカウト求人)を出していることも多いです。

 

これは、統一試験対策をしてきている画一的な人材よりも、ある程度大学の裁量で尖った人材を民間企業から採用したいというニーズです。弊ブログだと、リクルートでの合格実績がやはり大手なだけに最多でした。( https://next.rikunabi.com/ 

 

民間企業で働きながら、公務員試験を勉強するのは相当に大変です。ましてや、仕事を辞めて公務員を目指すのはリスクでしかありません。

 

そんなときに、国立大学職員の二次試験相当のものを最初の段階から面接として実施し、民間企業でもコミュニケーションスキルなどを見てくれる「独自試験」は相当に受験するメリットがあるということになります。(→毎週末更新の大学職員の求人まとめを見る

 

大学職員への道で試験対策はコレだけやっていればOK

 

大学職員への道に進みたいとき、エントリーシート対策と試験対策はイチバン選考過程で気になるところだと思います。

 

弊ブログからは2022年だけで7月時点29名、全体累計では286名が大学職員と合格していますが、それぞれの選考で合格に繋がるポイントが存在しています。

 

特に、大学職員の試験対策となったときに、『SPIやればいい?TOEIC?面接試験と小論文が不安・・・』とやるべきタスクが多くてびっくりすると思います。

 

ただ、働きながら転職活動をしていくなかで、全部やるのは非常に難しいですから、順位付けとショートカットが重要になってきます。

 

この章では、大学職員への道に進める試験を具体的なショートカットできるような観点から紹介していきます。

 

大学職員の試験対策は、これやらないと落ちる

 

弊ブログからは2022年7月19日時点で累計286名が大学職員へと転職できました。

 

なぜ、それだけ多くのひとが大学職員へと合格できるのか?

 

それは、大学職員の試験対策で【 必ずやらないといけないこと 】が存在し、それを弊ブログが押さえることができているからだと思います。

 

特に、大学職員のしごとを具体的に理解し、それを現職と組み合わせて志望動機とすることが大切で、それはWebテストやTOEIC対策以上に重要です。

 

大学職員の求人は、毎月100件以上が公開されており、弊ブログの求人まとめページにて、毎週新着求人を公開しています。

 

大学職員の試験対策で時間が無いときに何をやるのか?

 

この記事では、それらの具体的対策を、この章以降に詳しくまとめていますが、基本的に「選択と集中」が最も重要です。

 

大学職員のしごとを具体的に理解するには、弊ブログでは【 志望動機の書き方(例文6個無料公開) 】でも書いていますが、情報収集が大切になります。

 

大学職員の志望動機や面接では、民間企業では問われるような「実績」は気にされません。

 

それよりも、逆に民間企業では問われないような、「高等教育業界としての将来」・「大学職員としての在り方」などを大学職員は問われてきます。

 

これは、民間企業では利益や目標達成のためにまずは行動するというようなマインドセットが大切にされるのに対し、大学職員は目標やノルマが無いので、「議論」や「話し合い」をする機会が多いということに起因します。

 

もちろん、働く相手が教授や准教授である教員であることとも関連しています。

 

民間企業だと、利益やノルマ達成ができた人間が発言権があることが多いですが、大学職員の場合はそのようなノルマが無いので、頭でっかちでも弁の立つ人間のほうが好まれるという特徴になります。

 

そのため、大学職員の試験対策では、【 知らないと答えれない 】知識系の質問が多く聞かれることになり、基本的な情報のインプットをまずは行うことがとても大切です。

 

大学職員の試験対策に最も効くショートカット

 

弊ブログから累計285名以上が大学職員へと転職した現在、大学職員の転職には明確なショートカットが存在すると考えています。

 

特に重要なのは、最も他人と差がつくポイントで勝負するという考え方です。

 

そして、その最も他人と差がつくポイントというのは志望動機であり、まずここを明確化させることが大学職員転職の試験対策へのショートカットになるのです。

 

弊ブログでは、『大学職員という特殊な仕事を具体的に理解し、事務職員だからできること教員と一緒じゃないとできないことを抽出したうえで、自分自身の仕事とリンクさせる』ということを大切にしています。

 

これは、80~90%の人が大学職員の志望動機とその大学特有の志望動機の差別化ができていないなか、抽象的な志望動機に終始していることから大きなアドバンテージとなります。

 

大学職員という仕事は、前職が大手で営業No.1だったからというような経歴は全く役に立ちません。

 

むしろ、教員>事務職員という決定権のバランスのなかで、事務職員だからできること、どうやって教員を動かしていくのかという『内向きの論理』をしっかり固めることが重要になります。

 

特に、『なぜその大学なのか?』という志望動機において、具体的にその大学だからやりたいことや課題を話せることは非常にアドバンテージになります。

 

ただ、実はこれを考えるにはコツがあり、大学の課題はどこも似通っているという点に着目して考えていくのが良い為、1つを完成させると横展開することが容易です。

 

少子化というのは大きなキーワードですが、少子化に向けて卒業生のレベルアップを図ためのリカレント教育や、企業からの派遣学生を獲得するリメディアル教育など、大学が注視するテーマは同一なのです。

 

そのあたりは、< 累計286名(2022年7月時点)が合格した大学職員転職で、合格確率を高める志望動機の組み立て方と業務理解のコツ >が詳しく、具体的な大学職員の仕事や考え方まで書いて、すぐ志望動機に応用可能です。

 

大学職員の試験対策は『捨てることを決めれる人』が勝つ

 

大学職員の試験対策について、弊ブログの無料相談用LINE@を通して頂く質問に回答して感じるのは、『なんで苦手な分野を伸ばそうとするのだろう?』ということです。

 

TOEIC400~500点の人がTOEIC勉強したほうがいいですか?とか、スポーツ推薦で大学まで来て、そのネタを自己PRとして就職した人がSPIやったほうがいいですか?とか、完全に時間の無駄なことばかりをやろうとします。

 

大学職員の転職活動においては、それほど有名でない大学でも驚くぐらいハイスペックの人材が応募してきます。

 

普通に海外大卒や海外駐在経験者、一般入試で旧帝大を卒業して現在理系の技術者などです。

 

そんな人達と、TOEICや勉強で勝負しようとみんなしにいくのが不思議で、苦手な分野は諦めてさっさと捨てて、自分しかできない話をどう組み立てるかに注力するのが最も重要なのです。

 

さまざまな相談にいままで乗ってきましたが、ハイスペックであったとしても、志望動機のレベルはぶっちゃけみなさん同じレベルです。

 

そのため、弊ブログで重要視している『大学職員という特殊な仕事理解とその業務への自らの仕事がリンクできる部分を探る』という方法で、いままで多くの人が逆転してきました。

 

苦手なTOEICを伸ばしたところでたかが知れていて、絶対に海外駐在や海外大卒に勝つことはありません。

 

なら、みんな大してレベルが変わらない志望動機やなぜその大学かという部分を強化して、そこから差別化していくのが合格への近道であり、弊ブログにはそのネタやノウハウがさまざま書いてあるのでご活用ください。

 

面接失敗で大学職員への道に進めないことを防止する方法

 

大学職員への道に進みたい場合、合格できる面接対策にはノウハウが確実に存在しています。

 

特に、弊ブログでは累計285名以上が合格していますが、面接での受かる対応方法は一貫しているなと判明してきました。

 

大学職員と聞くと、実際はとても倍率が高いような印象をみなさんお持ちです。

 

事実、倍率50〜300倍ぐらいだと、そこそこ聞いたことがある大学であれば、軽く到達してしまいます。

 

ただ、それで【自分の経歴が大手企業でもないし、若手ですぐ辞めてるから・・・】と大学職員を諦めるのはもったいないと思っています。

 

そのあたりは、 関連記事>>>大学職員の倍率を下げる方法 で解説していますので、併せて見てみてください。

 

では、その倍率について知って頂きながら、以下で面接対策対策のコツも見ていただけると嬉しいです。

 

面接対策ができたら勉強ゼロでも大学職員への道に合格できる

 

大学職員の面接対策では、これをしておかないと落ちるというのが、明確に存在します。

 

  • なぜ大学職員かを、年収や待遇面以外から明確化する
  • 大学職員でやりたい仕事を、現職で獲得した能力から話す
  • 受験先大学の特徴のある「プログラム」を、具体的に3つ用意する

 

受験者の多くは、高い年収や休みの多さ( 関連記事>>>大学職員の年収ランキング2022 )の待遇面から大学職員を志望しています。

 

私も、年功序列で誰でも年収1,000万円で休みが多い仕事がしたくて、大学職員へと転職しました。

 

ただ、実際に試験対策を進めてみると、受験生の多くは【大学職員という楽さ】を上手く隠せずに、面接に臨んでいるなと強く感じました。

 

その為、上記の3つの対策をキチンとしておけば、大学職員に合格できると確信しましたし、実際に弊ブログからは累計285名以上が大学職員へと合格できました。

 

大学職員の面接においては、民間企業でよく問われる「実績」は関係が無く、アカデミックな分野らしい、「大きなこと」を問われます。

 

具体的には、高等教育機関としての在り方や方向性、国際化をどう捉えるか等、企業では問われない「大局観」での答えを求められるのが特徴です。

 

それは、大学職員が教員と日常的に働いていることから、議論や知識を好むことと関係しており、民間企業のノリで「実績あるしコミュ力高いからなんとかなります」のようなのは好まれないということになります。

 

その知識を付ける為には、弊ブログだと 【 関連記事>>大学職員の志望動機を考えるポイント 】も役立ちますし、私学事業団発行の 大学時報 についても触れ、自分自身の引き出しを増やすことが重要です。

 

2021年7月の大学時報では、コロナ禍における入試方式というようなテーマが特集されており、面接でも「コロナ禍での大学職員の在り方」が問われることも多く、ホットなテーマでの情報収集が可能です。

 

大学職員に受かる人の特徴とは?

 

弊ブログからは累計285名以上が大学職員へと合格しており、2022年だと7月19日時点で29名が転職成功しています。

 

大学職員に受かる人、受からない人の特徴ってどんなことなのでしょうか?

 

資格?英語?SPI?

 

実際、大学職員は高倍率だと思われていますが、弊ブログから多くの人が転職成功したのを見ると、受かるコツを押さえたら倍率は低いということが言えます。(→大学職員の倍率を下げる方法も併せて見る)

 

受かる人の特徴を、一言でまとめるならば『大学職員という仕事を具体的に部署名まで理解し、現職で得た能力と紐付けて話せる人』と表現できます。

 

前職が大手企業だからとか、英語ができるからというのはあまり関係無く、具体的に大学職員という仕事を理解することに注力すべきというのが答えです。

 

そして、その理解する方法としては、弊ブログの転職ノウハウ仕事内容まとめから現職との関わりを考えるのが重要です。

 

大学職員の仕事は連想ゲームであり、現職が販売であれば売上げアップの分析力や顧客ニーズの調査能力、営業であれば取引先との納期調整能力など、場面場面を切り取って◯◯◯力だというように整理していくのが重要です。

 

大学職員の面接での自己紹介のベストなやり方

 

大学職員の面接では、面接官は『素人』だと思っておかないと失敗します。

 

民間企業のようにリクルーター制度や就活イベントが充実していないこともあり、面接前に人事から依頼が来てESと代表的な質問事項が送られてくるだけなので、特別なトレーニングも受けていません。

 

そのため、自身の転職活動体験や、過去の質問事例に沿って面接が進むことが多く、また大学職員という世界に染まっているので民間企業的な視点よりは、大学職員的な視点で面接をされるものだと思っておく必要があります。

 

最近でも、公開求人が毎月100件近く弊ブログに掲載されていますが、それらの面接の実施情報を頂いてまとめてみると、

 

  • 自己紹介を30秒(もしくは1分)でお願いします
  • 大学職員に転職したい理由に絞って具体的に志望動機を1分話して下さい

 

など、冒頭にまずは受験者に喋らせてその内容をもとに質問していく形式が多いです。(>>大学職員の求人まとめ[毎週末更新]を見てみる)

 

そのため、事前準備として自己紹介を3分・1分・30秒で準備しておくのは必須です。

 

また、なぜその大学なのかという志望動機が一番考えにくいので、どうしても大学職員になりたい理由を厚めに話しがちですが、志望動機から逃げずに具体化しておかないと通過しないというのもご理解ください。

 

関連記事>>>大学職員の志望動機は考えるな!手抜きコピペで簡単に書く方法

 

大学職員の面接時間って短いって本当?

 

大学職員の面接時間ですが、コロナ禍ではZoomなどでのオンライン面接も多くなってきており、比較的長めに設定されていることが多いです。

 

やはり対面式の面接よりはコミュニケーションの難しさがあり、通信環境やタイムラグを含めると、話を聞く→終わる→質問するというのが対面のようにテンポよくというのはどうしても難しいからです。

 

だいたい15分〜20分+接続時間というような設定がされることも多く、個人面接だとそのなかで大学職員への熱意を伝える必要がありますが、Zoomだと面接官も対面よりも緊張感が薄いので、きちんと言いたいことをシンプルに伝えるのは必須になります。

 

対面よりも伝わりにくいというのをオンライン面接では意識しながら、具体的な志望動機を伝えないと、一般論に終始すると面接官の集中力も途切れてくるので注意が必要です。

 

面接時間が短い場合のトレーニングとして、その大学でしかできなさそうなことを志望動機として具体的に3つは用意しておき、そこに現職で培った能力がどのように活かせるかをまとめておく必要があります。

 

これが、集団面接のZoomの場合はより難しく、多くの人は中途半端な志望動機で臨んでしまい、面接官も『また、薄い志望動機だな』と心の中で思いながら聞くことになるので、集中力が続きません。

 

そのため、より具体的かつシンプルな志望動機を伝える必要があるため、一般論でない転職理由や志望動機を用意しておくのは間違いなく重要です。

 

大学職員の最終面接で呼ばれた順番は合否に関係してる?

 

弊ブログからは2022年7月時点で29名、累計286名が大学職員へと転職成功しました。

 

大学職員に合格するまでの平均的な面接回数は3回ですが、最近だと転職サイト経由で面接1回という大学も増加中です。

 

また、コロナ禍なのでオンライン面接や志望動機などをMovieにして提出という大学も出てきており、大学職員の採用方法も以前とはかなり変わってきました。

 

ただ、公募でも転職サイト経由でも、最終面接は直接大学に呼んで対面で実施というところもまだまだあり、対面での面接対策の重要性はやはり変わりません。 ※内定実績が弊ブログで多いのはリクルート社でした( 【公式】 https://next.rikunabi.com/ )

 

弊ブログでは、【 大学職員という仕事を具体的に理解し、その大学特有のプログラムや部署に紐付けて志望動機を組み立てる 】方法で今まで累計285名以上が大学職員に転職できており、ノウハウも蓄積されてきました。

 

弊ブログのLINE@では無料相談を実施していますが、「最終面接で呼ばれた順番は合否に関係ある?」との質問も良くいただきます。

 

これについては、予め設定されている呼ばれた順番においては受かりやすさに影響は無いと言えますが、複数の候補を最終面接に呼ぶと、「あれ?この人現職が大手企業の割に実は話している内容薄くない?」というような比較による違和感を感じることは多々あります。

 

そうなると、さっきの候補者よりは経歴は大したこと無いけど中小企業勤務のこちらの人が良さそうだと、前評判から変わったりすることは多くある為、順番を気にするよりは最終面接特有の合格のコツを押さえておく必要があります。

 

特に、最終面接では理事長などの経営トップクラスが出てくることもあり、「大きい話」がウケる傾向にあるのです。

 

弊ブログで大切にしていきているのは、大学職員の具体的な実務理解をベースに民間企業の知見をミックスするという点ですが、この前提にある「高等教育機関としての役割やビジョン」についても、最終面接だとその優先度を上げて話すべきではあります。

 

特に、大学時報における他大学の取り組みや受験先大学が注力しているポイントや将来ビジョン構想のHPを読み込むなどは必須です。

 

むしろ、それらの対策がきちんとできていれば、面接順番が早い場合だと「最初の受験者が一番良かったな」との印象を残すことができるので、順番関係なく印象づけることが可能になります。

 

結果として、弊ブログからでは大手企業出身でない人でも大学職員に合格できているので、大学職員に内定するノウハウは間違っていないと確信し、より皆様に自信をもって情報提供できるようになりました。

 

大学職員への道を志望動機から攻略する裏ワザ

 

大学職員への道に進むにあたり、もっとも重要なのは「志望動機」になります。

 

この志望動機というのは、

 

  • 新卒:自分自身が大学生をやってみて、大学でどんなことをやりたいのか(=想い重視)
  • 中途採用:その大学で、現職のどんな能力を活かして、何がしたいのか(=大学職員の仕事に自分の能力がどうフィットするか)

 

新卒と中途採用で、大学職員に求められるものが違います。

 

特に、中途採用の場合、大学職員=年収が高くて楽というイメージが現職にもある為、待遇目的でないことを、志望動機のブラッシュアップ=ちゃんと調べてきましたよアピールして差別化する必要があります。

 

その差別化においては、弊ブログだと累計285名以上が合格したことを通し、200以上の記事で紹介してきました。

 

関連記事>>>大学職員の志望動機を考えるヒント→仕事内容紹介

 

関連記事>>>答えを書いている、大学職員の志望動機まとめ

 

上記は、ブックマーク頂いて、ぜひ空き時間に読み進めてください。

 

その時のポイントは、大学職員の仕事が、現職のどんな能力とリンクしそうで、転職したら大学職員のこんな分野の仕事で役立てそうだということです。

 

大学職員は人気の仕事ですが、8割以上の人は大学職員の志望動機とその大学の志望動機を分けて話すことができません。

 

これは、完全に準備不足の人がほとんどであるということの証左であり、逆に言うとそこを話せればある程度の選考過程までは自動的に進めるということになります。

 

重要な視点は、現職の些細なことでも、大学職員として教員や学生と働くなかで、どう活かせるかです。学生支援がしたいのであれば、それが課外活動支援なのか、奨学金支援なのか等、具体化して考えていくことが重要になります。

 

大学職員の公募情報をあなたは見逃していませんか?

 

大学職員への道を目指すにあたり、大切なのは公募情報の探し方です。

 

特に、中途採用で大学職員を目指すにあたっては、一律の就活解禁日を設けて公平性を重要視している新卒採用と違い、各大学が良い条件で採用できるように様々な手法を求めているので、注意が必要になります。

 

よほどの小規模大学でない限り、求人を一切公開せずに内部でこっそり採用するコネ採用は行われていません。

 

これは、大学に税金が投入されている公益性が高い事業であるからでもあります。

 

そうなると、どのように求人情報を探すのか、大学の人事部が公募求人をだすやり方を理解してておく必要があるのです。

 

大学職員の公募情報の探し方

 

  • 各大学サイトのみで公募情報を公開する
  • 求人情報サイトで公募情報を公開する(毎週更新→大学職員の求人情報まとめ
  • 転職サイトでプライベートオファー(=非公開のスカウト求人)を探す

 

上記3点が、大学職員の公募情報を探す上でオーソドックスな方法となりますが、大都市圏以外の地方は例外もあります。

 

地方の場合、ハローワークでの求人も出されており、地元の大学での専任職員採用が出ることもあるので、そちらも押さえておく必要があります。

 

大学職員の公募の場合、オープンに情報を公開すると、倍率が500倍〜1,500倍となることもあります。

 

そのため、ある程度の規模の大学になると、転職サイト経由でプライベートオファー(=非公開のスカウト求人)による選別をお願いすることも多いです。

 

それは、大学職員が東証一部上場企業並みに人気職種となっているにも関わらず、大企業ほどの人員数を抱えていないことに起因しています。

 

 

そのため、大手転職エージェントに依頼をすれば、エージェント側である程度の選別を事前に行って、非公開求人として大学に候補者を推薦してくれますので、使い勝手が良いというのが、内部の事情です。

 

特に、日本ではリクルート系がエージェント最大手でありであり、求人数最多のリクナビNEXTと非公開求人のリクルートエージェント、その2つを押さえておけば、まず一安心であると言えます。

 

なかでも、リクナビNEXTだと面倒くさい職務経歴書の自動作成機能(応募時に必要)もありますから、忙しい時にも応募数を稼ぐことが可能です。 (  求人情報まとめ https://www.daigaku-syokuin.com/daigaku_kyujin/ ※毎月80件前後の新着求人を掲載中 )

 

大学職員は「新卒」でなるのが一番損?中途採用のススメ

 

大学職員を目指すにあたり、新卒と中途採用どちらが難しいでしょうか?

 

弊ブログでは中途採用を対象として累計285名以上が合格していますが、この質問は無料のLINE@相談でもよく頂戴します。

 

ただ、それぞれ性質が違う為、一概には言えません。

 

  • 大学職員の新卒採用:サークルやバイトで大学行ってませんでした!みたいなノリだとGPAを見られて言い訳できないので、まず受からない。自大学メイン。
  • 大学職員の中途採用:GPAが低すぎても、現職で鍛えられていた経験があれば逆転可能。自大学やや有利だが、十分に他大学卒でも合格できる。

 

分類するとこんな感じ。

 

基本的には門戸が広い中途採用のほうが、受験できる大学が多いという意味から、合格可能性が上がります。

 

そもそも、学生時代には大学職員がこんなに美味しい仕事だと知らないことが多く、社会にて出てみてから転職したくなるのが通常なので、基本的には中途採用で大学職員になるのを目指したらOKです。

 

大学職員への道に進みたい新卒が見るべき倍率ランキング

 

大学職員への道に新卒が進むならば、倍率をまずは確認しておく必要があります。

 

中途採用よりも、大学職員の新卒の場合は、自大学卒と他大学卒で倍率が大きく異なります。

 

まず、前提として新卒採用は自大学から採用するのが基本です。

 

新卒は自大学を多めに採用してその大学への「愛」がある人材を確保し、他大学卒の新しい風を入れてくれそうな人は中途採用で取ればいいやという考え方がメインです。

 

そもそも、大学職員という仕事が世の中的に知られていなかった昔は、その大学で顔見知りに声かけて採用していたりもしたみたいなので、そうすると自然と上層部には自大学卒が多いということになります。

 

大学職員の新卒での倍率ランキングについては、関西大学職員の新卒採用の場合を見てみましょう。

 

この数値は、関西大学HPに公開されています。

 

2021年度:採用数19名→他大学4名(倍率64倍)

2020年度:採用数17名→他大学1名(倍率303倍)

2019年度:採用数16名→他大学2名(倍率174倍)

2018年度:採用数18名→他大学3名(倍率145倍)

2017年度:採用数6名→他大学0名

 

自大学卒の倍率が14〜45倍であることに対し、他大学卒はそもそも採用数0名〜303倍と圧倒的に難しいことが分かります。

 

関西大学職員は、大手企業並みの年収が年功序列で全員に保証されていることもあり、非常に人気ですが、他大学卒で受かるのはかなり難しいのが理解できるはずです。

 

関連記事>>>大学職員の年収ランキング|現役が解説する内部情報

 

あと、過去5年で大学院卒は3名しか採用されていないので、大学として大学院卒を増やそうという流れがありますが、事務職員の採用に至っては大学院卒はまず合格しないと思っておいたほうがよさそうです。

 

また、関東では立教大学が事務職員の採用倍率を公開しています。

 

実施年度 応募者数 採用数 倍率
2013年 476名 6名 79.3倍
2014年 660名 7名 94.3倍
2015年 503名 7名 71.9倍
2016年 774名 4名 193.5倍
2017年 447名 3名 149倍

 

近年は、コロナ禍でも給料が減らない大学職員という仕事がより人気になっていますから、倍率が下がることはなさそうです。【 →コロナでも冬のボーナスが増えた大学職員【平均支給額283万円】 

 

そして、そんな超人気の仕事に内定するためには、情報が非常に大切で、その情報源は学内に顔見知りの事務職員を探すことが重要です。

 

教授からの推薦は有利になりますか?との質問も良くありますが、教員は事務職員と採用系列が違い、全く採用にタッチできない仕組みなので、理事長と近い等よほど有力な教授でない限りなんの権限もありません。

 

それよりは、学務部やキャリアオフィスなどで顔見知りの専任職員を見つけ、今大学で何がトレンドなのか、事務職員にはどんなことが求められるのかという、ホットな情報を仕入れることが重要です。

 

新卒や中途採用において「各大学の取り組みの違い」なんか考えても出てこないので、答えを中の人に聞くことが非常に重要となります。

 

もし、大学職員に知り合いがいない!というひとは、弊ブログでもLINE@の無料相談を実施していますので、ご活用ください。

 

専任職員になった人で、学生からそのようなアドバイスを求められるのが嫌なひとはまずいませんから、勇気を持って話しかけ、自分の情報源としていく姿勢がとても大切です。

 

大学職員に合格できた新卒が志望動機で必ず書いてたことを公開

 

基本的に、新卒で大学職員を目指す場合、体育会出身者が話すネタが多いので有利であったり、GPAは良いことに越したことはありません。

 

大学職員の面接では、民間企業ではOKな、『全然勉強してなくて、バイトやサークル、部活ばっかりしてました』はNGなので、現時点でGPAが悪い人は、大学職員はかなり難しいと認識したほうがいいです。

 

そのなかで、大学職員に合格する新卒はどんな志望動機を書いているのでしょうか?

 

大学職員の中途採用においては弊ブログから累計285名以上が合格しており、中途採用での志望動機の書き方はかなり攻略法が見つかっています

 

>>>大学職員の志望動機は考えるな!手抜きコピペで簡単に書く方法

 

上記記事で書かれている、志望動機の検索テクニックについては新卒・中途採用ともに役立つので、いろいろと見返してみておいてください。

 

それを踏まえて、新卒で大学職員に合格している人が志望動機に書いている内容ですが、『中の人』にしか知らないネタを集めれているのが特徴です。

 

  • その大学で今ホットな話題やワードは何なのか?
  • その大学が事務職員に求める能力やマインド
  • 実際に働いている大学職員が感じる、教員や地域、企業との協働や社会貢献性

 

新卒の場合、学内にいけばそこら中に大学職員が転がっています。

 

情報の入手元はキャリアセンターだけではありませんから、学部事務所やそこから紹介してもらう等して、『自分しか知らない大学職員ネタ』を引っ張ってくることが重要です。

 

特に、面接においては面接官との『共通語』があることで、『この人は理解しているし、もうちょっと聞けそうだ』などど、好印象を持たせたうえで面接を有利に進行できます。

 

大学職員の面接の場合、新卒・中途採用問わずにほとんどの人が大学職員という仕事を理解できずに中途半端なまま望んで落選している為、その対策が非常に重要です。

 

自分のことばで、その大学の特徴的な取り組みや同偏差値レベルでの比較など、まずは何もみずに3つずつトピックスを話せるようにはしておく必要があります。

 

その際の志望動機を書くポイントとしては、私大連盟の「大学時報」はカンニングペーパーとして最適です。

 

大学職員が大学の取り組みについて書いていますし、最近だと筆記試験で頻繁に出題されているアフターコロナの対策や、コロナ禍で何をしたかまで書かれていますから、このブログと一緒に合わせて見てみてください。

 

2022卒が大学職員の新卒採用を関西で狙ねらうべき穴場な大学とは

 

2022卒が狙いたい穴場の大学職員のキーワードは2つあります。

 

  • 新学部の立ち上げが多い=その分、人員が必要&チャレンジング
  • 秋採用の有無

 

まず、新しい学部の立ち上げについては、非常に準備量が多い為、事務職員のリソースを多く消費します。

 

そのため、新学部立ち上げ=人手が必要となり、そこにはベテラン職員が必要となって異動させる為、ベテラン職員の穴を誰かが埋める必要があるのです。

 

そうなると、新卒採用や中途採用で人手不足を解消しようという流れになりますから、受験者にとっては合格可能性がアップするということになります。

 

最近だと、京都府にある京都橘大学でしょうか。

 

2021年4月から工学部・経済学部・経営学部を同時に解説するという、大学業界では考えれない荒業を実行しました。

 

まず、文部科学省への膨大な文書提出、施設や備品の整備、教員の採用、非常勤講師の委嘱、学内ネットワーク環境の整備など、新学部には非常に大きな労力がかかりますが、これを一気に3つも同時でやるのは普通は考えられません。

 

それだけ、大学として生き残りへの危機感や、チャレンジングな姿勢だと捉えれますから、面接でも保守的よりはチャレンジングに自分でいろいろやってみたいというのが評価されやすいと思います。

 

なので、受験先大学の新規学部や新しい専攻の設置については、しっかりとニュースを探して、自分なりの考え方を持っておく必要があります。

 

また、秋採用についても狙い目です。

 

春採用で合格を出した人が、民間企業に行って辞退されたり、学内で産休や育休などの人が想定より増加して人手不足になりそうな場合に実施されます。

 

高いレベルにある競合はもうすでに内定が出てわざわざ受けてきませんから、秋採用のレベルは通常の専攻より落ちることが一般的ですから、チャンスはあると言えますので、押さえておくのがおすすめです。

 

大学職員への道で昭和大学を目指すコツがあるって知ってた?

 

大学職員への道に進む方法を考えたとき、「大学職員への道 昭和大学」という言葉もよくみなさんが検索されています。

 

昭和大学は医学部・歯学部・薬学部・保健医療学部を擁する総合医系大学です。

 

私立大学収入ランキングでは、日本上位6位であり、やはり医学部と併設病院を持つ総合医系大学は非常に規模が大きいことが分かります。

 

※医学部が無い大学だと、早稲田大学の8位が最高

 

採用においては、定期的な中途採用を実施しており、これは医学部を持つことから病院勤務と大学勤務とがあることからだと推測されます。

 

新卒採用でも、大卒の事務系総合職を毎年15〜20名採用しており、大学職員になりたい場合は確率論から言うと、採用数が多いのでチャンスであると言えます。

 

そんな、昭和大学でありますが、中途採用においては、「病院勤務でも良いですか?」と必ず聞かれており、一般的な大学職員を想像するとギャップがあるかもしれません。

 

特に、病院勤務においては、ドクターやコメディカル、医療事務など、大学にはいない職種が多く働いていることもあり、事務職員の立場は相対的にかなり低いです。

 

このあたり、弊ブログからの合格体験記がとても参考になります。

 

関連記事>>>大学病院勤務の大学職員はどんな仕事をするの?【現役が解説】

 

また、病院勤務となるとそこから大学勤務に変わることが少ないとも言われており、転職するにはある程度の覚悟も必要です。

 

ただ、やはり大学職員ということもあり、ノルマや出世競争とは無縁の世界ではありますから、民間企業に疲れたという場合は非常にオススメでもあります。

 

基本的には総合大学を目指しつつも、昭和大学をはじめとする医系大学も採用数が多いので押さえておくというスタンスでの転職活動のスタートがオススメです。

 

 

このブログから407人が大学職員に内定しました

2024年4月までに

大学職員を目指せるエージェントのまとめ

 

弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。

 

大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。

 

弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。

 

早めの登録と活用がポイントになります。

 

大学職員に転職できるエージェント

 

[ 転職エージェント業界・最大手 ]

リクルートエージェント

公式HP

[ https://www.r-agent.com/ ]

[ リクルートエージェント ]

非公開求人が90%

某関東・関西の大手私大はリクルート経由でのみ非公開求人を出しています

公式HPで非公開求人を知る

[ https://www.r-agent.com/ ]

 

リクルートと並ぶ実績のあるエージェント

 

[ 主催転職フェアに学校法人 ]

公式HP

[ https://doda.jp/ ]

[ doda ]

転職フェアには毎回学校法人が参加するなど、大学との結びつきが強いです

公式サイトから無料面談で求人紹介有り

[ https://doda.jp/ ]

 

 

同志社は大学職員への道で最上位【ボーナス6.9ヶ月】

 

大学職員への道のなかで、同志社大学は最上位に人気の大学となっています。

 

大学受験業界では、東大・京大などの旧帝大が当然上位ですが、働く場所としてであれば、圧倒的に私立大学職員のほうが年収が高いです。

 

  • 東京大学職員の平均年収:677万円(44歳)
  • 京都大学職員の平均年収:642万円(43歳)
  • 同志社大学職員職員の年収:1,059万円(45歳)

 

国立大学法人職員の場合、公務員準拠で年収が大きく上がる見込みはありませんが、私立大学であれば、一応民間企業的な位置づけのため、年収ベースでは圧倒的に高いのでオススメです。

 

そんな同志社大学への受験方法ですが、公募による大学HPからの応募と、転職サイトでは同志社大学は リクルート系 のみを使われています。

 

また、同志社大学は人気すぎてちょっと・・・という人は、全く年収が同じである同志社女子大学や系列付属校(同志社は系列付属校独自で採用試験を実施)も受けると確率がアップします。

 

※2021年は同志社女子大学はリクナビNEXTでのみ応募(年収などの待遇は同志社と全く同じ) 求人情報まとめ https://www.daigaku-syokuin.com/daigaku_kyujin/ ※毎月80件前後の新着求人を掲載中)

 

関連記事>>>同志社大学の35歳・45歳・55歳年収をランキング形式で確認する

 

同志社で大学職員への道を目指す為のポイント一覧

 

同志社大学を目指すにあたり、ポイントとなる点をまとめてみました。

 

  • 関西で唯一早稲田大学との単位互換制度を持つTOP私立大学としてのプライド(関関同立に括られたくない)
  • 同志社の建学の精神における新島襄との関係
  • 学生数的に少数精鋭であることのメリット

 

関関同立のなかでも頭一つ以上抜けた人気と偏差値の同志社大学は、早慶以下のMARCH以上という位置づけです。

 

そのため、ダブル合格では圧倒的な人気があり、同志社ブランドは東京でいう慶應義塾のブランド並みに確立されています。

 

また、関西の私立大学ではまず合格しない総合商社の合格者数も同志社が圧倒的であり、そのTOPとして何をしていくべきか、関西という狭い地域での視点以外が必要になります。

 

なお、それらの取り組みを考える上で大切なのは、創設者である新島襄の精神です。

 

通常、私立大学職員を志望するなかで、建学の精神で志望動機を考えることは非常に具体性がなくなるのでオススメしませんが、著名な創設者がいる場合は、別です。

 

特に、新島襄の考える「良心教育」とはなにか、については受験者が明確化しておく必要があります。

 

「キリスト教主義」・「国際主義」・「自由主義」が新島襄の考えであり、これが同志社の教育理念の礎となっています。この言葉を、自分なりに説明できるようにすることは非常に大切です。

 

また、新入生向けの科目として、「同志社を学ぼう~同志社建学の精神と新島襄の生涯」」というような特殊な講義も開講しています。

 

これらが2021年度にどうなっているのか、公開情報である同志社大学のシラバスをヒントに調査し、現職との関わりやマインドセットとの関係性をはっきりをさせておくのが重要です。

 

大学職員の勝ち組の道である、同志社大学職員への内定を目指す場合、「新島精神」が何を意味するのか、自分なりの答えを説明できるようにする必要があります。

 

医療大学職員への道|志望動機が普通と違うの知ってる?

 

大学職員になりたい場合、国立大学法人よりもオススメなのは私立大学職員であるということが、年収ベースで說明されています。

 

特に、東京大学職員であっても平均年収は44歳で670万円程度ですが、大手の私立大学職員であれば30歳で700万円以上が確定しています。

 

この章では、弊ブログでは累計285名以上が大学職員に転職しているのですが、私立大学として規模の大きい「医療系大学」について、ご説明します。

 

特に、医学部を持つ医療系大学は採用数も多く、弊ブログの求人情報まとめでも例えば順天堂大学であれば1回の採用で10名程度を中途採用するため、転職難易度は低めだと思います。

 

医療系大学職員を志望する場合、最大のポイントは「医学部勤務」であり、面接でも「病院勤務でもいいか?」というのは、必ず聞かれています。

 

それだけ、病院勤務と大学勤務が違うことを意味しており、志望動機についても、従来の私立大学とは異なる視点からの志望動機の組み立てが重要です。

 

  • 大学は教員>事務職員であるが、医療系大学は医者>看護師>その他医療専門職>医療事務>事務職員と最下層
  • 病院は休みが少ない
  • 病院⇔大学の異動は頻繁にないとされている

 

医療系大学職員を志望するのであれば、上記については知っておいて頂きたいポイントです。

 

特に、病院勤務において、事務職員は最下層であるとされており、かなり下働きで意見も通りにくいというのは理解しておく必要があります。

 

教職協働という言葉がありますが、医系においては決定権はドクターを頂点とするヒエラルキーのため、自分自身のやりたいことというよりは、サポート業務を的確にできるというPRの仕方のほうがいいかもしれません。

 

また、働き方についても、大学勤務であれば年間の4ヶ月は学生が春休み・夏休みで休みであるため、事務職員も休みやすいです。ただ、病院は年末年始以外、ほぼ営業しているというのも、注意しないといけません。

 

そのあたり、具体的には、弊ブログから医療系大学職員として転職した方の【体験談】も掲載しているので、参考にしてみてください。

 

関連記事>>>大学病院勤務の大学職員はどんな仕事をするの?【現役が解説】

 

美術系大学職員への道の志望動機は、違う視点がポイント

 

美術系の大学職員は、大学職員の求人まとめ(毎週更新)でも、定期的に掲載されている求人のひとつです。

 

例えば、武蔵野美術大学は、ボーナス5.95ヶ月と高めであり、33歳の月収は37万円です。そうなると、年収で665万円+残業代なので33歳700万円ぐらいでしょうか。

 

大学職員の年収ランキングを見ると簡単に知ることができますが、MARCHクラスで30歳700万円(残業代別)である為、武蔵野美術大学だとそれに準ずる感じでしょうか。

 

いずれにせよ、安定して学生を集めることができる大学においては、年収は日本の大手企業ぐらいは年功序列で簡単に貰うことができるというのが大学職員の特徴です。

 

基本的に、なにかに特化した大学は規模が大きくなく、年収も低めであることが多いのは、保育系や音楽系の大学を見れば明らかですが、美術系の大学においては、今後の将来性が非常にあるのじゃないかと感じています。

 

そんな美術系大学職員を目指すための志望動機のコツをまとめてみました。

 

それを見れば、美術系大学の将来性も感じることができるのではないでしょうか。

 

特に、SDGsやデザイン思考などの企業活動において、最近では美術系大学が専門とする分野もリンクしてきているのが最近の特徴です。

 

いままでは、文学や音楽、美術という学問領域は実学ではなく、どちらかというと浮世離れした人が進学・専攻するという印象がありました。

 

しかし、最近では、【 変革の即戦力はここにもいる 美大に近づく意外な企業(2021年8月6日:日経ビジネス) 】というように、企業も積極的にコラボをしようとしています。

 

Googleニュースで美術系大学の取り組みを調べると、六本木ヒルズで多摩美大と東レコラボのイベントが開催されたり、多摩美術大学 × BIGLOBE」産学共同研究プロジェクトがあったりと、非常に企業とのコラボが増えています。

 

美術を体系的に学んだ学生の視点を、企業の次世代の戦略に活かすというような、戦略デザインに美術系大学の役割が求められているのです。

 

つまりは、これを志望動機とするのであれば、従来の浮世離れした美術ではなく、民間企業に美大の資源を活かしていくような、産官学連携や学生参加のPBLが可能性としてあるということです。

 

大学が好む用語で言うならば、これが社会実装であり、大学の研究が大学内で完結するのではなく、それが社会とリアルに関連していくことで学生の成長や大学の存在意義を見出すことができると言えます。

 

民間企業出身者であれば、現職の商材や企業戦略を、美大にどう活かせるか、いままではそれが美術オンリーだったのが、社会デザインという幅広い領域で志望動機を考えれるようになった為、受験しやすくなったのではないでしょうか。

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暇な大学職員

ゆとり世代です。大手企業の社畜から大学職員への転職組。TOEICは300点前半。ごく普通の社畜リーマンやってました。現役大学職員の年収や働き方を晒しています。大学職員へ、民間企業からの転職組が増えますように。

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