大学職員へ転職したい人向けに、現役大学職員がナマの情報をご提供中。
中の人にしか知らない情報を提供していますので、大学職員に転職したい人のお役に立てれば幸いです。
今日は、大学職員への転職の大きな関門、「面接対策」です。
中途採用される大学職員の求人の特徴は、①面接対策での差別化・②非公開求人の把握が重要なキーワードとなります。
中途採用の大学職員となると、倍率は100倍〜300倍もザラです。
ただ、実際に面接官をした感想を言えば、本気層はその1/3程度でしょう。
ちゃんと対策をすれば合格するのが大学職員です。
大学職員に転職して年収が350万円アップした同僚もいます。
大学職員内定者が実践している、大学職員の転職方法をまとめました。
大学職員になって年収350万円アップ?!
大学職員の中途採用は、倍率100倍もザラで、心が折れてしまうときもあります。
私も、情報がない時はどうでした。
ただ、実情は面接官をしてみて分かりました。
本気で大学職員を狙っている層は、1/3ぐらいなんだなと。その他の2/3は、大学職員がラクで給料が高いということに惹かれてなんとなく出願した層です。
大学職員がラクで給料が高いというのは、ある程度事実です。
私の同僚も、大学に転職したことで、年収が350万円アップしました。
ただ、その同僚は、大学職員という好待遇の職種に転職する為に、かなりの対策をしていたんですよね。
なので、大学職員というのは、しっかりと対策をすれば、前職が中小企業でも転職できると言えます。
その為にも、求人の情報は常にブラッシュアップしておく必要があるのですが。。。※特に、6月・12月前後は大学職員の求人数がピークとなりますので、取り漏らしのないようにご注意下さい!
大学職員でれば、そこそこの規模の大学なら年収1,000万円には余裕で到達します。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
大学職員に転職したくなたら絶対に見るべき2つのサイト
じゃあ、大学職員に転職したいなら、まず何からやったらいいのか。
SPI?
TOEIC?
どちらも間違いです。
もちろん、時間があるならば、勉強した方が良いに決まっています。
ただ、社会人だと大学職員への転職用の勉強をする時間がなかなか準備できません。
その時、私がオススメする勉強は1つだけです。
|*答え|大学職員が見ている情報サイトをひたすら読み込む|
その方法、ここでお伝えします。
大学職員に転職するなら必須のサイト
大学職員になって、仕事でも使っているサイトは主に2つ。
他大学の取組みや、高等教育政策についてまとめられているので、とても役立ち度が高いです。
つまり、大学の中の人が見ているサイトを知れば、究極の面接対策になるんですよね。
サイト名 | 運営元 |
---|---|
Between 情報サイト | 進研アド |
大学時報 | 一般社団法人日本私立大学連盟 |
他にもサイトはありますが、私は実際にこの2サイトを読んで大学職員に転職できました。
あと、勉強と同時に学校法人の非公開求人も探しまくってました。※非公開求人については、最後のトピックスに書きました。
転職面接における想定問答集
では、実際の面接対策で使えそうな想定問答集を書いてみます。まずは、1つ目。
このトピックスは、大学職員として実際に勤務していると、非常に今年話題になっていました。
トピックス | 大学が学則で定めた定員以上に入学させると、文科省からペナルティとして補助金が減額される。 |
---|---|
概要 | 入学定員管理厳格化として、私立大学等経常費補助金が不交付になる定員超過率の基準の段階的引き上げが2018年度に完了。文部科学省は「2019年度以降は定員を超えて受け入れた学生数に応じて補助金を減額する」という当初の方針通りに新たな施策を講じるかどうか、この3年間の厳格化の効果もふまえて判断し、基本的な方向性について6月をめどに大学に通知する予定 |
面接で聞かれそうなポイント | ①大学の定員厳格化について、あなたの意見は?②定員厳格化は教育の質を向上させるかどうか③定員厳格化が本学に与える影響 |
事務職員としての関わり方 | この定員厳格化というのは、学則定員100名の学部があったとすると、かつては定員の1.2倍(120名)入学させることが可能であったものが、1.0倍(100名)を厳守せざるを得なくなったというものです。その際、事務職員的な視点で考えるとするのであれば、大きな問題の1つは、学生からの学費収入の大きな減少です。当然、教員の視点から考えると自分が教える学生数が減るので、負担減や合格者が絞られたことによる入学者層のレベル向上と言うものもありますが、大学職員の面接をするのは学園本部(教員側ではなく理事会側)なので、財政政策から考えると非常に大きな問題であるとのスタンスに立ったほうが面接は通過しやすいです。※学費政策を考えるのは理事会の責任で、教員の教授会には決定権が無いため。 |
また、把握しておきたい数字としては、大規模大学が1,000人単位で合格者を絞ったことです。
早慶上理(早稲田、慶應義塾、上智、東京理科)を合計すると1841人減、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)で6893人減だ。早慶上理とMARCHを合わせると8734人減で、ほぼ慶應義塾大の合格者数に匹敵する。1大学分の合格者が減った計算になる。関西でも関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)で7090人の合格者減である。 |
2018年4月入学の学生は、非常に不運でした。いままでなら合格できていた人が不合格となり、文系の浪人生も増加しているとのことです。
個人的には、そこまでして大規模の定員を抑制する必要があるのかなと思っています。
力のない大学は倒産すればいいのに、国はこのような愚策で守ろうとします。
逆に言えば、力の大学でも守ってくれるので、大学職員になれば正直、一生安泰です。
勤務していて、年収1,000万円は余裕で超えるし、潰れる気が一切しないというのは非常にありがたいですが・・・。
大学職員の求人は非公開化の方向。
大学職員の面接対策について、書いてみました。これからも注目トピックスを書いていこうと思います。
最近ではネットが発達したせいで、神待遇の大学職員が人気過ぎる為、普通に応募したら1名〜3名の募集に1700人集まったりします。
そんな人数きたら、人事部だけじゃ捌けないんですよね。
そもそも、私が勤務している大手と言われる大学規模でも、人事部の採用担当者は2名程度です。
民間企業のように、数万のエントリーをさばく為に人事部に多くの人員が配置されている、という事はありません。
じゃあ、どうするか。
こっそり、知っている人だけを対象に「非公開求人」で募集し、転職エージェントにある程度の選考を依頼するのです。
大学職員への転職の成功は、いかに「非公開」求人をキャッチするか。
私が大学職員になれたのは、「非公開求人」のお陰です。
ひたすらに、「非公開」の求人を探しました。
なぜなら、人事部で採用をしている友人が、転職エージェントを経由した「非公開求人」にシフトしていることを教えてくれたからなんですよね。
非公開求人は、当然、公開されていないので、チャンスを逃すと気付いたら知らぬ間に大学職員の転職枠を他人に取られちゃいます。
早めに登録して情報をキャッチするのが大切です。
本学も公開求人で2,000件超えるエントリーがあったことがトラウマで、最近は転職エージェントの『非公開求人』を活用させて頂いております。
実際、大学職員への転職に成功した私は、以下のサイトを使っていました。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
読んで頂き、ありがとうございました!